照れシチュ: 152件
照れのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 152件のシチュから選べます。
ラブホテルで、「慣れてる」と言った彼の手が震える
あなたは、三回目のデートで彼とホテルに来た会社員。
誘ったのは彼のほうだった。食事の席でも、タクシーの中でも、余裕のある顔で「こういうの、慣れてるから任せて」と笑っていた。
部屋のドアが閉まって、二人きり。
彼はベッドの端に腰かけて、照明のパネルを睨んでいる。ボタンを押すたびに、部屋が明るくなったり、紫になったり、真っ暗になったりする。
「……ここの、ちょっと独特だな」
あなたの上着を脱がせようと伸びてきた指が、ボタンの一つ目で止まった。かすかに震えている。
「いや、手が冷えてるだけ。外、寒かったし」
顔は余裕のままなのに、耳の先まで赤い。
「……で、どうしてほしい? なんでも、慣れてるから」
彼の部屋で、誕生日の箱の底からローターが出てくる
あなたは、今日が誕生日の会社員。恋人の彼の部屋で、二人きりでお祝いをしている。
奥手な彼は、夜のことを自分から言い出したことが、ほとんどない。キスの先も、いつもあなたの顔色を見てから進む人だ。
ケーキのろうそくを吹き消したあと、リボンのかかった箱を渡された。
開けると、ネックレスの下に、もう一つ、小さな黒い箱。
中には、淡いピンク色の、卵みたいな形のローター。親指ほどの小さなリモコンが、隣に並んでいる。
「……そっちは、おまけ」
彼は目をそらして、ケーキの皿を片付けるふりをしている。
「一人で使ってもいいし。……できれば、一緒に使い方、覚えたいけど」
時計の針は、二十三時を回ったところ。誕生日は、あと一時間。
山道の無人販売所で、代金箱の文通相手と鉢合わせる
あなたは、地方の支店に転勤して半年の会社員。毎週土曜、峠道の途中にある野菜の無人販売所に寄るのが楽しみになった。
トマトもキュウリも、驚くほどおいしい。三か月前、代金と一緒に「とてもおいしかったです」とメモを入れた。翌週、値札の裏に、太い鉛筆で返事があった。
『ありがと。来週はトウモロコシ』
それから毎週、代金箱ごしのやりとりが続いている。先週は、少し調子に乗って書いた。
『このトマトを作った人と、結婚したいです』
今朝、販売所に車を停めると、棚の前に軽トラが止まっていた。麦わら帽子の男の人が、トマトの箱を並べている。思っていたよりずっと若くて、ずっと背が高い。
彼は、あなたの手の中のいつもの花柄のメモ用紙を見て、手を止めた。首のタオルで顔を拭いて、作業着のポケットから、先週のメモを出す。
「……これ書いたの、あんた?」
日に焼けた耳が、赤い。
「本気なら、畑、見に来る?」
ホテルのお見合い席で、相手の待ち受けが魔法少女だった
あなたは、親戚の勧めで、ホテルのラウンジでお見合いをしている会社員。
相手は、物腰の柔らかい会社員の男性。趣味の欄には『読書、映画鑑賞』。会話は丁寧で、そつがない。
仲人さんが「あとはお二人で」と席を外したあと、テーブルに置かれた彼のスマホが光った。
待ち受けは、魔法少女のアニメキャラクター。
彼は電光石火の速さでスマホを伏せた。それから、紅茶のカップを持ったまま、しばらく黙った。
「……見ました、よね」
観念したように、彼は眼鏡を押し上げる。
「趣味の欄、嘘です。本当は、毎週欠かさず観てます。グッズ部屋もあります。……前のお見合いは、これで三回断られました」
カップを置く手が、少し震えていた。
「なので、今、断ってもらっても大丈夫です」
即売会のブースで、売り子を頼んだ彼が目を合わせない
あなたは、大学の同じゼミの彼に頼まれて、同人誌即売会の売り子を手伝いに来た。
長机ひとつのサークルスペース。新刊の山の前で、彼はさっきから一度もあなたの顔を見ない。値札を三回並べ直し、釣り銭を二回数えた。
開場の拍手が鳴った途端、別人になった。
「新刊こちらです。既刊はセットだと二百円引きです」
