ファンタジーシチュ: 265件
異世界、魔法、冒険などの非日常を楽しめるAIキャラチャットのシチュ一覧です。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 265件のシチュから選べます。
30+
誰の誘いも断る公爵が、壁の花の私の前で手袋を外す
王宮の舞踏会。今夜も、若き公爵は誰の誘いにも応じない。名家の令嬢たちが列をなしても、彼は一曲も踊らずに壁際に立っていると噂されていた。
没落した子爵家の娘であるあなたは、ドレスも流行遅れで、誰にも誘われないまま柱の陰にいた。
その前で、足音が止まる。
顔を上げると、あの公爵が立っていた。会場中の視線が、一斉にこちらに集まる。
彼は白い手袋を片方だけ外し、素手をあなたに差し出した。
「一曲だけ、お相手を。……手袋越しでは、あなたに失礼だと思ったので」
30+
女騎士団長の私が捕らえた敵国将軍、尋問しているはずなのに口説かれています
戦場であなたが捕らえた敵国の将軍は、傷を負っても背筋を曲げなかった。地下の尋問室。剣も兵も失ったはずの彼は、それでも敗者の目をしていない。
「俺を落としたいなら、拷問より先にあなたの名で呼んでください。俺は、あなたに負けたことだけは誇りに思っている」
情報を引き出すか、誇りを試すか、敵として向き合いながら彼の本音に踏み込むか。強い女性主人公として、敵将と対等に渡り合えるシチュエーションです。
20+
騎士団の執務室で、狼の副団長が生理中の私から離れない
あなたは、獣人騎士団で唯一の人間の書記官。
今朝から生理が来て、少しだけ体が重い。
もちろん、誰にも言っていない。
なのに、執務室に入ってきた狼獣人の副団長が、扉の前でぴたりと止まった。
銀色の耳が、ぴくりと動く。
「……匂いが違う。どこか怪我をしたのか」
「し、してません!」
彼は眉をひそめたまま、あなたの机のまわりを一周して、椅子のすぐ横に腰を下ろした。
「なら、今日は俺がここにいる。団員を近づけない」
20+
偽物と捨てられた夜、白虎の当主が『今日からうちの子だ』
獣人の名家に生まれながら、目覚めた力は家の血筋とまるで違った。
「偽物の娘」と呼ばれ、離れに閉じ込められ、本物の娘が現れた日に、あなたは家を追い出された。
雪の降る森で倒れかけたあなたを、白い外套が包む。
銀の髪に、獣の瞳。敵対する白虎家の当主だった。
「……軽すぎる。何を食べさせられてきた」
抱き上げられた腕の中で、彼の尻尾が不機嫌そうに揺れる。
「今日からうちの子だ。文句は聞かない」
20+
九百年生きた不死の彼の胸の剣が、なぜか私にだけ見える
誕生日の夜、冬の防波堤。
コンビニのケーキに一本だけ立てたろうそくを、願いごとと一緒に吹き消した。
「……呼んだか」
振り向くと、黒いコートの男が立っていた。さっきまで、誰もいなかったはずなのに。
そして彼の胸には、柄まで深く刺さった一本の剣。
「その剣、痛くないんですか」
そう言った瞬間、男の顔から余裕が消えた。
九百年、誰にも見えなかった剣。それが見える者だけが、剣を抜ける。抜けば、彼はようやく終われる。
「……もう一度言ってくれ。何が、見える?」
20+
玉座の間で、敗れた勇者の私を魔王が膝に乗せて鎧を剥いでいく
魔王城の最奥、玉座の間。聖剣は折れ、仲間は城の外へ逃がした。一人残ったあなたは、魔王の前に膝をついていた。
けれど魔王は、とどめを刺さなかった。あなたを抱き上げて玉座の膝に乗せ、黒い爪の指で鎧の留め具を一つずつ外していく。
「殺すには惜しい。……夜明けまでに、我のものになると誓え」
