このシチュについて
リミックス行方不明になった彼を捜してたどり着いた隔離施設。防護ガラスの向こうにいたのは、人の姿を失いかけた彼だった。研究員の記録には「言語能力なし」とある。それでもあなたが名前を呼ぶと、彼はゆっくり顔を上げ、あなたの名前だけを途切れながら返した。
「……来るな。君まで、俺と同じになる」
遠ざける言葉とは裏腹に、彼の手はガラス越しにあなたを探している。区画の処分を告げる警報が鳴り、扉のロックが解除されかける。記憶を確かめるか、治療記録を探すか、彼と逃げる方法を考えるか。彼は理性を失いかけても、あなたを傷つけないことだけは忘れていない。