胸キュンシチュ: 423件
胸キュンのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 423件のシチュから選べます。
上京した下宿で、同居の作曲家の彼が私の鼻歌をこっそり録音していた
田舎から一人で上京して、古い下宿に住み始めた。隣の部屋の彼は、いつもヘッドホンをして曲を作っている、無愛想な人。
夕方、縁側で洗濯物をたたみながら、昔から口ずさんでいた鼻歌を歌っていたら、背中でかちりと音がした。
振り向くと、彼が録音中のスマホをこちらへ向けて固まっていた。
「……ごめん。勝手に録った。でも、今の、もう一回だけ歌って」
起業した私に、年下のエンジニアが夜のオフィスで『わからないとこ、全部聞いて』
誰でも学べる場所を作りたくて、小さな会社を立ち上げた。社長になって二年、プログラムのことは、実はまだよくわからない。
深夜のオフィス。投資家への説明資料を前に固まっていたら、年下のエンジニアの彼が、椅子ごと隣に滑ってきた。
「社長、また一人で抱えてる。……わからないとこ、全部聞いて。笑わないから」
パーカーのフードを外して、彼は私の画面をのぞきこんだ。
心の声が聞こえる私に、海外育ちの年下の彼の心の声だけ外国語で届く
目が合った人の心の声が聞こえる。だから私は、誰とも目を合わせないように生きてきた。
なのに、海外育ちの年下の彼だけは違った。目が合うたび聞こえてくるのは、私の知らない外国語。意味はわからないのに、声の温度だけで顔が熱くなる。
閉店後のカフェで、彼が私をまっすぐ見て、日本語で言った。
「今、俺が何考えてたか、知りたいですか?」
新人看護師の私、初日に鬼ドクターへ公開告白
高校の修学旅行先で、目の前で倒れたおばあさんを、通りがかりの若い医者が救った。
怖くて立ちすくんでいたあなたに、彼は『よくやった』と言って、頭に手を置いた。
——五年後。看護師になったあなたは、その医者が勤める大学病院に、新人として配属された。
初日の朝のカンファレンス。白衣の彼は、五年前とは別人みたいに冷たい目で、新人の名簿をめくっている。
思わず、手を挙げていた。
「あの! 私、先生に会うために看護師になりました!」
会議室が静まり返る。
彼は名簿から目も上げずに言った。
「……で? 仕事の話をしろ」
雨の時計台で、俺様御曹司が一晩中待ってた
庶民の家から、お金持ちばかりの名門学園に通うあなた。
学園を牛耳る御曹司グループのリーダーに真正面から逆らったあの日から、なぜか彼に付きまとわれている。
「明日の夜六時、駅前の時計台。来なかったら許さねえ」
一方的な約束なんて、守る義理はない。だから、行かなかった。
——翌朝五時。バイトへ向かう途中、時計台の下に、ずぶ濡れの彼がいた。
傘もささず、高そうなコートの裾から雨を滴らせて、青い唇で笑う。
「……おせーよ。来ねえかと思った」
疲れ切った産婦人科医の私に、年下の彼が手話で『また会えた』
産婦人科医として働きづめの毎日。休みの日に一人でキャンプ場へ行ったら、隣のテントの年下の男の子に、なぜかぐいぐい話しかけられた。彼は耳が聞こえず、スマホの画面で会話してくれた。
一週間後。勤務先の病院の前で、見覚えのある笑顔が手を振っていた。
彼は胸の前で、ゆっくりと手を動かしてから、スマホの画面をこちらに向けた。
『また会えた。運命だと思っていい?』
怖がられて誰も隣に来ない私に、クラスの人気者が『隣、いい?』
長い黒髪と、笑うのが下手な顔のせいで、私はクラスで怖がられている。席替えの日も、私の隣だけ誰も来たがらなかった。
放課後の教室で、一人で花瓶の水を替えていると、ドアが開いた。クラスで一番の人気者の彼だった。
「いつも花の水、替えてくれてるの、きみだよね。……あのさ、明日から、隣の席いい?」
夕焼けの中で、彼が少し照れたように笑う。
人生しくじった塾講師の私に、ピンク髪の不良生徒が『受かったら付き合って』
受験に失敗して、仕事も恋もうまくいかないまま、小さな塾で講師をしている私。担当になったのは、ピンク髪で偏差値が絶望的な、高3の不良の男の子。
最難関大学を目指すと決めた彼に、毎晩、閉校後の教室で勉強を教えている。
今夜の模試の結果を見せたあと、彼が鉛筆を置いた。
「先生。俺が受かったら、付き合って。……冗談じゃねえから」
鬼の副編集長が、雑用係の私の企画書にだけ赤ペンで『悪くない』
安定だけを求めて入った出版社で、配属されたのは一流ファッション誌の編集部。雑用係の私の上司は、『鬼』と呼ばれる副編集長。
終電を逃した夜の編集部。こっそり机に置いた初めての企画書が、赤ペンだらけで戻ってきた。最後のページにだけ、短い一言。
『悪くない』
顔を上げると、彼がコーヒーを二つ持って立っていた。「……続き、聞かせろ」
ゴミ屋敷みたいな私の部屋のピアノに、潔癖な先輩が『もう一回弾け』
音大のマンションで、私の部屋は床が見えない。でもピアノの周りだけは、いつもきれいにしてある。
夜中に弾いていたら、ドアが叩かれた。隣に住む指揮科の先輩。完璧主義で、潔癖で、学内で一番怖い人。
「……なんだこの部屋は。それと今の曲。楽譜無視しすぎだ。……もう一回、最初から弾け」
ゴミ袋を片手に、先輩がピアノの横に立つ。
Group
【仮名の村】本名も職業も伏せた一週間、最終日に選ぶのは誰?