胸当てが床に落ちる音が、広間に響いた。夜明けまで、あと一刻。魔王の手は、薄い鎧下の上からあなたの腰を引き寄せている。
20+
拾った犬獣人の青年が発情期の夜、私の膝から降りない
雨の森で倒れていた犬獣人の青年を、家に連れ帰って半年。耳と尻尾以外はすっかり大人の男なのに、あなたにだけは子犬のように懐いている。
その夜、彼の様子がおかしかった。息が荒く、目が潤んでいる。
暖炉の前の椅子に座るあなたの膝に、彼が跨がって、額を首筋に押しつけた。
「ご主人……だめだ、匂いが、甘すぎて」
尻尾が、ちぎれそうなほど揺れている。腰を押しつけてくる体は、驚くほど熱い。
20+
淫魔の呪いにかかった幼なじみが、私に触れていないと消えてしまう
魔術師見習いの幼なじみが、遺跡の調査から帰ってきた。玄関に立った彼の指先は、向こうの景色が透けて見えていた。
「淫魔の呪いだって。……誰かに触れてないと、体が消えていくらしい」
恥ずかしそうに笑って差し出された手を握ると、透けていた指先にゆっくり色が戻っていく。
手をつないでいれば、半日はもつ。抱きしめれば一日。それ以上は――彼は顔を真っ赤にして、言葉を濁した。
「解呪の方法が見つかるまで、ほかに頼める人、いないんだ。……お前じゃなきゃ、嫌だし」
握った手を離そうとすると、彼の手首から先が、また淡く透けはじめる。
20+
舞踏会前の控室で、騎士が自分のキスマークを隠している
今夜は、あなたの婚約発表の舞踏会。相手は、父が決めた隣国の公爵だ。
侍女を下がらせた控室で、護衛騎士の彼が、ドレスの襟ぐりから覗く小さな痕にそっと白粉をのせていく。
昨夜、最後の思い出にと、あなたが望んで彼に残させたものだ。
「……隠せと命じられれば、隠します。消せと言われても、従います」
鏡越しに、彼の指先が止まった。
「ですが、ひとつだけ聞かせてください。姫様は本当に今夜、あの男の手を取るおつもりですか」
扉の外で、開幕を告げるファンファーレが鳴った。
20+
月夜のバルコニー、孤高の公爵が『俺だけに微笑んでくれ』
豪奢なシャンデリアが輝く舞踏会を抜け出し、月明かりが照らす石造りのバルコニーへ。
「あちらの退屈な社交には辟易していたところだ」
グラスを置いた冷徹な若き公爵が、白手袋の手を胸元に当て、優雅に一礼する。
いつも冷淡で人を寄せ付けない彼が、月光の下で瞳を細めて小さく微笑んだ。
「皆があなたの美しさを褒めそやしているのを見て、独り占めしたくなった。……この静かな月夜に、私と一曲踊っていただけますか」
舞踏会の華やかなワルツが遠くに響く。
20+
魔法ゼロの編入生、白紙の試験に挑む
あなたは、誰もが魔法を使える夜間学院へ、力を持たないまま編入した女性。初日の実技で魔法灯を一つも点けられず、教室から出ようとしたところ、教官補佐の彼から白紙の試験票を渡された。
案内された古い温室には、魔力を流すほど固く閉じる箱がある。蓋には曇った鏡文字、側面には重さで沈む三枚の板、正面には空の鍵穴。彼は魔法杖を棚へ置き、落第印を押さずにあなたの隣へしゃがんだ。
「魔法を使わない人間なら、俺たちが見落とした開け方を見つけられるかもしれない」
温室の消灯まで三十分。鏡文字を拭う、板へ道具を置く、彼へ箱を動かすよう頼む、試験そのものを断る。土と薬草の匂いの中で、最初の手掛かりへすぐ手を伸ばせる。
20+
仮面舞踏会、正体を知る男の取引
あなたは、身分を隠して王都の仮面舞踏会へ潜入した外交官。機密名簿を探していた途中で招待状を落とし、それを拾った黒い仮面の男に秘密の回廊へ導かれた。
男は招待状に記された本名を読み上げず、閉ざされた扉へ背を預ける。代わりに、自分の仮面へ指をかけ、二人だけの取引を提案した。
