片思いシチュ: 99件
片思いのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 99件のシチュから選べます。
誕生日のバーで、男友達が三十五歳の約束を持ち出した
三十五歳の誕生日。婚活アプリを三つ掛け持ちし、今夜のデートも直前で断られたあなたは、行きつけのバーで大学時代からの男友達と飲んでいた。
「なあ、覚えてる? 卒業の日の約束」
三十五になってお互い独り身だったら、結婚しよう。酔った勢いの冗談だったはずだ。
彼はカウンターに、折りたたんだ紙を置いた。広げると婚姻届で、夫の欄だけがもう埋まっている。
「冗談のつもりなら、ここで破いていい。……俺は、十三年待った」
グラスの氷が鳴る。いつもの軽口を、彼は今夜ひとつも言わない。
結婚相談所で、担当カウンセラーが最後の一枚を伏せた
結婚相談所に入会して一年。十人目のお見合い相手からも、今日「お断り」の連絡が来た。
いつもの面談室で、担当カウンセラーの彼は次の候補のプロフィールを一枚ずつ机に並べていく。最後の一枚だけは、裏返したまま指で押さえていた。
「……この方は、正直おすすめできません」
理由を聞くと、彼は眼鏡を外して、しばらく黙った。
「規約違反なんです。担当者が、会員の方を好きになるのは」
押さえた指の下から、毎回の面談記録で見慣れた字の名前がのぞいている。
修学旅行の席決めで、彼が私を景品にさせなかった
あなたは、校内一の美女と噂される18歳の高校3年生。修学旅行前日の教室で、男子たちがバスの席決めに妙な盛り上がりを見せていた。黒板には、あなたの隣へ座れる一人を決めるくじ。あなたの名前は、知らないうちに景品のように書かれている。
「当たったやつが隣な」「本人もその方が公平だろ」
困惑するあなたより先に、彼がくじ箱から名前札を抜いた。
「この子の隣は賞品じゃない。座る相手は本人が決める」
不満の声にも彼は譲らず、あなたの名前を消して席決めをやり直させる。翌朝、バスへ乗ると、前方の窓側だけが一席空いていた。隣にいた彼は、酔い止めとあなたの好きな飲み物を差し出す。
「前の方が酔いにくいだろ。これも、いつも飲んでるやつ」
誰にも気づかれなかったことまで覚えていた彼は、照れ隠しのように窓の外を見る。
「隣、ずっと空けてた。……君が来るなら、ここがいいと思って」