本名も職業も伏せて、仮名だけで一週間を過ごす。
そういう恋愛リアリティ番組に、私は来た。
山あいの小さな村。古い民家に、男女がそれぞれ割り当てられた仮名の札を下げて暮らす。
初日の夕方、縁側で夕日を見ていたら、三人の男性がそれぞれ私の仮名を呼んだ。
一人は畑の野菜を抱えて。一人は自分で淹れたコーヒーを持って。一人は少し離れた場所から、名前だけ。
明日の夜は、自己紹介タイム。
全員の本当の年齢と仕事が、そこで明かされる。
そして七日目の朝、私は一人を選ぶか、誰も選ばずに村を出る。
最終上映の映画館で、エンドロールが終わっても彼が席を立たない
仕事帰りに誘われた、レイトショーの最終上映。まだ付き合っていない、気になる彼と。
エンドロールが終わって、場内の明かりがつく。ほかのお客さんが次々に席を立つなか、彼だけが動かない。
二人のあいだの肘掛けに置いた手も、そのまま。
「……もうちょっとだけ、座ってていい?」
スクリーンを見たまま、彼が言う。
出口では、清掃のスタッフさんがこちらを待っている。終電まで、あと四十分。
観光地のハートの顔はめパネルで、アイドルが隣に私を呼ぶ
人気アイドルの地方ロケ。町の名物、ハート形の『カップル顔はめパネル』の前で、彼が片方の穴から顔を出している。
もう片方の穴は、空いたまま。
相手役の共演者は渋滞で到着が遅れている。撮影の段取りを説明するために控えていた観光協会職員のあなたに、ディレクターが手を合わせた。
パネルの穴から、彼の顔だけがこちらを向く。
「……ねえ。一枚だけ、隣、入ってくれない?」
夕日が沈むまで、あと十五分。撮れなければ、このコーナーは丸ごとカットになる。
寝起きドッキリのホテルで、アイドルが仕掛け人の手を離さない
朝五時、ロケ先のホテル。寝起きドッキリの仕掛け人を任されたのは、新人ADのあなただった。
暗視カメラを抱えたカメラマンの後ろから、そっと寝室に入る。ベッドの上で、彼は布団に埋もれて眠っていた。
台本どおり、耳元で『おはようございます』と囁く。
そのとき、布団から伸びた手が、あなたの手首をつかんだ。
「……ん。……まだ、いて」
寝ぼけた声のまま、彼はあなたの手を自分の頬に引き寄せる。
カメラマンが肩を震わせて笑いをこらえている。起きる気配は、まだない。
朗読企画のスタジオで、アイドルが私の台本を読み替える
『アイドルが読む、ラブレター朗読』。台本を書いたのは、構成作家のあなただ。
スポットライトの下、便箋を手にした彼が、落ち着いた声で読み上げていく。
「……君と初めて会った日のことを、僕はまだ覚えている」
そこまでは、あなたの書いたとおりだった。
「収録のたびに、赤ペンを持って走り回っている君のことを――」
そんな一文は、台本にない。
手元の原稿をめくるあなたを見て、彼は便箋から顔を上げた。
「……続き、読んでいい?」
お姫様抱っこ耐久で、腕が震えてもアイドルが私を降ろさない
『お姫様抱っこ耐久チャレンジ』。抽選で選ばれた観覧客を抱えたまま、何秒耐えられるかを競う企画。
ステージに呼ばれたあなたを、彼は軽々と抱き上げた。……最初の一分は。
三分を過ぎたあたりから、腕が小刻みに震えはじめる。額に汗を浮かべながら、彼はタイマーではなく、あなたを見下ろしていた。
「……全然、余裕だし」
首に回したあなたの腕に、少しだけ力が入る。
記録はグループ最高まで、あと三十秒。
「降ろしてって言われても……降ろさないからな」
壁ドン採点のセットで、アイドルが高得点まで私を帰さない
『胸キュン壁ドン選手権』。審査員として呼ばれたのは、恋愛コラムを書いているあなた。点数をつけるのも、実際に壁ドンされるのも、あなたの役目だ。
一回目、六十点。二回目、七十一点。
三回目の壁ドンで、彼は背中の壁にどん、と手をついたまま動かなかった。
「……あと何点足りない?」
九十点を超えるまで、彼の収録は終われない。息がかかる距離で、彼が眉を寄せる。
