切ないシチュ: 101件
すれ違い、届かない想い、胸に残る余韻を楽しめる切ないAIキャラチャットのシチュ一覧です。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 101件のシチュから選べます。
60+
連続
『あなたが乗って』封鎖される島の最終フェリー、乗船券は一枚だけ
一週間の島旅の最終日。泊まっている民宿の彼女とは、毎日話すうちにすっかり親しくなっていました。
夕方5時、防災無線が同じ言葉を繰り返します。
『今夜0時の最終便を最後に、島を封鎖します』
島の反対側で、何かが広がっているらしい。彼女はエプロンのポケットから乗船券を一枚だけ取り出し、あなたの手に押しつけました。
「あなたが乗って。私は次の便でいいから」
次の便はありません。港までの山道、灯台、漁協、夜の桟橋へ。彼女を置いていくのか、二人で乗る方法を探すのか。答えを出すまでの全20場面です。
60+
深夜の天文台、無口な観測者と“落ちる星”を待つ夜
山の上の天文台。今夜、空には“見えてはいけない星”が現れるという。誰も信じないその異変を追っているのが、無口で近寄りがたい観測者の彼女だ。あなたはなぜか、その観測に付き合う唯一の相手として選ばれる。冷たい夜気、機械音、窓の向こうの星空。何かが終わる予感の中で、彼女は少しずつ心を開いていく。
50+
夏祭りの夜、正体を知られた彼女が『一緒に逃げよう』と手を差し出す
夏祭りの神社の裏。屋台の灯りが届かない石段で、彼女は浴衣の袖をぎゅっと握っていた。
昼間、あなたは見てしまった。彼女の巾着の中の、偽名の身分証と、あなたの写真を。
「……見たんだよね。うん、全部本当。私、あなたを見張るために来たの」
遠くで花火が上がる。最後の一発が上がったら、迎えの車が来ることになっている。
彼女は顔を上げて、まっすぐ手を差し出した。
「でも、もう嫌。……ねえ、このまま一緒に逃げよう。誰も知らない町まで」
50+
勇者を選んだ幼馴染たちが、今さら帰ってきた
あなたは、故郷を出て小さな辺境宿を営む男性。三年前、共に冒険者になると誓った幼馴染たちは、王国勇者から誘われた夜、あなたを置いて旅立った。
雨の閉店間際、宿の扉を叩いたのは選択女性キャストと、旅装を失った二人の幼馴染。勇者パーティーは崩壊し、彼女たちは帰る場所を求めている。だがあなたには今の生活と仲間があり、昔の約束へ戻る義務はない。
「許してなんて言えない。でも、今夜だけ話を聞いて」
中へ入れる、追い返す、勇者との出来事を聞く、昔の約束を破棄する。戻ってきた幼馴染たちとの関係を、宿の玄関から決め直せます。
40+
終電ホーム、帰還勇者の幼馴染が震える手を隠している
深夜の駅のホーム。あなたと彼女は、久しぶりの同窓会の帰り道に二人きりになった。彼女は異世界で世界を救って帰ってきたはずなのに、同窓会では何でもない顔で笑い、昔と同じ調子で軽口を返していた。
けれど、終電のライトが線路の向こうに見えた瞬間、彼女の指先だけが小さく震える。彼女はそれをポケットに隠し、あなたを睨むように見上げる。
「見ないで。……見たなら、何か言ってよ。黙って優しくされるの、いちばん困る」
あなたは、彼女が強がらずに話せる唯一の幼馴染です。震えに触れる、終電を見送ると提案する、何が怖いのか聞くなど、最初の返事から会話を動かせます。
30+
連続
雨の傘の中で、片想いが「この胸の下まで」
雨の駐輪場。自分の傘を畳んだ彼女が、あなたの傘の中に入って肩が触れる。
「何年も、この距離が欲しかった。傘、貸してほしいんじゃない」
濡れた袖、近い吐息、あなたの部屋のタオルまで。片想いは傘の中で隠しきれない。
全7場面。各場面で自由に会話し、行き先ボタンで次へ進めます。
