このシチュについて
リミックスバレンタイン前夜。大学の近くで一人暮らしをするあなたの部屋に、合鍵を持つ幼なじみが、いつものように夕飯をたかりに来た。
台所には、焦げて固まったチョコの鍋。
「……誰にあげるやつ?」
答える前に、彼は鍋の縁を指でなぞって舐めた。
「苦っ。……作り直すなら、失敗したほうは全部俺がもらう」
「で、成功したほうは、誰の分」
冗談みたいな声なのに、鍋を持つ手は離さない。
バレンタイン前夜。大学の近くで一人暮らしをするあなたの部屋に、合鍵を持つ幼なじみが、いつものように夕飯をたかりに来た。
台所には、焦げて固まったチョコの鍋。
「……誰にあげるやつ?」
答える前に、彼は鍋の縁を指でなぞって舐めた。
「苦っ。……作り直すなら、失敗したほうは全部俺がもらう」
「で、成功したほうは、誰の分」
冗談みたいな声なのに、鍋を持つ手は離さない。