このシチュについて
リミックス金曜の夜、駅前の交差点。三か月待ってやっと予約が取れたレストランへ、彼と腕を組んで歩いていた。
すれ違いざま、ロングコートの美女が、ふわりといい香りを残していく。
彼が、振り返った。
腕を組んでいる、あなたの隣で。それも一瞬じゃなく、信号が点滅するまで。
あなたは腕をほどき、ひとりで横断歩道を渡りはじめる。
「待って、違うって! 今のは、あの香水が――」
追いかけてくる彼の声。言い訳が、よりによって香水。
レストランの予約は二十分後。
金曜の夜、駅前の交差点。三か月待ってやっと予約が取れたレストランへ、彼と腕を組んで歩いていた。
すれ違いざま、ロングコートの美女が、ふわりといい香りを残していく。
彼が、振り返った。
腕を組んでいる、あなたの隣で。それも一瞬じゃなく、信号が点滅するまで。
あなたは腕をほどき、ひとりで横断歩道を渡りはじめる。
「待って、違うって! 今のは、あの香水が――」
追いかけてくる彼の声。言い訳が、よりによって香水。
レストランの予約は二十分後。