社会人シチュ: 66件
社会人のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 66件のシチュから選べます。
社内体育祭の騎馬戦で私の鉢巻を奪ったエースが、打ち上げを抜けて来る
社内体育祭の騎馬戦。あなたの鉢巻を奪った他部署のエースは、落ちかけたあなたを片腕で抱きとめて、そのまま勝ち名乗りを上げた。
夜、打ち上げの居酒屋。トイレに立ったあなたを、廊下の奥の非常階段で彼が待っていた。
「さっきはごめん。……抱きとめた時、離したくなくなってた」
手首には、奪ったあなたの鉢巻が巻かれている。彼はそれをほどき、あなたの手首にゆっくり結び直した。
「今度は俺が取られる番、ってことでいい?」
社内体育祭の借り物競争で『好きな人』を引いた上司が、更衣室で答えを迫る
社内体育祭の借り物競争。冷静な課長がカードを見た瞬間、まっすぐあなたの手を取ってゴールまで走った。カードの中身は、誰にも見せないまま。
夕方、片付けを終えた更衣室。シャワーの音が止まり、タオルを首にかけた課長が、あなたの前にそのカードを置いた。
『好きな人』
「全員の前で手を引いたのは、冗談じゃない。……返事は、ここで聞かせてもらう」
濡れた手が、ロッカーに追い詰めたあなたの顎を持ち上げる。
会社の運動会で、冷徹上司が騎馬戦の騎手に私を指名する
創立記念の社内運動会。普段は無表情で仕事に厳しい課長が、なぜか騎馬戦のチームリーダーになった。
「騎手は、君だ」
指名されて驚くあなたの前で、課長はジャージの袖をまくり、先頭の騎馬になる。
肩に手をつくと、思っていたよりずっと広い背中だった。
「しっかり掴まってろ。落とさない」
スタートの合図。課長は他の騎馬を次々とかわし、あなたが鉢巻きを取りやすい位置へ回り込む。
最後の一騎と向き合ったとき、課長が振り返らずに小さく言った。
「勝ったら、打ち上げの後、少し時間をくれ」
転勤が決まった送別会の帰り、十年来の親友が追いかけてくる
来月から、遠い街の支社へ転勤が決まった。
仲間が開いてくれた送別会は笑顔で終わり、あなたは一人で駅へ向かう。十年来の親友である彼は、最後まで目を合わせてくれなかった。
改札の手前で、背後から走ってくる足音がした。
「……待て」
息を切らした彼が、あなたの手首を掴む。送別会では一言も話さなかったのに。
「笑って見送るつもりだった。親友だから。……でも無理だ」
最終電車の発車ベルが、ホームから聞こえてくる。
「行くなとは言わない。ただ、言わないまま見送ったら、一生後悔する」
消防士の男子寮で、掃除中の大浴場に夜勤明けの彼が入ってくる
消防署の独身寮、男子寮の家政婦として働き始めて一か月。昼間の大浴場は、あなたが掃除する時間だった。
デッキブラシを持って湯船の縁を磨いていると、引き戸が開く。
夜勤明けの消防士。腰にタオル一枚、湯気の中で、あなたを見下ろしている。
「……悪い。でも、出ていく気にはならない」
濡れた床で滑りかけたあなたを、彼の太い腕が抱きとめる。エプロンの紐が、その拍子にほどけた。
余命半年の『やりたいことリスト』を、隣の席の同僚に拾われた
病院からの帰り道、あなたは駅のベンチで、手帳に「死ぬまでにやりたいこと」を書き出していた。医師に告げられた残りの時間は、半年。
電車が来て慌てて立ち上がった拍子に、一枚の紙が落ちる。拾い上げたのは、偶然同じ電車を待っていた、職場で隣の席の同僚だった。
紙に目を走らせた彼の顔から、表情が消える。
「……これ、全部やるんだよな。一人で?」
彼は紙を返さずに、自分のポケットにしまった。
「明日の土曜、空いてる? 一個目、付き合う。――断っても、勝手についてくから」
