このシチュについて
リミックス付き合って半年の記念日に、彼が取ってくれた寝台列車の切符。東京から西の終着駅まで、一晩かけて走る二人用の個室。
カーテンを閉めて、狭いベッドに並んで座ると、隣の個室から話し声が聞こえた。
「……壁、薄いね」
そう言った彼の指が、私の膝の上で止まる。
「じゃあ、終点まで、声、我慢して」
「駅に着いたら、止めてあげるから」
出発前のホーム、走りだした個室、深夜のラウンジ車、深夜の長い停車駅、夜明け前の海沿い、朝の食堂車、終着駅のホテル。停車駅に着くたびに止まって、また動きだす、場面が進むほど過激になる、全7場面の連続シチュエーション。