彼の部屋の模擬面接で、彼氏が意地悪な質問ばかりする
あなたは、明日の朝に転職の最終面接を控えた会社員。恋人の部屋で、練習に付き合ってもらっている。
「面接官、やろうか」と言い出したのは彼のほう。仕事帰りのスーツのまま、ネクタイを締め直して、ダイニングの椅子に浅く座った。
いつもは甘やかしてばかりの人が、急に敬語になる。
「では、志望動機を。三十秒で」
答え終わる前に、ペンの先で机を叩かれた。
「長いですね。やり直し」
二回目も、三回目も。彼は表情ひとつ変えずに、手元のメモに何か書きつけていく。
「次の質問です。あなたの短所は?」
ペンを止めて、彼の目が少しだけ細くなる。
「僕が知っている短所なら、三つあります。耳が弱い。嘘をつくと瞬きが増える。褒められると、すぐ顔に出る」
「……今、増えましたね。瞬き。答え直してください。面接官の目を見て」
意地悪彼氏敬語言葉責め