モブありシチュ: 355件
モブありのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 355件のシチュから選べます。
軍人の屋敷の玄関で、実家が『花嫁の交換』を申し出る
あなたは、異能を持つ名家に生まれながら、ただ一人だけ力を持たなかった娘。義妹の身代わりとして、冷酷と噂される陸軍少佐の屋敷へ嫁いで三日目になる。
その夜、実家の使いが玄関に立った。後ろには、華やかな振袖の義妹がいる。
「手違いでございました。正式な花嫁は、こちらのお嬢様でございます」
彼は差し出された書状を受け取らず、あなたの肩に自分の外套を掛けた。
「……三日前、この家に来たのは誰だったか」
義妹が甘い声で彼を呼ぶ。門の外では、あなたを連れ帰るための自動車がエンジンをかけたまま待っている。
婚約破棄の大広間で、王太子の側近だけが私の隣に立った
王宮の夜会。あなたは大広間の中央で、婚約者の王太子から婚約破棄を言い渡された。身に覚えのない罪状が読み上げられ、貴族たちは誰ひとり、あなたと目を合わせようとしない。
そのとき、王太子の後ろに控えていた側近が、まっすぐ歩み出てあなたの隣に並んだ。
「殿下。その罪状を覆す証拠は、私が持っております」
片手に紙束を掲げたまま、もう片方の手で、震えていたあなたの手を黙って取る。
そして周りに聞こえない声で、あなたにだけ囁いた。
「……ここから先は、あなたの言葉で終わらせてください」
衛兵が、あなたを広間から連れ出そうと近づいてくる。
誰が運ぶか揉める男子を退け、彼が私の前に膝をついた
あなたは、校内一の美女として知られる18歳の高校3年生。体育祭のクラス対抗リレーで足首をひねり、トラック脇へ座り込む。すぐに男子たちが集まるが、心配より先に「俺が運ぶ」「いや俺だ」と騒ぎ始めた。
痛くないふりをして立とうとした瞬間、人垣を割って彼が来る。
「怪我人で遊ぶな。見世物じゃない」
彼は男子たちを短い言葉で下がらせると、あなたの前へ膝をつき、背中を差し出した。
「つかまって。歩かなくていい」
強がって笑うあなたへ、彼は振り返らないまま声だけを柔らかくする。朝から足首へテーピングを巻き直していたことも、痛みを隠すときだけ笑うことも、彼は見ていた。
「強がらなくていい。保健室まで、泣いても俺しか見ない」
歓声が遠ざかる中、彼はあなたの歩調よりもっと慎重に、誰にも触れさせず運び出す。
合同任務、私を捨てた元相棒が戻ってきた
あなたは、五年前の潜入任務で相棒に置き去りにされ、組織を離れた元エージェント。奪われた暗号端末を取り戻す合同任務で、作戦室に現れた新しい相棒は、消息を絶っていた彼だった。
司令官は二人を同じ通信回線へ接続し、夜明けまでに潜入経路を決めるよう命じる。彼は昔と同じ合図で地図の一点を示したあと、視線を上げた。
「謝れば相棒に戻れるとは思ってない。それでも今夜、君の背中を他の誰かに預けたくない」
任務を優先するのか、五年前の真相を聞くのか、別行動を選ぶのか。作戦開始まで三十分、彼はあなたの決定に従うつもりでいる。
凱旋した夫は、和平の花嫁を連れていた
あなたは、長い戦争へ出た将軍の帰還を王都で待ち続けた妻。凱旋門をくぐった彼の隣には、敵国から和平の証として送られた花嫁候補が立っていた。
歓迎式典の最中、司会官は今夜中に新しい婚約を公表すると告げる。彼は群衆の前では何も否定せず、控室へ入った瞬間、あなたが外した結婚指輪を見つめた。
「国を救うためなら何でもすると誓った。君まで差し出すとは誓っていない」
公表まで一時間。妻として命令するのか、彼の説明を聞くのか、和平そのものを疑うのか。彼は将軍ではなく夫として、あなたの返事を待っている。
恋リア企画デート、夏フェスVIP席に彼が私を選んだ
高校生恋愛リアリティーショーの夏フェス企画。ゲームに勝った彼はVIPペアパスを受け取り、同行する女性メンバーを一人だけ選べることになった。名前を呼ばれたのは、フェスへ来ること自体が初めてのあなただった。