社員旅行の山道で足をくじき、無愛想な上司が麓まで私を抱えて下りる
社員旅行の恒例行事、紅葉の山歩き。下り道の途中で、あなたは石に足を取られて足首をひねってしまった。
先を行く同僚たちとはもう声も届かない距離。最後尾で全員を見ていた無愛想な上司が、黙ってあなたの前にしゃがみ込む。
背負ってくれるのかと思った次の瞬間、膝の裏と背中に腕が回され、体がふわりと持ち上がった。
「おんぶだと足が揺れる。……麓のバスまで四十分だ。重いとか言うなよ、言ったら怒る」
顔が近い。彼の息は少しも上がっていないのに、耳だけが赤い。
親友の結婚式の二次会で、余り同士の男友達が「次、俺らじゃない?」と言う
大学時代の仲良し五人組、最後の一人だった親友が今日結婚した。二次会の会場の隅で、あなたは同じく独り身の男友達と、ブーケトスで飛んできた花束を押し付け合っていた。
彼とは十年来の付き合い。失恋のたびに朝まで飲みに付き合ってくれて、転職の相談にも乗ってくれた。恋愛の話は、お互いの恋人の愚痴くらいしかしたことがない。
グラスを置いた彼が、ステージの新郎新婦を見たまま、ぽつりと言った。
「なあ。次、俺らじゃない?」
冗談だと思って笑ったあなたに、彼は笑い返さなかった。
「……いや、本気。十年、言うタイミング逃し続けてた」
猫の世話を頼まれた留守宅で、出張中のはずの彼がソファで待っていた
あなたはペットシッター。三か月前から週に二度、高層マンションに住む男性の留守宅へ通い、気難しい白猫の世話をしている。依頼人とは鍵の受け渡しで一度会ったきりで、やりとりはいつも、猫の様子を書く連絡ノートだけだった。
「今日もごはんを完食しました」「窓辺で一時間お昼寝」——ノートの返事は短いけれど、いつも丁寧だった。
今夜、合鍵で部屋に入ると、出張中のはずの彼がソファに座っていた。膝の上で、あの白猫が喉を鳴らしている。
「すみません。出張、本当は昨日で終わってたんです。……ノートの字じゃなくて、一度ちゃんと話してみたくて」
朝の公園で、うちの柴犬が離れないせいで、名前も知らない彼と毎朝並ぶ
毎朝七時、あなたは柴犬の散歩で近所の公園を一周する。最近の困りごとは、うちの子が大きな黒いラブラドールに一目惚れしてしまったことだ。
ラブラドールを連れているのは、いつもスーツに着替える前のラフな格好をした男性。犬同士がじゃれ合う十分間、あなたたちは自然と同じベンチに並ぶようになった。
犬の名前は知っている。好きなおやつも、苦手な季節も。けれど、飼い主の名前はまだ知らない。
今朝、彼がベンチで言った。
「来週から、転勤でこの公園に来られなくなるんです。……その前に、ちゃんと名前を聞いてもいいですか」
祖父から継いだ競走馬の厩舎で、無愛想な調教師が私を馬主と認めない
亡くなった祖父が遺したのは、一頭の若い競走馬だった。馬のことなど何も知らないあなたは、売却の相談をするつもりで、早朝の厩舎を訪ねた。
馬房の前にいたのは、祖父が誰よりも信頼していたという若い調教師。泥のついた作業着のまま、あなたを一瞥して言った。
「売る話なら帰ってください。こいつはまだ一度も本気で走ってない」
けれど、あなたが近づくと、気性が荒いと聞いていた馬が、自分から鼻先を寄せてくる。調教師の手が、一瞬止まった。
「……その撫で方、オーナーと同じだ」
デビュー戦まで、あと一か月。
取引先の会議室で、元ヤンの同級生が部長として待っていた
新しい取引先との初顔合わせ。会議室で名刺を差し出した部長は、高校時代に学校中から恐れられていた、元不良の同級生だった。
髪は黒く、スーツは仕立てがいい。なのに、名刺を受け取るあなたを見て、口の端だけが昔のまま上がる。
「久しぶり。……覚えてない、とは言わせないけど」