「君の正体は黙っている。だから次は、俺の素顔を見ても逃げないと約束して」
舞踏会の閉幕まで十五分。先に彼の仮面を外すのか、自分の秘密を語るのか、招待状を奪って立ち去るのか。彼の声には覚えがあるのに、正体はまだ分からない。
20+
連続
白い結婚の三年目、離縁状に署名して出ていくと決めた日から、冷酷公爵が毎晩寝室の前に立っている
家のための政略結婚。初夜に夫は言った。
「三年だ。三年経てば、離縁してやる。それまで私に関わるな」
一度も寝室を訪れない夫。目も合わせない朝食。陰で『飾りの奥様』と笑う使用人。
そして今日、三年目の春。私は離縁状に署名して、書斎の机に置いた。約束どおり、ひと月後の契約満了の朝に、この屋敷を出ていく。
――その夜から、夫が毎晩、私の寝室の扉の前に立っている。
初めて来た朝食。温室の花の名前。城下町での家探しか、求婚の噂が立つ夜会。嵐の夜の扉。三年間の本当の理由。契約満了の朝の馬車。そして、ひと月後。全10場面の連続シチュエーション。
20+
恋を知らない天使のホストクラブで、新人天使の初めての指名客になった
終電を逃した夜、路地裏の小さな扉に、光る文字が浮かんでいた。
『真実の愛で、おもてなし』
中は、白い羽を背負った美しい男性たちが接客するホストクラブ。誰も恋愛をしたことがない、本物の天使たちの店らしい。
適当に指名したのは、羽が少し小さい新人。
彼はあなたの前で緊張した顔のまま、グラスに水を注いだ。……こぼした。
「すみません! 僕、まだ一度も指名されたことがなくて」
真っ赤になった彼は、小さな声で打ち明けた。
「今夜中に『好き』っていう気持ちを知らないと、僕、天界へ送り返されるんです。……教えてくれませんか」
20+
浮気相談で食いつなぐ令嬢に、公爵が『僕の浮気相手になって』
恋人を次々と奪われた過去のおかげで、あなたは今、社交界の浮気相談で生計を立てている。
そこへ届いたのは、家門の巨額の借金の督促状。
途方に暮れたその夜、相談室の扉を叩いたのは、帝都一の遊び人と噂される公爵だった。
「報酬は借金の全額。仕事は簡単だよ」
彼は優雅に脚を組み、笑った。
「僕の浮気相手になってほしいんだ。……ああ、もちろん『ふり』でね」
20+
敗戦国から嫁いだ初夜、敵国の皇帝が『嫌なら刺せ』と短剣を握らせる
戦に敗れた祖国の姫として、あなたは敵国の若き皇帝に嫁がされた。
帝国の後宮の寝所。皇帝はあなたの前で上衣を脱ぎ、鞘から抜いた短剣を、あなたの手に握らせた。
「お前の国を奪った男だ。恨んでいるだろう」
彼はあなたの手を自分の胸に導き、刃先を心臓の上に当てさせる。それから、空いた手であなたの夜着の帯を引いた。
「刺したければ刺せ。刺さないなら――今夜、お前は俺の妃だ」
20+
王女の寝室で、信じていた護衛騎士が刺客の顔を見せる
王女のあなたを長年守ってきた護衛騎士が、敵国の刺客だった。
深夜の寝室、喉元に短剣を当てた彼は、なぜかそれを床に落とす。ベッドに跪き、あなたの夜着の紐に指をかけた。
「殺せと命じられた。……できるはずがない。だから、奪うことにした」
扉の外で、交代の衛兵の足音が近づいてくる。
20+
護衛騎士は無口なふりして、私を誰にも渡す気がない
任務だからそばにいるだけ。そう思っていた護衛の彼は、あなたに縁談や移送の話が出た夜、初めて任務以上の声で引き止めた。
「命令なら従う。だが、君を渡せと言われたら……俺は騎士でいられない」
無口な守護者の奥に隠れていた、激しい独占欲。守る距離が恋人以上に近づく、護衛騎士ロマンスです。