専用エリアへ入ると、メインステージ開演まであと二十分。スタッフは前方観覧席へ案内しようとするが、彼は人混みに緊張するあなたに気づき、フードエリアと休憩テラスの場所を確認する。
「一番近くで見るために君を選んだんじゃない。君が初めて聴く瞬間の隣にいたくて選んだ。どこで見るかは、一緒に決めたい」
前方へ行くか、後方でゆっくり見るか、先に食べ物を選ぶか、別のメンバーへパスを譲るか。開演まで二十分、彼はVIPという言葉よりあなたの過ごし方を優先している。
聞いてしまった陰口を、彼があなたの代わりに止める
扉の向こうから聞こえたのは、あなたの名前だった。
男性メンバーたちはあなたの容姿や失敗を笑い、女性メンバーたちは彼とあなたの関係を面白おかしく決めつけている。偶然そこへ来たあなたは、姿を見せることも立ち去ることもできず、扉の外で立ち尽くしてしまった。
同じ陰口を耳にした彼は、あなたに気づく。けれど、先にあなたを皆の前へ引っ張り出すことはしない。彼は一人で扉を開け、静かに中へ入る。
『本人のいないところで随分楽しそうだな。今の話、俺の前でも続けてみろ』
冗談だったという言い訳を退けたあと、彼はようやくあなたのもとへ戻ってくる。
『聞かなかったことにしなくていい。傷ついたなら、傷ついたって言っていい』
泣く、強がる、黙ってそばにいてもらう。どんな反応でも、彼は急かさず受け止めます。
図書室の濡れ衣、彼だけは最初から疑わなかった
放課後の図書室。鞄から未貸出の本が見つかり、女子生徒は「入れるところを見た」、男子生徒は「前にも怪しかった」と声を揃えました。返却台にいた生徒は目を伏せ、司書の先生もあなたの説明より先に鞄を預かろうとします。
遅れて来た彼は、机の本と貸出端末を見比べました。
「疑う前に、記録を確認してください。この本、さっきまで返却台にありましたよね」
先生が手を止めると、彼はあなたの隣へ立ちます。
「何があったか、君の言葉で聞かせて」
AI相性0%、彼だけ結果を終わらせない
最新AIが二人の相性を判定する検証動画。あなたと彼は、質問への回答、視線、声の変化を測定されました。結果は相性0%。司会者が次の組み合わせへ進もうとします。
ところが画面の隅に、別の警告が表示されました。
「回答矛盾率99%――一名が感情を隠している可能性があります」
彼は診断席を立ちかけたあなたへ、再診断ボタンを向けます。
「この結果で、俺たちは何もないってことにする?」
再診断を開始できるのは、ペアになったあなたの承認だけです。
見合いから逃げた海辺の民宿で、相手の御曹司が待っていた
家が決めた見合いの朝。振袖の着付けを抜け出して、始発の特急に飛び乗った。
行き先は、子どもの頃に毎年来ていた海辺の町。素泊まりの小さな民宿。
引き戸を開けると、囲炉裏の前に、写真でしか見たことのない男が座っていた。
今ごろホテルの料亭であなたを待っているはずの、見合い相手。
「遅かったですね。……ここ、あなたが子どもの頃に来ていた宿でしょう」
奥から出てきたおかみさんが、にこにこと言う。「お連れさん、先にお着きでしたよ。お部屋、ひとつしか空いてなくてねえ」
「連れ戻しに来たわけじゃありません。断られる理由を、直接聞きに来ただけです」
静かな声。けれど、テーブルに伏せられた彼のスマホは、さっきから何度も震えている。
画面に見えたのは、あなたの父の名前。
「両家の迎えの車は、明日の朝七時に来ます。……あなたがここにいることは、まだ誰にも言っていません」
二次会で、新郎の友人が『ブーケの子は俺がもらう』と話していた
親友の結婚式。披露宴でブーケを受け取ったのは、あなただった。
二次会のバー。化粧室から戻る細い廊下で、新郎の友人たちの声がした。
「ブーケ取った子、今日は俺がもらうわ」
「ああいう真面目そうな子ほど、崩れると可愛いんだよ」
「次の花嫁にしてやるよ。……今夜だけ、な」
友人たちが先に店内へ戻っていく。
一人だけ残った彼が振り返り、廊下に立っているあなたを見て、少しも慌てずに笑った。
「あ、聞こえてた? ……じゃあ、隠す手間省けたな」
ブーケを持つ手首を、指一本でなぞられる。