20+
二十年前と変わらないエルフが『大人になった?』と約束の丘に立っていた
十歳の夏、森で迷ったあなたを助けてくれたエルフがいた。
別れ際、あなたは真っ赤になって言った。「大きくなったら、お嫁さんになって」
彼女は笑った。「じゃあ、あなたが大人になったら考えてあげる」
それから二十年。約束の丘に、彼女は立っていた。
長い髪も、尖った耳も、あの日とまったく同じ姿で。
「……あれ。ずいぶん背が伸びたのね。声も低くなって」
彼女は首をかしげて、あなたを見上げる。
「ねえ。……大人に、なった?」
明日の朝には、彼女はまた百年の旅に出るという。
20+
連続
引っ越し前夜、「最後の夜、中まで欲しい」
引っ越し前夜。段ボールのあいだで、隣室の彼女があなたの襟を掴んで唇を近づける。
「明日で隣じゃなくなる。だから、今日しか言えない」
唇が触れたかどうかは、段ボールの陰でまだ揺れている。台所、空いた部屋、朝のトラックまで。
全7場面。各場面で自由に会話し、行き先ボタンで次へ進めます。
20+
卒業アルバム、彼女の言葉だけ消されていた
同窓会の帰り際、彼女と卒業アルバムを見返していると、あなたの寄せ書き欄だけが不自然に削られていた。消えているのは、彼女が書いた一文。端には彼女の筆跡で、二人しか知らない約束の日付と「続きは――」だけが残っている。
「忘れたなら、適当に書き直したくない。私が何を書いたか、あなたの口から聞きたい」
卒業時の言葉なんて覚えていないと言っていた彼女は、空白の位置まで知っている。同級生が集合写真へ呼ぶ声が近づく中、あの日の約束を尋ねるか、彼女に続きを言わせるか。彼女はペンを握ったまま、あなたの答えだけを待っている。
過労死から入社初日に戻り、前世で俺をかばった先輩と再会する
あなたは、ブラック企業で十年働き、責任を押しつけられたまま倒れた会社員。最後に思い出したのは、昔あなたをかばって会社を追われた、一人の先輩の顔だった。
目を覚ますと、そこは十年前の入社式の会場だった。胸には、新しすぎる社員証。
「新人さん、顔色悪いよ。緊張してる?」
隣に座ったのは、まだ何も失っていない頃の、その先輩だった。
半年後、彼女は課長の不正の濡れ衣を着せられる。あなたは、その日付も、黒幕の名前も知っている。始まりは、今夜の歓迎会で課長が彼女に押しつける一冊のファイルだ。
連続
雨宿りの電話ボックスで、喫茶店の子が花をくれる
夕立が来て、あなたは電話ボックスに飛び込んだ。
一拍遅れて、知らない女の子も駆け込んでくる。濡れた髪で、なぜか泣いていた。けれど、あなたと目が合うと笑った。
「ごめん、狭いね。……これ、あげる」
差し出されたのは、口の中から出した小さな白い花。手品だった。
悪魔を狩る仕事をしているあなたには、人に言えない体の秘密がある。彼女は近くの喫茶店で働いていると言った。この夏が終わるまで、あと二週間。
合鍵を返した元カノが「もう一杯だけ」と帰らない
明日の朝、引っ越し業者が来る。
段ボールの積まれた部屋に、元カノが合鍵を返しに来た。
「これで、返すもの全部」
鍵をテーブルへ置いた彼女は、残してあったマグカップを二つ見つける。
「最後に飲んでいい?」
コーヒーを淹れ、あなたの前に一杯を置く。砂糖の袋も添えてから、彼女は少し離れた場所に座った。
飲み終えても、席を立たない。
空のカップを両手で包んだまま、あなたを見る。
「もう一杯だけ、だめ?」
少し笑って、目を伏せる。
「……コーヒーが飲みたいんじゃないの、分かってるよね」
連続
残業のオフィスで、「スカートの中が、本物」
誰もいないオフィス。彼女があなたの椅子の肘に額を乗せ、握りしめていた社内報の写真を開く。写真はあなた。
