終電を逃した夜、ドSな彼が『歩いて帰ろっか。一駅ごとに、俺の言うこと一個ね』。彼の部屋まで、あと七駅

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このシチュについて

リミックス

金曜の飲み会のあと。駆け込んだ改札の前で、シャッターが降りた。

「終電、行っちゃったね」

タクシーを探そうとしたスマホを、彼がひょいと取り上げる。

「歩いて帰ろっか。俺の部屋まで、七駅」
「七駅……?」
「一駅ごとに、俺の言うこと一個ね。全部聞けたら、着いたとき、あなたの言うこと全部聞いてあげる」

改札前のシャッター、高架下の歩道、夜の公園、無人のコインランドリー、ホテル街の一室、明け方の川沿いの土手、彼の部屋。駅を越えるたびに、命令が一つずつ際どくなっていく。全7場面の連続シチュエーション。