純愛シチュ: 116件
純愛のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 116件のシチュから選べます。
110+
事故から目覚めた彼氏が、私のことだけ覚えていない
三日ぶりに、彼が目を開けた。
家族の名前も、仕事のことも、好きな食べ物も、全部言えた。お医者さんは「奇跡的ですね」と笑った。
それから彼は、ベッドの横に立つ私を見て、少し困ったように首をかしげた。
「……すみません。看護師さん、じゃないですよね」
握りかけていた手が、宙で止まる。
彼のスマホのロック画面は、まだ二人の写真のままだった。それを見て、彼は長いあいだ黙っていた。
「この人……俺の、彼女?」
顔を上げた彼の目は、知らない人を見る目だった。
「ごめん。何も思い出せない。……でも、なんでだろう。あなたが泣きそうなの、すごく嫌だ」
面会時間の終わりまで、あと三十分。
110+
願いの井戸に恋の歌を歌ったら、塀の向こうの王子が続きを歌った
お城の裏庭の掃除は、いつも私ひとりの仕事。
小鳥たちに囲まれて、古い井戸に向かって、こっそり願いを歌うのが日課だった。
「いつか、素敵な人に、会えますように——」
井戸の底から、私の声がこだまして返ってくる。……はずだった。
「——会えますように。もう、会えたかもしれないけど」
知らない男の人の声。振り返ると、石の塀の上に、白い馬を連れた青年が身を乗り出していた。
「驚かせてごめん。あまりにきれいな歌だったから、つい、続きを」
青年は塀を軽々と越えて、私の前に降り立った。腰の剣には、隣国の紋章が入っている。
「僕の願いも、今、一つ叶ったところなんだ。……君の名前を、聞いてもいい?」
100+
初夜の翌朝に消えた夫が、三年後に英雄になって帰ってきた
父に強いられた政略結婚。相手は貧しい生まれの下級騎士だった。
初夜の翌朝、目を覚ますと、彼はもういなかった。
それから三年。魔物討伐に勝利した英雄が凱旋するという。
城門の前で待つあなたの前で、黒馬が止まった。鎧の男が兜を外す。
「……ただいま戻りました」
言葉がうまく出てこない。昔から、あなたは話すのが苦手だった。
彼はゆっくり馬を降りて、あなたの手を取った。
「急がなくていい。全部、聞きます」
100+
死んだはずの私を、梅雨の森で『夫』が迎えに来た
雨の匂いで目が覚めた。
森の奥の、古い工場跡。自分の名前も、どうしてここにいるのかも、何ひとつ思い出せない。
傘を差した男が、息を切らして駆けてくる。
「……本当に、来た」
彼は泣き出しそうな顔で笑い、自分のカーディガンをあなたの肩にかけた。
「君は、僕の奥さんだよ。一年前に『雨の季節に、また来る』って言って……いなくなった」
知らない人のはずなのに、差し出された手の温かさだけは、なぜか懐かしい。
「……うちに、帰ろう」
100+
忘年会の帰り、同僚の彼と二人だけになった
会社の忘年会を終えた夜。皆と別れ、同僚の彼と駅まで二人で歩くことになった。宴会では明るく振る舞っていた彼が、帰り道ではあなたの歩幅に合わせ、一年間頑張っていた姿を静かに労ってくれる。
改札へ着くと、彼はスマートフォンに二つの日付を表示した。どちらも年明けの休日で、近くの神社へ初詣に行ける日らしい。
「来年は、会社以外でも君に会いたい。最初の予定を、俺にくれない?」
終電まで十二分。初詣を約束するか、別の行き先を提案するか、今夜は返事を持ち帰るか。一年の終わりに、彼との新しい一年が始まりかけている。
90+
隣の独房は敵国の騎士
あなたは無実の罪で監獄城に閉じ込められた。隣の独房にいるのは敵国の騎士。互いの顔も知らないまま、最初の夜を迎えている。
寝台がきしむと、壁の向こうから声がした。
「眠れないのか」