列の先頭に早口で説明して、差し入れを受け取って、常連らしい人と熱く語り合う。あなたが知らない、よく通る声。
でも、あなたに声をかけてきた男性客が「売り子さん、連絡先とか」と言いかけたとき、彼はスケブを持ったまま身を乗り出した。
「……その人、うちの、大事な人なんで」
言い終えてから、自分の言葉に固まっている。耳まで真っ赤なまま、次の客に新刊を渡す手が震えていた。
放課後の図書室で、付き合いたての彼が手をつなぎたがる
あなたは、同じクラスの彼と付き合い始めて一週間。
まだ、手もつないでいない。
放課後の図書室。テスト前の勉強という名目で、窓際の一番奥の席に二人で座っている。
彼はさっきから、同じページを開いたまま。
机の下で、彼の指先があなたの小指の横まで来ては、また引っ込む。三回目。
「……あのさ」
小声で言いかけて、彼は参考書で顔を半分隠した。耳が赤い。
「この問題、分かんなくて。……いや、違くて」
書架の向こうで、図書委員が本を戻す音がする。
彼は息を吸って、机の下で、あなたのほうへ手のひらを上にして置いた。
「下校の放送鳴るまで。……つないでても、いい?」
挨拶を終えた彼の実家で、子ども部屋に二人きり
あなたは、付き合って二年の彼の実家へ、初めて挨拶に来た。
緊張で手が冷たくなっていたのに、居間ではお義母さんがアルバムを広げ、お義父さんが将棋を教えたがり、妹さんには連絡先を聞かれた。
「ちょっと、二人とも休憩させて」
彼に手を引かれて逃げ込んだのは、二階の彼の子ども部屋。
学習机、色あせたポスター、本棚の部活のトロフィー。ドアを閉めた途端、彼がベッドの端に座り込んで、長い息を吐いた。
「……うちの家族、君のこと好きすぎ。俺より歓迎されてる」
それから、あなたの手を引いて隣に座らせる。
「母さんがさ、台所で俺にだけ言ったんだ。『いい人、連れてきたね』って」
照れくさそうに、あなたの指を一本ずつ握る。
「……今日、来てくれてありがとう」
階段の下から、「ご飯できたよー」の声がした。
午前0時の合わせ鏡に、鬼上司が映って目が合った
午前0時ちょうどに合わせ鏡をのぞくと、未来の結婚相手が映る。
冗談半分で、洗面所で手鏡を構えた。映ったのは、職場で毎日あなたを叱っている鬼上司だった。
しかも濡れた髪にTシャツ姿で、向こうも手鏡を持っている。
「…………なぜ、君が映る」
いつもの低い声が、明らかに上ずっている。それから鏡越しに、あなたの手元の手鏡を見て、彼は固まった。
「待て。君も……やったのか」
明日の朝九時は、彼と二人での打ち合わせ。鏡の縁が、少しずつ曇り始めている。
健康診断の聴診で、カーテンの向こうの担当医が幼馴染だった
会社の健康診断。番号を呼ばれてカーテンをくぐると、白衣の担当医は、研修医になった幼馴染の彼だった。
彼は一瞬だけ固まり、すぐに医者の顔に戻って聴診器を手に取る。
「……前、上げて。聴くだけだから」
目は逸らしたまま、冷たい聴診器がブラウスの裾から胸元へ滑り込む。カーテンの外には看護師と、次の順番を待つ人の気配。一人の持ち時間は三分。
「深呼吸して。……そのまま」
平坦な声とは裏腹に、聴診器を当てる手は、さっきから同じ場所で止まっている。
【いじわる先輩】夜のサークル室で、『一週間言うことを聞く』約束の初日
あなたは、大学サークルの会計係。合宿費の計算ミスに気づいたのは、手伝ってくれた先輩だけだった。
「黙っててやるよ。その代わり、一週間、俺の言うこと聞いて」
約束の初日の夜。誰もいないサークル室で、先輩はソファで脚を組んで手招きする。
「とりあえず、ここ座って」
ぽん、と自分の膝を叩いた。
「……膝の上な」
お見合いから数日で嫁いだ海軍士官の夫が、手をつなぐだけで真っ赤になる
写真一枚のお見合いから、わずか数日で嫁いだ。夫は海軍の士官で、無口で、いつも眉間にしわを寄せている。
嫁いで十日目の夕方、港沿いの帰り道。人の流れではぐれそうになって、私は思わず夫の袖をつかんだ。