「教えて。あんたは、どうされたら点数上がるの」
チャペルのセットで、白タキシードの彼がプロポーズを言えない
『最高のプロポーズ選手権』。白いタキシードに着替えた彼が、チャペルのセットでひざまずいている。
練習相手として向かいに立たされたのは、アシスタントMCのあなただった。
指輪の箱が開く。けれど、決め台詞の直前で彼の声が止まった。
「……カット。ごめん、もう一回」
これで七テイク目。スタジオの笑い声の中で、彼はひざまずいたまま顔を伏せた。
「台本どおり言うだけなのに……あんたの顔見ると、言えなくなる」
本番の収録まで、あと十分。ディレクターが『次で決めて』と指を一本立てる。
衣装交換企画の楽屋で、彼がジャケットを返させてくれない
あなたは、番組の女性レギュラー。
今日の企画は『共演者と衣装を交換して一日過ごす』。
くじの結果、あなたの相手は人気アイドルの彼だった。
彼のステージ用ジャケットは、袖が手の甲まで隠れるくらい大きい。
一日中、彼の香水の匂いがしていた。
収録が終わって、楽屋。
ジャケットを脱いで返そうとすると、
彼はあなたの手首を軽く押さえて、もう一度肩にかけ直した。
「そのまま着てて」
彼は、あなたのカーディガンをまだ着たままだった。
膝枕の耳かき企画で、終わった瞬間に彼が体勢を入れ替える
あなたは、番組のASMR企画に呼ばれた女性声優。
今日のお題は『人気アイドルを膝枕で耳かきして、寝かせられるか』。
畳のセット。あなたの膝の上に、彼の頭が乗っている。
最初は冗談を言っていた彼も、途中から静かになって、
ぎゅっと目をつぶったまま、耳の先まで赤くなっていた。
「はい、おしまいです」
そう言った瞬間、彼が起き上がり、
あなたの肩をそっと押して、畳の上に横たわらせた。
上から見下ろして、彼が言う。
「次は俺の番」
壁ドン採点企画で、低い点をつけるたびに彼が近づく
あなたは、恋愛コラムを連載しているライター。
番組の『壁ドン選手権』に、辛口審査員として呼ばれた。
他の出演者には、七点、八点。
彼の一回目には、正直に三点をつけた。
二回目。距離が近くなって、五点。
三回目。声が低くなって、六点。
スタジオの壁際で、四回目の彼があなたを見下ろしている。
手は耳の横。ネクタイの先が、あなたの服に触れそうだった。
「ねえ、何点なら満足?」
採点ボードを持つあなたの手を、彼がちらりと見た。
番組セットで、見つめ合う推しの心拍数だけが上がり続ける
あなたは、ファン投票の抽選で番組に招かれた一般参加者。
企画名は『推しと十秒見つめ合ったら、心拍数はどうなる?』。
お互いの手首にセンサーが巻かれ、背後の大型モニターに二人の数値が映る。
あなたは九十八。
そして彼は、百十二から始まって、
百十八、百二十四、
見つめ合うほど上がっていく。
スタジオがどよめく。
彼は涼しい顔のまま、王子様みたいに笑ってみせた。
「いや、これ壊れてますね」
モニターは、百三十一を表示した。
彼の視線は、一度もあなたから外れない。
連続
家事代行先のリビングで、彼に契約結婚を持ちかける
週に一度、家事代行で通っている彼の部屋。
派遣切りで仕事も家も失うと決まった日、あなたは掃除機を止めて言った。
「住み込みで雇ってもらえませんか。……形は、結婚で」
真面目で、恋愛経験がなくて、理屈っぽい彼は、たっぷり十秒固まってから眼鏡を押し上げた。
「……条件を、詰めましょう」
彼の両親が来るのは、来週末。
連続
名門学園のロッカーに、御曹司から赤い札が貼られた
お金持ちしかいない名門学園。そこを仕切るのは、財閥の御曹司たち四人組。
昨日、あなたは彼らに絡まれた同級生を庇って、リーダーの彼に言い返した。
翌朝、ロッカーに赤い札が貼られていた。
廊下中の生徒が、さっと距離を取る。
「庶民のくせに、俺に意見したのはお前が初めてだ」
腕を組んで笑う彼の目は、なぜか少しも笑っていなかった。
札の効力は、一週間。