巡回の足音をやり過ごしてから、彼が壁際に座り直す音がする。
「俺もだ。……故郷の話でもしないか。地図に載っていないような、どうでもいい話を」
少し間を置いて、声が近づいた。
「敵に教えても困らないだろ。好きだったパン屋の話くらいなら」
90+
【BL】幼馴染に『プロポーズの練習台になって』と頼まれた。差し出された指輪は、僕のサイズだった
「頼む。プロポーズの練習台になってくれ」
二十年来の幼馴染に呼び出されたのは、子どもの頃によく遊んだ河川敷。夕焼けの中、彼は真剣な顔で片膝をついた。
相手は誰なのか、聞いても教えてくれない。練習なら、とあなたは笑って付き合う。
彼は小さな箱を開いた。
「ずっと、隣にいてほしい。これからも、一生」
差し出された指輪を、冗談半分で薬指に通してみる。――ぴったりだった。
顔を上げると、彼は耳まで真っ赤になっていた。
「……練習じゃない。お前のサイズで作った」
※BLとしてプレーの場合は、プロフィールで、設定を男性にするのがおすすめ👌
80+
連続
毎朝7時42分、同じ車両の同じドアの彼と。名前も知らないまま、季節が一周する
十月の月曜。7時42分発、四両目のいちばん後ろのドア。
満員の車内で押されたとき、つり革の彼が腕でそっと隙間を作ってくれた。
「……大丈夫ですか」
それから毎朝、同じドアに彼がいる。同じ駅で乗って、私より二つ先で降りる人。名前も、仕事も知らない。
同じ本の続き。改札で渡された傘。落とした定期入れ。雪で止まった朝の駅前カフェ。彼がいない三日間。バレンタインの紙袋。三月に聞こえてしまった『四月から、時間が変わるかもしれない』。
一年後の十月、7時42分のドアに、彼はまだいるだろうか。全20場面の連続シチュエーション。
80+
初夜の翌朝に消えた夫が、三年後、英雄になって帰ってきた
父に命じられて嫁いだ相手は、身分の低い騎士だった。
無愛想で、ほとんど口をきかない人。
それでも、夫婦になった夜が明ければ、何かが変わると思っていた。
——初夜の翌朝。目を覚ますと、隣に彼はいなかった。
あれから三年。
大陸を救った英雄の名が、毎日のように城へ届く。それが、私の夫の名だった。
凱旋の夜。灯りを落とした寝室の扉が、静かに叩かれる。
「……入っていいか。ここは、俺の部屋でもあるはずだが」
扉の向こうの声は、三年前より低かった。
「……三年、待たせた」
80+
幼なじみと結婚した初夜、二十年分の我慢が切れた彼が私の上で止まる
物心ついたころから隣にいた幼なじみと、今日結婚した。披露宴のあとに戻った新居の寝室で、彼はあなたをベッドに押し倒した。
パジャマのボタンが外れて、彼の手が素肌に触れる。そして、そこで止まった。真上から見下ろす顔が、真っ赤になっている。
「……二十年我慢してきたのに、いざとなったら、どうしていいか分からない」
彼の手は、あなたの胸の下で震えている。明日の朝は、新婚旅行の飛行機。目覚ましは、六時にセットしてある。
80+
連続
スキー修学旅行の夜、彼が『星、すごいらしい』と非常階段で待っている
北海道のスキー修学旅行、二日目の夜。お風呂上がりの自由時間。
ロビーの自販機でココアを買っていると、同じクラスの彼が隣に並んだ。
「……なあ。上のテラス、星がすごいらしい。見に行かない?」
彼はもう、ダウンを二枚抱えていた。一枚は、たぶんこっちの分だ。
80+
雨に濡れて帰ってきた夫が、浴槽で人魚の尾に戻っていた
結婚して一年。夫には、ひとつだけ守っている約束がある。「雨の日は、絶対に傘を忘れない」。
今日はその傘が、玄関に置き忘れられていた。
夜、浴室から小さく名前を呼ばれる。ドアを開けると、浴槽の縁にもたれた夫の脚が、青く光るうろこの尾びれに変わっていた。
「……ごめん。ずっと言えなかった。俺、もともと海の生まれなんだ」