立ち止まった夫は、少し迷ってから、私の手を自分の手で包み直した。耳まで真っ赤にして、前だけを見て。
「……はぐれると困る。それだけだ」
閉館後のジム、パーソナルトレーナーの彼が『ちゃんと見てて』とシャツを脱ぐ
閉館後のジム。最後のセッションが終わったあと、担当トレーナーの彼が言った。
「フォーム、口で説明しても伝わらないみたいだから」
汗で張りついたシャツを、彼が脱ぐ。ベンチに横になり、バーを握る。
「どこに力が入ってるか、ちゃんと見てて。……触って確かめてもいいよ」
上下する胸と、浮き上がる腹筋。私の視線に気づいて、彼が少しだけ笑った。
連続
朝から終電まで、隣の席の先輩がやたらからかってくる
同じ部署で、隣の席の先輩。
仕事はできるし、誰にでも優しい。なのに、なぜか私にだけ、朝から晩までちょっかいを出してくる。
「寝癖、ついてる」
エレベーターでも、会議中のノートの端でも、お昼のお弁当でも。私が慌てるたびに、楽しそうに笑う。
でも、他の男の人に話しかけられた瞬間だけ、その笑顔が消える。
今日は金曜日。出社した朝から終電のホームまで、行き先を選びながら過ごす全9場面の連続シチュエーション。
深夜のDMで、他校の彼が「誰宛てのストーリー?」
共通の友達をきっかけに、別の高校のバスケ部の彼とインスタで繋がって一週間。
夜中、なんとなく上げた意味深なストーリー。真っ先にリアクションしてきたのは、彼だった。
「起きてる?」
「……そのストーリー、誰に向けて?」
本当のことを言うか、はぐらかすか。
ストーリーが消えるのは、朝の7時。
観光地のハートの顔はめパネルで、アイドルが隣に私を呼ぶ
人気アイドルの地方ロケ。町の名物、ハート形の『カップル顔はめパネル』の前で、彼が片方の穴から顔を出している。
もう片方の穴は、空いたまま。
相手役の共演者は渋滞で到着が遅れている。撮影の段取りを説明するために控えていた観光協会職員のあなたに、ディレクターが手を合わせた。
パネルの穴から、彼の顔だけがこちらを向く。
「……ねえ。一枚だけ、隣、入ってくれない?」
夕日が沈むまで、あと十五分。撮れなければ、このコーナーは丸ごとカットになる。
料理対決のセットで、エプロン姿のアイドルが「あーん」
『アイドル手料理対決』。審査員の料理研究家として呼ばれたのは、あなた。今回のルールでは、作った料理を審査員に『あーん』で食べさせるところまでが審査に含まれる。
フリルつきのピンクのエプロン姿の彼が、湯気の立つオムライスをスプーンですくう。ケチャップの文字は、少し歪んでいる。
「……はい。あーん」
スプーンを差し出す手が、わずかに震えていた。
「……味より先に、そっちの顔見るのが緊張するんだけど。早く食べて」
対戦相手の料理は、もう審査を終えている。
寝起きドッキリのホテルで、アイドルが仕掛け人の手を離さない
朝五時、ロケ先のホテル。寝起きドッキリの仕掛け人を任されたのは、新人ADのあなただった。
暗視カメラを抱えたカメラマンの後ろから、そっと寝室に入る。ベッドの上で、彼は布団に埋もれて眠っていた。
台本どおり、耳元で『おはようございます』と囁く。
そのとき、布団から伸びた手が、あなたの手首をつかんだ。
「……ん。……まだ、いて」
寝ぼけた声のまま、彼はあなたの手を自分の頬に引き寄せる。
カメラマンが肩を震わせて笑いをこらえている。起きる気配は、まだない。
楽屋の鏡の前で、女装メイク中のアイドルが目を閉じて待つ
『女装メイクバトル』。いちばん可愛く仕上がったメンバーが勝ち、最下位は罰ゲーム。
担当ヘアメイクとして、あなたは彼の前髪をピンで留める。いつもなら『早くして』と急かす彼が、今日は目を閉じたまま、おとなしく顎を上げていた。
「……アイライン、まだ? 目、閉じてるの結構きつい」
リップの色を選んでいると、彼が片目だけ開けて、鏡越しにあなたを見た。
「なあ。勝ったら、あんたに一個お願いしていい?」
楽屋の外から『あと五分で本番です』の声がする。ウィッグは、まだ箱の中だ。
