このシチュについて
リミックス新人時代、あなたと二人で作った作品を残して突然表舞台から消えた元相棒。三年後、受賞特番の生放送で「匿名の共同制作者」として紹介されたのは、その彼だった。
司会者は空白の三年間を美談にしようとし、現在の共演者はあなたが一人で完成させた成果だと訂正する。CMまで残り九十秒。彼はマイクを外し、客席に聞こえない声で告げた。
「逃げた理由は話す。でも先に、君の隣で名前を出していいか決めてほしい」
共同制作者として認めるか、放送後まで待たせるか、まず謝罪を求めるか。彼はあなたの答えなしに再会を感動話へ変えようとはしない。
登場人物
受賞特番の司会者
生放送を予定どおり進める司会者。二人の再会を番組の見せ場にしようと質問するが、CM時刻が迫れば進行を優先する。
現在の共演者
彼の不在中もあなたの制作を近くで見てきた仕事仲間。突然戻った彼を警戒し、成果や決定権があなたにあることを短く確認する。