「この角度ばかり、保存してた。本物の腕が、今日ほしい」
写真、椅子、非常階段、朝のコーヒーまで。片想いは紙から体温に変わる。
全7場面。各場面で自由に会話し、行き先ボタンで次へ進めます。
孤島の灯台守が、いつも預ける手紙の宛名に、今日だけ俺の名前を書いた
海の向こうと連絡が途絶えて久しい世界。あなたは小舟で島々を回り、荷と手紙を運んでいる。
岬の灯台に一人で住む彼女は、毎回同じ宛先の手紙を預けてきた。
「本土の、灯台協会まで」
もう誰も読んでいないと知りながら、あなたは毎回それを受け取ってきた。
今日、帰り支度をするあなたに、彼女は一通の封筒を差し出した。
宛名には、あなたの名前が書かれていた。
「……今日の分。読むのは、船に乗ってからにして」
言いながら、彼女は封筒を持つ手を引っ込めない。潮が引くまで、あと一時間。
「……やっぱり、いま読んでもいいよ。返事、ここで聞きたいから」
契約満了の朝、妻が離婚届に判を押せない
一年限りの契約結婚。今日がその最終日だ。
条件は最初から決まっていた。寝室は別、干渉なし、期限が来たら離婚届を出して他人に戻る。
朝のダイニング。テーブルには、記入済みの離婚届と朱肉。
あなたの欄には、もう判が押してある。
彼女は印鑑を持ったまま、ずっと動かない。
隣には、いつもの朝食が二人分。契約にはなかった、あなたの好きな卵焼き。
「……区役所、十時に予約してあるの。わかってる」
印鑑の先が、紙の上で止まったまま震えている。
「だから、あなたから言って。『早く押せ』って」
Group
卒業前夜の部室、後輩と同期が『一番の思い出は私』と迫る
卒業式を明日に控えた夕暮れの部室。備品の整理を終え、誰もいなくなった部屋であなたが鍵を閉めようとした瞬間、扉が開いた。
息を切らして入ってきたのは、後輩と同期の彼女たち。
「先輩、待ってください!……明日になったら、もう言えないかもしれないから」
「私も。ずっと一緒に部活やってきて、最後にちゃんと聞いておきたいの」
夕日が差し込むロッカーの前で、彼女たちが一歩ずつ距離を詰めてくる。一人は二人きりの自主練習ノートを胸に抱きしめ、一人は合宿の夜に現像した写真を指先で差し出す。「あなたが一番大切だった思い出は、私との時間ですよね?」
完全下校のチャイムまで、あと十五分。あなたは誰の名前を呼ぶ?
Group
転勤前夜、同僚の彼女たちが俺の好きなところを言い始めた
明日の朝、あなたは地方へ転勤する。送別会の二次会、居酒屋の個室に残ったのは、同じ部署の彼女たちだけになった。
「じゃあ最後に、一人ずつ言っておこうよ。この人の好きなところ」
冗談めかして始まったはずが、一人目の言葉が思ったより具体的で、場が静かになる。二人目は笑おうとして、声が少し震えた。
「……行かないでって言ったら、困るよね」
新幹線は朝七時。終電まで、あと一時間。
同棲解消の荷造り中、彼女が俺の好きなものだけ箱から戻す
同棲を終える最後の夜。翌朝の引っ越しに向けて荷物を詰めているのに、箱へ入れたはずのマグカップがまた食器棚へ戻っていた。
枕、好みの調味料、いつも使う充電器。彼女は「朝まで使うから」と一つずつ元の場所へ戻す。冷蔵庫の奥には、新居へ持たせるつもりで作った一週間分の料理まで隠してあった。
引っ越し業者が来るまで八時間。別々に暮らす判断を変えろとは言わず、彼女は二人分の朝食を準備する。
「最後の朝くらい、まだあなたの好きなものを作ってもいい?」
夢の中のおさる電車で、隣の席の美女が『次は私たちの番』
あなたは、ここ一週間、毎晩同じ夢を見ている社会人。
夜の遊園地を走る、小さなおさる電車。後ろの車両には、顔の見えない乗客が並んでいる。
「次は〜、四両目のお客様〜」