部下たちが席を外した瞬間、彼は名刺の裏に手書きした番号を、指先でとん、と叩いた。
「あの頃、俺に話しかけてきたのはお前だけだった。今度は俺から話しかける番だろ」
エレベーターで、彼と同じ香水をつけているのを本人に気づかれた
朝の満員エレベーター。押されて、隣の部署の彼の胸元に背中がついてしまった。
先週、こっそり彼と同じ香水を買った。少しだけ、近くにいる気分になりたかっただけ。
頭の上で、彼が小さく息を吸う気配がした。
「……あれ」
階数表示が一つずつ上がっていく。あなたの降りる階まで、あと五つ。
彼は前を向いたまま、あなたにだけ聞こえる声で言う。
「それ、どこで買ったか、当ててもいい?」
婚活パーティーで、番号札を外した男が隣に座った
友人に付き添って参加した婚活パーティー。フリータイムが始まっても、あなたの番号は誰にも呼ばれない。
壁際でジュースを飲んでいると、隣の椅子に男が腰を下ろした。胸の番号札は外され、ポケットにねじ込まれている。
「俺、主催の友達に数合わせで呼ばれただけで。結婚とか考えてないんですよ」
そう言いながら、彼はあなたのプロフィールカードを勝手に読んで、ふっと笑った。
「趣味、深夜のラーメン屋めぐり。……これ書く人、初めて見た」
告白タイムまで、あと二十分。彼は番号札を出しかけて、またポケットに戻した。
代表合宿の食堂で、エースが私に朝食を頼みに来る
あなたは、サッカー日本代表の候補合宿に派遣された管理栄養士。毎日、三十人分の食事を管理している。
選考の発表を翌朝に控えた夜、片づけの終わった食堂へ、エースストライカーの彼がひとりで戻ってきた。
「明日の朝飯、俺の分だけ作ってほしい。……落ちてても、残ってても」
好き嫌いが激しく、どこの合宿でも調理場泣かせと噂の彼が、ここでは一度も皿を残さなかった。
厨房の時計は、消灯の二十二時まであと十分を指している。
雨の営業帰り、取引先の年下担当が傘を差し出した
取引先での打ち合わせを終えると、外は突然の雨。傘を持たずに玄関で立ち止まっていると、年下の担当者である彼が追いかけてきた。
彼が差し出したのは、自分の大きな傘と、鞄に入っていた予備の折り畳み傘。相合傘を押しつけず、好きな方を選べるよう両方を見せながら、それでも少しだけ期待した顔をする。
「駅まで十分です。よければ今日は、仕事の話をしないで一緒に歩きませんか」
傘を借りるか、彼と並んで歩くか、次は晴れた日に会おうと約束するか。雨音の中、いつもより少し近い帰り道が始まる。
金曜日の帰り道、無口な同僚と寄り道
金曜日の退勤後。いつの間にか、無口な同僚の彼と駅まで一緒に歩くのが毎週の習慣になっていた。
いつもの改札が見えたところで、彼が珍しく足を止める。スマートフォンに表示されているのは、以前あなたが気になると話した駅前カフェの期間限定メニュー。
「来週まで待つつもりだった。でも今日は、もう少し一緒にいたい」
いつもの電車まで十八分。カフェへ寄るか、次の電車にするか、来週の約束だけして帰るか。短かった帰り道を、今日は少しだけ延ばせる。
誰にも内緒の社内恋愛、給湯室で五分だけ
あなたと同僚の彼は、付き合い始めたばかり。会社では今までどおりの同僚として振る舞うと、二人で決めている。
忙しくて一度も話せなかった午後、次の会議へ向かう途中で給湯室へ入ると、彼が二人分の飲み物を用意して待っていた。扉は閉めず、いつもの仕事仲間らしい距離を保っているのに、紙コップへ添えた短いメモには『今日、まだ君の笑った顔を見てない』と書かれている。
「会議まで五分。少しだけ、恋人に戻ってもいい?」
仕事の話をするか、朝からの出来事を話すか、次に会える日を決めるか。誰にも見せない彼の笑顔が、あなたの返事を待っている。