20+
呪いで眠れない姫を、無口な騎士だけが安心させられる
月が高くなるほど、あなたにかけられた呪いは強くなる。王宮医の薬も、魔術師の祈りも効かない。豪華な寝台の上で何度も夜明けを待つあなたのそばに、今夜も無口な騎士だけが残っていた。
「眠らなくていい。夜明けまで、私が見張っている」
彼は余計な慰めを言わない。けれど、水差しを近くへ寄せ、震える手に気づき、悪夢が近づく前に名前を呼んでくれる。無口で不器用な騎士の静かな献身が、呪いの夜を少しずつ怖くないものに変えていく。守られる安心と、誰にも言えない心細さを受け止めてもらう王宮ロマンスです。
大聖堂の地下で、異端審問官が聖女の『奇跡』を確かめる
あなたは、辺境の村で傷を癒やす力を持つと噂される聖女。
王都の大聖堂に呼び出され、通されたのは祈りの間ではなく、地下の審問室だった。
燭台が一つ。黒い法衣の男が、手袋を外しながら振り返る。
「異端審問官だ。……おまえの奇跡が神のものか、偽りか。確かめさせてもらう」
彼は小刀で、自分の手のひらを浅く切った。
「治してみろ。……ただし、俺の目を見たまま」
血の滴る手が差し出される。
審問の期限は、明朝の鐘が鳴るまで。偽りと判じられれば、聖女の名は剥がされる。
嘘をつくと一枚脱げる呪いにかかった、意地っ張りな幼馴染
朝、幼馴染の彼の部屋。寝癖のまま腕を組んだ彼が、あなたから目を逸らして言った。
「別に、お前のことなんか何とも思ってねーし」
その瞬間、彼のパーカーがするりと床に落ちた。
二人で固まったまま、もう一度。「……今のはたまたまだ」。今度は靴下が片方消えた。
嘘をつくと、一枚脱げる。呪いが解けるのは、たぶん今日の日没。
彼は真っ赤な顔でクッションを抱え込み、低い声で言う。
「……何も聞くなよ。絶対、何も聞くなよ」
残りはTシャツと、ジャージと、その下だけ。
白い結婚三年目、離縁の準備はすべて整いました
結婚してから三年。夫とは寝室も別で、まともに話したのは数えるほど。
この国では、三年間『白い結婚』が続けば、妻から離縁を申し出ることができる。
その三年が、今日満ちた。自分の刺繍工房も、住む家も、もう用意してある。
朝食の席で、私は離縁届を夫の前に置いた。
「今まで、お世話になりました」
ナイフを持つ彼の手が、止まった。
応接間で、縁談を断り続ける花婿が『候補に君がいない』
社交界で評判の仲人。まとめた縁談は数知れず、なのに自分は二十九歳で独身。陰では『売れ残り』と呼ばれている。
今回の依頼人は、縁談を断り続ける理想の花婿。資産も容姿も申し分なく、社交界の誰もが狙う男。
屋敷の応接間で、選び抜いた候補の一覧を渡した。彼は一枚ずつめくり、全部読んでから顔を上げる。
「よくできた一覧だ。君の紹介文は、どれも読んでいて楽しい」
そして、最後の紙を指で叩いた。
「ただ、一人足りない。……候補に、君がいない」
社交シーズン開幕の舞踏会は、来週。
嵐の夜に助けた王子が、婚約発表の前日に私の歌声を見つけた
三か月前の嵐の夜、難破した船から投げ出された青年を、私は浜辺まで引っ張り上げた。意識のない彼のそばで、夜明けまで歌を歌って。
人が来る前に、私は岩陰に隠れた。だって、あの人が王子様だなんて知らなかったから。
明日、王子様は「命の恩人」だと名乗り出た隣国の令嬢と、婚約を発表するらしい。
夕暮れの浜辺。網を繕いながら、私は思わず、あの夜の歌を口ずさんでいた。
「……その歌」
振り向くと、お忍びの外套を着た王子様が、砂浜に立ち尽くしていた。
「目を閉じると、ずっと聞こえるんだ。嵐の夜、僕を呼び戻した声が。……もう一度、歌ってくれないか」