間延びしたアナウンスが流れるたび、後ろの席がひとつずつ空になっていく。
今夜呼ばれたのは、あなたたちのすぐ後ろの席だった。
隣の席の彼女は、毎晩あなたより先にここに座っている。名前も、現実でどこに住んでいるのかも、まだ聞けていない。
彼女は前を向いたまま、あなたの手の甲に指を重ねた。
「明日の夜は、たぶん私たちの番。……呼ばれたら、もうこの夢には来られないんだって」
祖父の田舎で、生垣の上から白い帽子の美女が『ぽ、ぽ……』
あなたは、久しぶりに祖父の田舎へ帰省した社会人。
昼間、畑の脇を歩いていると、生垣の上から白い帽子がのぞいていた。
「ぽ、ぽ、ぽ……」
帽子の下の綺麗な顔が、あなたを見て笑った。
その話をした途端、祖父は真っ青になった。
「魅入られた。今夜は札を貼った離れから、朝まで出るな。誰に呼ばれても、戸を開けるな」
深夜二時。風もないのに竹がしなり、戸がことん、と鳴った。
「……開けなくていいよ。おじいちゃんの声も、真似しない」
あの女の声だった。
「十年ぶり、だね。……覚えてないか」
今月で辞める塩対応のレンタル彼女、残りの指名枠三回を全部俺が押さえた
あなたは、半年前から月に一度、同じレンタル彼女を指名している社会人。
彼女はプロフィールの笑顔とは別人のような塩対応で、手をつなぐのも時間ぴったり、会話は必要最低限。それでも、なぜか指名をやめられなかった。
先週、事務所から一通のメールが届いた。『ご指名のキャストは、今月末で退店いたします。残りのご予約枠は三回です』。
あなたは、その三回を全部押さえた。
今日はその一回目。待ち合わせの駅前で、彼女はいつも通りスマホから顔を上げずに言う。
「……三回とも、あなただったんですね」
事務的な声。でも、マフラーの端を握る指に力が入っている。
「延長はできません。最後だからって、特別なことも、しませんから」
そう言って差し出された手は、いつもより三秒早かった。
連続
河川敷で、天才女子ストライカーに1対1の勝負を挑む
大学のサッカー部をやめかけていたあなたは、夕暮れの河川敷で一人ボールを蹴っていた。
そこへ、女子代表のエースとして知られる彼女が、ジョギングの途中で足を止めた。
「そのシュート、もったいないね。……一本、勝負しない?」
1対1。あなたは一歩も動けないまま抜かれた。彼女は笑って、ボールを足元に戻す。
「明日もここ来る? 来るなら、また相手してあげる」
彼女が海外のクラブへ旅立つまで、あと一か月。
連続
崩れた決戦の街で、能力を奪われたNo.1女ヒーローを連れて逃げる
人々がそれぞれ特殊な能力を持つ世界。最後の戦いの日、空が割れ、街が崩れた。
瓦礫の下から引きずり出したのは、テレビの中で何度も見た、人気No.1の女ヒーローだった。
「……逃げなさい。私にはもう、何もない。能力を、奪われたの」
能力を持たないあなたは、救助員として彼女に肩を貸した。
「あなたなんかに守られるくらいなら――」
その先は言わせなかった。遠くで、また街が崩れる音がした。
敵の首魁が最後の総攻撃をかけるのは、夜明け。それまでに、彼女を安全な場所へ。
荒野の配達人として通う診療所で、女医が『次の便は、いつ?』と袖を離さない
文明が崩れて十年。つながりの途絶えた町と町を、あなたは配達人として歩いてつないでいる。
荒野の外れの診療所には、ひと月に一度、薬と手紙を届けに来る。そこで一人きりで暮らす女医は、いつも荷物より先にあなたの怪我を診た。
今日の荷を下ろしたとき、無線から砂嵐の警報が流れた。三日後から、この道は三か月閉ざされる。
「……そう。じゃあ、あなたが次に来られるのは、冬の終わりね」
包帯を巻き終えた彼女の手が、あなたの袖をつまんだまま離れない。
「ねえ。次の便は、いつ? ……ちゃんと、来てくれる?」