尾びれが、恥ずかしそうにぱしゃりと水を跳ねる。
「乾けば、朝には戻る。……でもその前に聞かせて。こんな俺でも、まだ隣にいてくれる?」
80+
薬が切れた夜、竜人の夫が『出ていけ』と言いながら私の腰を離さない
竜人の夫は、年に一度、本能が強くなる季節がある。結婚してからずっと、彼は薬でそれを抑えてきた。
嵐で薬師の便が止まった夜。寝室の扉を開けると、灯りも点けずに彼がベッドの端に座っていた。金色の瞳だけが、暗がりで光っている。
「……来るな。出ていけ」
掠れた声。なのに、伸びてきた腕が私の腰を抱き寄せて、離さない。
首筋に額を押しつけたまま、彼は荒い息を殺している。
「頼む……君を、怖がらせたくない」
背中に回った腕が、少しずつ強くなる。
70+
悪名高い彼から届く手紙
あなたは刑務所の文通活動で、悪名高いと噂される彼と手紙を交わしている。届いた二通目は、前の手紙に一行だけ書いた、仕事の失敗の話から始まっていた。
「その後、少しは眠れましたか。続きを待っているうちに、便箋を三枚も無駄にしました」
続くのは、彼が図書室で借りた本の話。余白には、不格好な猫の落書きまである。
「これは猫です。そこだけは信じてください」
最後の一行だけ、文字が小さい。
「返事はいらない、と書くつもりでした。でも、またあなたの一日を聞きたい」
70+
彼との記憶を失った私と、初デートの場所へ
記憶を失ったあなたに、彼は「恋人だった」と教えてくれた。けれど、前と同じ関係を急ぐことはせず、今は友達として会いに来てくれる。
今日は、待ち合わせのあと、あなたが何気なく選んだカフェへ。店名を見上げた彼が、少しだけ目を見開く。
「ここ……。うん、入ろう。俺も好きな店」
席に着いた彼は、何かを懐かしむように窓辺を見た。
「ここ、初めて二人で来た店なんだ」
懐かしそうに笑ってから、彼はあなたの前へメニューを開く。
「今日は、今の君が好きなものを教えて」
70+
運命を信じない私に、狼の守護者は百年待つと言った
祖母から相続した古い屋敷で、あなたは長く封印されていた狼の守護者を目覚めさせた。彼はあなたをひと目見て「番」と呼ぶが、差し出した契約書の署名欄は空白のまま。
夜は部屋の外で眠り、危険からは守っても、あなたの生活や交友関係には口を出さない。今夜、別の人外の気配を感じた彼は、獣の本能があなたを怖がらせる前に屋敷を去ろうとする。
「本能が君を求めることと、君の意思を奪うことは別だ」
封印が完全に閉じるまであと一時間。引き止めるか、契約について尋ねるか、今は離れてほしいと伝えるか。彼は触れていいという言葉さえ、自分からは求めずに待っている。
70+
人間の言葉を忘れた彼に、もう一度話しかける
怪物の姿になった彼は、人間の言葉も、自分の名前も忘れていた。あなたを見ても警戒するだけで、呼びかけの意味すら分かっていない。
それでももう一度声をかけると、彼は逃げるのをやめた。掠れた声で、あなたの言葉と同じ音を真似しようとする。
「……その声を、俺は知っているのか」
名前を教えるか、二人の過去を話すか、今の彼へ初めて会ったように名乗るか。彼は答えを知らないまま、次の言葉を待っている。
70+
喧嘩のあと『まだ好きなら、もう逃げないで』と彼の感情が溢れる
些細なすれ違いから、初めて本音をぶつけ合った夜。言い争いが途切れ、帰ろうとしたあなたへ、彼は触れずに「このまま終わらせたくない」と呼びかけます。
互いの誤解を言葉にし、彼が逃げずに謝ったあとも、二人の距離には張り詰めた熱が残ったままです。「まだ俺を好きでいてくれるなら、キスしたい。今度は気持ちを誤魔化したくない」――許す、先に謝る、もう少し話す、今日は帰る。仲直りの先へ進むかはあなたが決められます。
60+
やり直した人生で夫を奪われた私に、北方の辺境伯が求婚する
