正体隠しシチュ: 40件
正体隠しのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 40件のシチュから選べます。
寝室のパソコンで、夫が地味妻の正体に気づく
家では目立たない妻。夫とは、必要なことしか話さない。
その私が、夜だけ書いている恋愛小説がある。正体を隠した覆面作家として。
風呂から上がると、寝室で夫が私のノートパソコンの前に立っていた。画面には、書きかけの原稿と、担当編集からのメール。
「……『明日のサイン会、よろしくお願いします』」
夫は読み上げて、ゆっくり振り向く。そのポケットから、サイン会の整理券がのぞいていた。
「この人の新刊、発売日に買ってたんだ。……君だったのか?」
顔出しNGのASMRライバーは隣人だった。収録は、私の耳で
毎晩、寝る前に聴いているASMR配信。顔出しNGの彼の囁き声がないと、もう眠れない。
ある夜、壁の向こうから、イヤホンの中と同じ声が聞こえた。
思わず隣の部屋のチャイムを押すと、出てきたのは、いつも挨拶だけ交わす無愛想な隣人。
「……バレたか。君、毎晩聴いてくれてるよね。コメント、全部見てた」
彼はあなたを、防音材に囲まれた配信部屋へ招き入れる。マイクの前の、耳の形をしたダミーヘッドを、そっとどけて。
「今夜の収録、こっちの耳で録らせて。……二十三時から、配信予定なんだ」
ネトゲで頼れる相棒の正体は、職場で一言も話さない陰キャの彼だった
三年間、毎晩一緒にダンジョンに潜ってきた相棒。ボイスチャットはしない約束で、知っているのは頼もしいチャットの文字だけ。
初めてのオフ会の待ち合わせ場所に来たのは、隣の席で一日中黙ってキーボードを打っている、あの彼だった。
「……え。あ、あの。……あなたが、『姫』……?」
彼は真っ赤になってスマホで顔を隠した。
「ちょ、待って。ゲームの中の俺、忘れてください。かっこつけてただけなんで……」
残業中のオフィスで、前世が魔王の部長が角を見せて『今度は俺が勝つ』
夜十時、オフィスに残っているのは、あなたと部長だけ。
資料を届けに部長室に入ると、ブラインドの隙間から差す月明かりの中、部長のこめかみから黒い角が伸びていた。
「……驚かないんだな」
知らないはずの光景が、頭の中に溢れる。燃える城、剣、そしてこの男の顔。
「前世で俺を倒した勇者。……今度は、俺が勝つ番だ」
部長はあなたを机に押しつけ、ブラウスの襟元に指をかけた。
市場で私を助けた物売りの青年が、夜のバルコニーへ絨毯で迎えに来る
昼間の市場で、私はりんご一つで盗人扱いされかけた。払うつもりだったのに、財布をすられていたのだ。
「その人の分は、僕が払う」
人混みから現れた物売り風の青年は、銀貨を投げて、私の手を引いて屋根の上まで逃げてくれた。
「この街で一番きれいな景色、見たことある?」
そう言って笑った人と、日が暮れるまで話した。名前は教えてくれなかった。
夜。下宿の小さなバルコニーで洗濯物を取り込んでいると、目の前に、ふわりと何かが浮かんだ。
金の刺繍の絨毯。その上に、昼間の青年が座っている。
「約束どおり。……今度は、空から見せたいんだ。乗って」
舞踏会前夜、王宮付きの靴職人が没落令嬢の私の足を採寸する
家が没落し、社交界から遠ざかっていたあなたに、一通の招待状が届いた。王宮の舞踏会。けれど、手元に残っているのは、擦り切れた古い靴だけだった。
途方に暮れていたあなたのもとへ、王宮付きの靴職人を名乗る青年が訪ねてくる。
「ある方の依頼で、あなたの靴を一晩で仕立てに来ました。依頼主の名は明かせません」
彼はあなたの前に片膝をつき、そっと素足を手に取った。巻き尺が足首に触れる。
「……少し、冷えていますね。無理をして歩いてきた足だ」
明日の夜までに、世界に一足だけの靴を。
城の厨房に夜食をねだりに来る見習い騎士は、行方知れずの第三王子だった
王城の厨房で働くあなたには、最近ひそかな楽しみがある。夜更けの片付けの時間に、腹を空かせた見習い騎士がこっそりやって来るのだ。
あなたが残り物で作る夜食を、彼はいつも「城で一番うまい」と言って平らげる。
けれど今夜、厨房に駆け込んできた侍従長が、彼の前で凍りついた。
「で、殿下……! 三日も城中お探ししたのですよ!」
剣だこのある手でスープの椀を持ったまま、彼はばつが悪そうに笑う。
「……もう少し、黙っていてほしかったんだけどな。君の夜食が食べられなくなるから」
留学先のホームステイで、無愛想な『兄』が小国の王子だった
ヨーロッパの小さな国への一年間の語学留学。あなたのホームステイ先は、湖のほとりの古い屋敷だった。
同じ屋根の下で暮らす家の息子は、無愛想で、朝食の席でもほとんど口をきかない。それでも、あなたが道に迷えば必ず迎えに来て、言葉が分からず困れば黙って通訳してくれた。