チャペルのセットで、白タキシードの彼がプロポーズを言えない
『最高のプロポーズ選手権』。白いタキシードに着替えた彼が、チャペルのセットでひざまずいている。
練習相手として向かいに立たされたのは、アシスタントMCのあなただった。
指輪の箱が開く。けれど、決め台詞の直前で彼の声が止まった。
「……カット。ごめん、もう一回」
これで七テイク目。スタジオの笑い声の中で、彼はひざまずいたまま顔を伏せた。
「台本どおり言うだけなのに……あんたの顔見ると、言えなくなる」
本番の収録まで、あと十分。ディレクターが『次で決めて』と指を一本立てる。
幼稚園セットで、スモックのアイドルが「せんせい」と甘える
『アイドル、幼稚園に入園する』。番組の新企画で、メンバーいちばんの長身の彼が、水色のスモックと黄色い帽子で体操座りしている。胸の名札には平仮名で彼の名前。
体操のお姉さん役として呼ばれたのは、ダンス講師のあなただった。
「せんせい、おはようございます!」
全力の園児声でそう言ったあと、彼は膝を抱えたまま、小さな声で続けた。
「……このスモック、ちっちゃすぎて腕あがんないんだけど。せんせい、手伝って?」
体操の時間まで、あと五分。お遊戯会の練習と、お昼寝の時間も台本に入っている。
衣装交換企画の楽屋で、彼がジャケットを返させてくれない
あなたは、番組の女性レギュラー。
今日の企画は『共演者と衣装を交換して一日過ごす』。
くじの結果、あなたの相手は人気アイドルの彼だった。
彼のステージ用ジャケットは、袖が手の甲まで隠れるくらい大きい。
一日中、彼の香水の匂いがしていた。
収録が終わって、楽屋。
ジャケットを脱いで返そうとすると、
彼はあなたの手首を軽く押さえて、もう一度肩にかけ直した。
「そのまま着てて」
彼は、あなたのカーディガンをまだ着たままだった。
本番前の楽屋で、ファスナーを上げる指に彼の息が止まる
あなたは、番組の衣装担当。
今日の企画衣装は、背中のファスナーが首の下まで続く黒いジャケットだった。
楽屋の鏡の前で、彼が背を向けて立つ。
「ごめん、上げてもらっていい?」
ファスナーを少しずつ上げていく。
指の背が、彼の背骨に触れる。
そのとき、鏡の中で目が合った。
彼の呼吸が、一瞬止まったのが分かった。
いつもならここで冗談を言う人なのに、
今日は何も言わずに、鏡越しにあなたを見ている。
ファスナーは、あと五センチ残っていた。
番組セットで、見つめ合う推しの心拍数だけが上がり続ける
あなたは、ファン投票の抽選で番組に招かれた一般参加者。
企画名は『推しと十秒見つめ合ったら、心拍数はどうなる?』。
お互いの手首にセンサーが巻かれ、背後の大型モニターに二人の数値が映る。
あなたは九十八。
そして彼は、百十二から始まって、
百十八、百二十四、
見つめ合うほど上がっていく。
スタジオがどよめく。
彼は涼しい顔のまま、王子様みたいに笑ってみせた。
「いや、これ壊れてますね」
モニターは、百三十一を表示した。
彼の視線は、一度もあなたから外れない。
謝恩会のドレス試着、噂の店で彼が背中のリボンを「特別な結び方」で結ぶ
毎年、謝恩会の前になると必ず出てくる噂がある。
——「あの小さなドレス店で選んだ子は、当日いちばん綺麗になれる」。
18歳、高校3年生。謝恩会は今週末。友達と行くはずが急に一人になって、緊張しながら店の扉を開けた。出迎えてくれたのは、スーツの似合う背の高い店員だった。
「いらっしゃいませ、お客様。謝恩会ですね。……どれも迷いますよね。大丈夫、僕が一緒に選びますから」
彼が選んでくれた一着に着替えて、試着室のカーテンを開ける。鏡の前に立ったあなたを見て、彼がほんの一瞬、言葉を止めた。
「……すみません。似合いすぎて」
咳払いをして、彼はあなたの背中に回る。ほどけかけたリボンに指をかけて、鏡越しに目を合わせた。
「このリボン、特別な結び方があるんです。……結んでも、いいですか?」
普通に結んでもらうか、『特別な結び方』が何なのか聞くか、何も聞かずに彼に任せるか。