「三次会、二人で抜けよっか」
バッグの中でスマホが震えた。新婦から『ブーケと写真撮るから戻ってきて!』。
同窓会のテラスで、私をいじめた女の夫に話しかけた
十五年ぶりの同窓会。会場のホテルを貸し切ったのは、高校時代にあなたをいじめ抜いたあの女だった。今は、ある会社の社長夫人。
あなたが会場に来たのは、彼女の夫に会うためだ。
テラスで一人、煙草も吸わずに夜景を見ていた彼に声をかける。何気ない世間話。三往復目で、彼が少しだけ笑った。
そのとき、ガラス戸が勢いよく開いた。
「……なんで、あんたがここにいるの」
彼女の顔から血の気が引いている。
夫は妻を一瞥し、それからあなたへ視線を戻した。
「妻があんな顔をするのは、初めて見ました」
彼のグラスは、まだあなたの方へ傾いたままだった。
再婚の顔合わせの料亭で、相手の兄は別れた元夫だった
優しい人と、もう一度家族になるつもりだった。料亭の個室で、婚約者が嬉しそうに襖を開ける。
「紹介するよ。兄さん、遅れてくるって言ってたんだけど――」
遅れて入ってきた男を見た瞬間、あなたの箸が止まった。
三年前に別れた、元夫だった。離婚届を出したあの日、理由も聞かず、黙って判を押した人。
彼はほんの一瞬だけ固まり、それから完璧な笑顔で頭を下げた。
「はじめまして。弟が、お世話になっています」
婚約者も、その両親も、何も知らない。
乾杯のグラスを持つ彼の指に、外したはずの指輪の跡が、まだ残っていた。
出国ゲートの前で、幼なじみが婚約者から私の手首を奪った
家の会社を立て直すための婚約だった。式は海外で挙げる。出国ゲートの前で、婚約者が搭乗券を差し出してくる。
「行きましょう。時間です」
その手を取ろうとした瞬間、反対側の手首を、後ろから強くつかまれた。
振り返ると、幼なじみの彼が肩で息をしていた。見送りには来ないと言っていた彼が。
「行くな」
婚約者が、あなたのもう片方の手首をつかみ直す。
「離していただけますか。彼女は、僕の婚約者です」
両方の手首に、それぞれの力がこもる。
搭乗の最終案内が、ロビーに流れた。
夫婦同伴の食事会で、親友の夫がテーブルの下で写真を見せてきた
月に一度の、夫婦同伴の食事会。あなたと夫、そして学生時代からの親友とその夫。いつもの個室レストランで、いつものように笑い声が続いている。
親友の夫が、ワインを注ぐふりをしてあなたの隣へ来た。テーブルの下で、スマホの画面をこちらへ傾ける。
ホテルのエントランスで腕を組む、あなたの夫と、あなたの親友。
向かいの席では、その二人が並んで笑っている。
「……やっぱり、知らなかったんですね」
彼はグラスを置き、何事もない顔で自分の席へ戻った。
デザートが運ばれてくる。次に席を立つ口実を探しているのは、あなたと彼の二人だけ。
同棲する部屋の内見で、不動産屋が『先週もご一緒の方と』と言いかけた
二人で暮らす部屋を探して、三件目の内見。日当たりのいい2LDKで、彼は「ここ、いいじゃん」と窓を開けた。
担当の不動産屋が、にこやかに資料をめくる。
「やっぱりこちら、気に入っていただけましたか。先週もご一緒の方と、かなり長く見ていかれて――」
言いかけて、不動産屋の顔があなたを見て止まった。
「……あ。失礼しました、別のお客様と記憶違いを」
先週の土曜、彼は「実家に帰る」と言っていた。
窓辺の彼が、ゆっくり振り返る。
「……違う。それ、違うから」
不動産屋が「少し外しますね」と玄関を出ていく。
何もない部屋に、二人だけが残された。
健康診断の聴診で、カーテンの向こうの担当医が幼馴染だった
会社の健康診断。番号を呼ばれてカーテンをくぐると、白衣の担当医は、研修医になった幼馴染の彼だった。
彼は一瞬だけ固まり、すぐに医者の顔に戻って聴診器を手に取る。
「……前、上げて。聴くだけだから」
目は逸らしたまま、冷たい聴診器がブラウスの裾から胸元へ滑り込む。カーテンの外には看護師と、次の順番を待つ人の気配。一人の持ち時間は三分。
「深呼吸して。……そのまま」
平坦な声とは裏腹に、聴診器を当てる手は、さっきから同じ場所で止まっている。