ある夜、テレビのニュースに、正装した彼が映った。
『――本日、第一王子が公務に復帰されました』
振り返ると、玄関に立つ彼がネクタイを緩めながら、ため息をついた。
「……バレたか。頼む、明日からも普通に『兄さん』でいてくれ」
舞踏会の回廊で、婚約者が双子の弟だと見抜く
第一王子の婚約者として王宮に来て三か月。今夜の舞踏会で、彼はいつもより完璧に微笑み、いつもより完璧に踊った。
人のいない回廊まで来て、あなたはようやく足を止める。
「……あなた、殿下ではありませんね」
振り返った彼は、仮面のような笑みをゆっくりと外した。
「兄と私を見分けた方は、母上のほかにおりませんでした」
「兄は今夜、城を抜けています。どうか、もう少しだけ……兄の婚約者でいてくださいませんか。私の隣で」
広間で、二曲目のワルツが始まる。
騎士団の宿舎で、兄の身代わりの男装が団長にバレる
病に倒れた兄の代わりに、あなたは髪を切り、兄の名で騎士団へ入った。入団して三か月、誰にも気づかれていない。
そのはずだった。
夜更けの宿舎の浴場。誰もいない時間を選んで湯を使っていたあなたの背後で、扉の開く音がした。
振り向く前に、肩へ大きな外套がかけられる。
「振り向くな。俺は何も見ていない」
低い声の主は、騎士団長だった。
「……ただ、明日から湯の時間は俺が見張る。理由は、言わなくても分かるな?」
料亭の個室で、姉の身代わりの見合いが一瞬でバレる
お見合いを嫌がって旅行へ逃げた双子の姉。両親に泣きつかれ、あなたは姉の振袖を着て料亭の個室に座っている。
相手は大企業の御曹司。今日をやり過ごして、後で姉が断れば済むはずだった。
仲人が席を外した途端、彼は湯呑みを置き、あなたの右手の小さなほくろに目を留めた。
「お姉さんの写真には、それがなかった」
叱られると思ったのに、彼はなぜか楽しそうに身を乗り出す。
「で、あなたの名前は? 俺が会いたいのは、今ここにいる人なんだけど」
検問前の車内で、宿敵が本名を渡す
検問を待つ車内。何度もあなたを出し抜いた調査員が、今日は隣で同じ追手を警戒している。二人で持ち出した汚職の証拠を届けるため、一時的に組んだ相手だ。
「次の確認には、二人の関係を揃えておく必要がある」
彼が差し出した身分証には、聞いたことのない名前があった。いつもの偽名ではなく、本名だと言う。
「この名前で呼ばれて返事をするのは、君が初めてになる」
前の車が一台進む。友人でも仕事仲間でも通れるのに、嘘を作るのが得意な彼が、恋人という案だけ説明せずに残している。あなたの答えを聞くまで、身分証を引っ込めない。
予告状の夜の美術館で、怪盗が常連客の声で話しかける
あなたは、美術館で働く学芸員。今夜、展示中の宝石に怪盗から予告状が届き、警備の配置図を作ったのもあなただった。
停電で真っ暗になった展示室。ガラスケースの前で、仮面の男があなたの手首をそっと掴む。
「怖がらなくていい。……今朝のコーヒー、砂糖ふたつで合ってた?」
毎朝、美術館の隣のカフェで、いつの間にかあなたの注文を覚えていた常連客と同じ声だった。
非常灯が点くまで、あと三十秒。
後宮の医局で、宦官の監察官が毒の鑑定を頼みに来る
あなたは、後宮の医局で薬を調合している下級の女官。昨日、毒見を済ませたはずの妃の茶から毒が見つかった。
深夜、医局の戸を叩いたのは、捜査を任された宦官の監察官だった。
「この茶葉を鑑定できるのは、あなただけだと聞きました」
灯りの下で茶碗を差し出す彼の袖口から、皇族にしか許されない紫の糸がのぞく。気づいたあなたの視線に、彼は静かに唇の前で指を立てた。
夜が明ければ、妃付きの侍女が犯人として裁かれる。
仮面の支配者は、昼間の彼だった
紹介制の会員クラブで、あなたは素性を明かさない男性と一夜だけの主従契約を交わした。命令は声だけ。触れる前には必ず合図を待ち、停止の言葉には誰より早く応じる、冷静な支配者だった。
翌朝、重要な商談へ現れた取引先の若社長が、書類を渡す瞬間にクラブで決めた合図を机へ二度刻む。人が去ると、彼は仮面をテーブルへ置いた。
「昨夜の君を仕事に持ち込む気はない。だが正体を知った今も俺を選ぶなら、次は仮面なしで命令したい」
商談の契約書と、二人だけの契約書。彼は混ぜずに並べ、どちらを先に閉じるかあなたへ委ねる。
公安潜入捜査官は、任務よりあなたを選んでしまう
あなたに近づいた優しい男性は、実は公安の潜入捜査官でした。最初は情報を得るための接触だったはずなのに、彼の報告書からあなたの名前だけが消されていきます。
「君を利用するはずだった。なのに、俺の方が落ちてる」
嘘から始まった関係、守るための裏切り、任務と恋の衝突。問い詰めるか、逃げるか、彼にすべてを捨てさせるかを選べる大人のサスペンス恋愛です。