前の人生で、あなたは誰もがうらやむ完璧な夫を持っていた。
二度目の人生。大切な人を救おうと未来を変えたら、その夫は別の女性を愛してしまった。
「次は、世界で一番いい男と結婚しろって言ったでしょう?」
離縁状を前に呆然とするあなたの屋敷に、北方の辺境伯が訪ねてきた。粗野で、無愛想で、噂の悪い男。
「あんたが独り身になったと聞いた。だから来た」
彼は花束を、ぶっきらぼうに突き出した。
「前の人生のことは知らん。今のあんたが欲しい」
60+
塔から出たことのない私の窓へ、逃亡中の王子がよじ登ってきた
生まれてから一度も、この塔を降りたことがない。母さまが「外は怖いところよ」と言うから。
毎年、私の誕生日の夜にだけ、遠くの空にたくさんの灯りが浮かぶ。あれが何なのか、私は知らない。
「——っ、はぁ、高すぎるだろ、この塔……!」
窓枠に、男の人の手がかかった。息を切らして這い上がってきたのは、上等な服を泥だらけにした青年だった。
「頼む、少しだけ匿ってくれ。下に追手がいるんだ」
彼は床に座りこんで、それから、窓の外の空を見上げた私に気づいた。
「……あの灯りを見てるの? あれ、三日後の祭りで、王宮から飛ばす灯籠だよ」
彼は少し笑って、泥だらけの手を差し出した。
「匿ってくれたお礼に。……近くで、見たくない?」
60+
0時の鐘が鳴る大階段で、王子が『せめて名前だけでも』と私の手を離さない
魔法使いのおばあさんは言った。「0時の鐘が鳴ったら、魔法はすべて解けてしまうよ」
借り物のドレスとガラスの靴で紛れ込んだ、お城の舞踏会。誰とも踊らなかったはずの王子様が、なぜか私の前でだけ手袋を外して、一晩じゅう離してくれなかった。
——ゴーン。
一つ目の鐘。私はドレスの裾をつかんで、大階段を駆け下りる。
「待って!」
三段目で、手首をつかまれた。息を切らした王子様が、まっすぐ私を見上げている。
「どこの家の方か、聞きません。身分も、聞きません。……せめて、名前だけでも」
二つ目の鐘が鳴る。魔法が解けるまで、あと十回。
50+
社交界一の仲人なのに、依頼人の理想の花婿が私に求婚する
社交界で一番の仲人。そして、二十九歳の「売れ残り」。
それが、あなたの二つの肩書きだ。
今季いちばんの依頼人は、誰もが認める理想の花婿。家柄も容姿も完璧な紳士。
「条件に合う令嬢を、何人か見繕っておきました」
あなたが差し出したリストを、彼は読みもせずに暖炉へ放り込んだ。
「もう決めています。……あなたです」
40+
金婚式の朝の縁側で、白髪の夫がもう一度プロポーズする
あなたは、結婚して五十年になる夫と、古い一軒家で暮らしている。今日は金婚式の朝。
縁側でお茶を淹れていると、夫が膝をそろえて隣に座った。皺の増えた手のひらに、小さな箱がのっている。
「五十年前は、緊張して噛んだだろう。あれがずっと心残りでな」
箱の中は、若い頃に二人でショーウィンドウを覗いて、高くて諦めた指輪だった。
「もう一回、言わせてくれないか。今度は噛まないから」
返事を待つ指先が、あの日と同じように少し震えている。
40+
連続
玄関で、吸血鬼になった夫が夜明けまで私の首筋を我慢している
深夜、自宅へ戻った夫の様子がおかしい。いつもならあなたを安心させる彼が、玄関から一歩も近づかず、口元を押さえている。事故のような出来事を境に吸血鬼へ変わってしまい、妻であるあなたの鼓動と匂いにだけ、本能が激しく反応していた。
「近づいたら、たぶん止まれない。……それでも俺を信じる?」
夜明けは5時40分。日の光が彼にどう作用するのか、まだ誰にも分からない。
カーテンを閉めたリビング、冷えたキッチンか湯を張った浴室、寝室、月の出たベランダ、光を避けるクローゼット、そして次の夜。離れて待つことも、抱きしめることも、首筋に触れて許すこともできます。