校門の服装検査で、生徒会長が私のリボンだけ結び直す
月曜の朝、校門前の服装検査。腕章をつけた生徒会長が、並んだ生徒を一人ずつ見ては「よし」と通していく。
あなたの番になると、彼の手が止まった。
「リボン、曲がってる」
先週も、その前の週も同じことを言われた。今日はちゃんと鏡で確かめてきたのに。
彼は胸元のリボンをほどき、黙って結び直していく。後ろの列から「また?」と小声が漏れた。
結び終えても、指がリボンの端から離れない。
「……毎週、一番時間かかるの、君なんだよな」
会社の運動会で、冷徹上司が騎馬戦の騎手に私を指名する
創立記念の社内運動会。普段は無表情で仕事に厳しい課長が、なぜか騎馬戦のチームリーダーになった。
「騎手は、君だ」
指名されて驚くあなたの前で、課長はジャージの袖をまくり、先頭の騎馬になる。
肩に手をつくと、思っていたよりずっと広い背中だった。
「しっかり掴まってろ。落とさない」
スタートの合図。課長は他の騎馬を次々とかわし、あなたが鉢巻きを取りやすい位置へ回り込む。
最後の一騎と向き合ったとき、課長が振り返らずに小さく言った。
「勝ったら、打ち上げの後、少し時間をくれ」
ガラス張りの社長室で、私に言い寄った同期へ見せつけるように彼が膝に乗せる
社内では秘密にしている、社長である彼との関係。
さっき廊下で、同期の男性にしつこく食事に誘われた。その様子を、社長室のガラス越しに彼が見ていたらしい。
「書類を持ってきてくれ。今すぐ」
呼ばれて社長室に入ると、彼はブラインドを上げたまま、あなたの手首を引いて自分の膝の上に座らせた。
ガラスの向こうの廊下で、さっきの同期が足を止めるのが見える。
「見てるな。……ちょうどいい」
彼の手が、あなたのスカートの上から太腿をなぞる。視線は、ガラスの向こうの同期に向けたまま。
給湯室の噂の的、冷徹部長が私にだけ笑うところを見られた
社内で一番怖いと噂の部長。会議では表情一つ変えず、部下の企画書を一言で切り捨てる。
そんな彼が、残業明けの廊下であなたにだけ、ふっと笑って言った。
「昨日の資料、助かった。……コーヒー、奢る」
その瞬間、給湯室のドアの隙間から、二つの視線が飛び出した。
「見た? 今、部長笑ったよね」「嘘でしょ、三年いて初めて見た……」
部長は気づいているのかいないのか、自販機の前であなたの好きな銘柄を迷わず押した。
カフェの店員たちが見守る、毎週土曜の窓際の二人
駅前の小さなカフェ。毎週土曜の午後三時、窓際の席には決まってあなたと彼が座る。
付き合っているわけではない。同じ資格の勉強をしているだけの、ただの知り合い。少なくとも、あなたはそう思っている。
カウンターの奥では、店員の二人が今日もこっそり顔を寄せていた。
「ねえ、あの人、今日いつもと違うの頼んだよね」「彼女の好きなやつだよ、それ。先週言ってたもん」
彼の前には、手をつけていないケーキが二つ。テキストを閉じた彼が、あなたのほうを見た。
許嫁の店先で、別の縁談の釣書を広げてみせた
江戸の大店。親同士が決めた許嫁の若旦那は、帳場で算盤をはじいたまま、あなたが来てもろくに顔を上げない。
だから今日は、母から預かった別の縁談の釣書を、わざと店先で広げてみせた。
「まあ、日本橋の呉服屋の若旦那ですって。お顔も良いそうよ」
算盤の音が、ぴたりと止まった。
若旦那は帳場から立ち上がり、あなたの手元の釣書を見下ろす。
「……その縁談、どこから来た」
奉公人たちが、そろって聞こえないふりをしている。
同窓会の二次会で、彼の片思いを親友がばらした
高校の同窓会の二次会。居酒屋の座敷で、酔った彼の親友が、いきなり大声を出した。
「なあ、知ってた? こいつ、高一からずっとお前のこと好きだったんだぞ」
親友が肩を組んでいるのは、学年一の人気者だった彼。指を差されたのは、あなた。
座敷が一瞬で静まり返る。
彼は親友の口を手で塞いだまま、ゆっくりあなたを見た。
「……過去形じゃないところまでは、言わせないから」
親友の口から手を離さないまま、彼は目を逸らさない。
