大人の恋シチュ: 317件
大人の恋のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 317件のシチュから選べます。
連続
妊活を始めた月、排卵日の三日間だけ、几帳面な夫が会社を休んだ。『今月は、全部俺に任せて』
結婚して二年。先月、二人で「そろそろ、赤ちゃんがほしいね」と決めた。
排卵日の前の夜。キッチンのカレンダーに、いつの間にか赤い丸が三つ並んでいた。
「明日から三日、有休取った」
スーツのネクタイをほどきながら、几帳面な夫がさらっと言う。
「ご飯も家事も、体調管理も、今月は全部俺に任せて。……あと」
後ろから抱きしめられて、耳元で。
「三日間、俺から離れないで」
カレンダーの前、朝のお風呂、昼のソファ、一日目の夜、休む日の散歩、最後の夜、二週間後の朝。全7場面の連続シチュエーション。
闇市の競売で私を落札した堕天使が、『翼の手入れ係』だと言って羽を一枚ずつ預けてくる
人と人ならざる者が混ざって暮らす、夜の王都。闇市の競売で、あなたを最高値で落札したのは、黒い翼を持つ堕天使だった。
連れてこられた塔の最上階。彼は窓辺の長椅子に腰を下ろすと、片方の翼を、あなたの前にゆっくり広げた。
艶のない、傷んだ黒い羽。ところどころ、抜け落ちている。
「お前を買った理由は一つ。この翼の手入れ係だ」
命令する声は冷たいのに、翼の付け根だけが、わずかに震えている。
彼は抜けかけた羽を一枚、自分で引き抜いて、あなたの手のひらに落とした。
「堕ちてから、誰にも触らせたことはない。……触れられると、俺がどうなるか。知りたければ、確かめろ」
ホテルの朝、割り切った彼が名刺を置いて「卒業しよう」
あなたは、月に一度だけ彼と会う会社員。始まりは一年前のバーで、約束は三つ。名前以外は聞かない、泊まっても朝食は別、好きにならない。
今朝は、その約束が一つ破られていた。
シャワーから出ると、窓際のテーブルに、二人分のルームサービスの朝食が並んでいる。
彼はシャツを羽織ったまま、コーヒーを二つ注いでいた。
「座って。……この関係、今日で卒業しよう」
言ってから、彼は自分で慌てたように首を振る。
「違う。終わりにしたいんじゃない。こういう会い方を、やめたいだけ」
テーブルの上には、彼の名刺が一枚。フルネームと、会社名と、手書きの携帯番号。
「三つ目の約束、俺、だいぶ前に破ってた。……次は、ちゃんと昼間に会いたい」
コーヒーの湯気の向こうで、彼の指がカップを握り直した。
閉館前の映画館で、若い館長と最後の十日間を数える
あなたは、子どもの頃から町の小さな映画館に通っている会社員。その映画館が、十日後に閉館する。
今夜の最終回が終わったロビーで、二代目の館長の彼が、手書きのカレンダーに斜線を引いていた。
残り、十日。
先代の祖父から館を継いで三年。彼は閉館後、遠くの町の配給会社へ移ることが決まっている。
「毎晩来てくれるの、あなただけですよ」
彼はチケットの半券を一枚、あなたの前に置いた。日付の欄が空白の、使われていない一枚。
「最後の日まで、毎晩一本ずつ、あなたの好きな映画をかけます。客がいなくても」
「その代わり……最後の夜に、ここで、俺の話を聞いてくれませんか」
誰もいない客席から、映写機の冷えていく音がした。
一人で来たバーで、バーテンダーが元彼の酒を出してくる
あなたは、駅裏の小さなバーに三年通っている会社員。恋人と別れて一か月、今夜は初めて一人で来た。
この店の「いつもの」は、ずっと二人分だった。注文を言う前に、目の前にグラスが置かれる。
ライムの浮いたジントニック。別れた彼が、毎回頼んでいたもの。
顔なじみのバーテンダーは、グラスを拭く手を止めずに言う。
「忘れたいんでしょ。だったら、まず飲み干せば」
そのくせ、頼んでもいないチェイサーと、あなたの好きなナッツの小皿が、黙ってグラスの横に並ぶ。
彼はカウンター越しに、少しだけ身を乗り出した。
「あいつと来てたとき、俺がどんな顔でそれ作ってたか、知らないだろ」
「次の一杯は、それ空けてから決めて」
水上コテージのテラスで、隣の男がグラスを差し出す
あなたは、婚約破棄されたあとも、キャンセルしなかった新婚旅行に一人で来た。二人用の水上コテージは、ベッドもバスタブも広すぎる。
夜、テラスで一人シャンパンを開けたとき、仕切り板の向こうから声がした。
「それ、二人用のボトルじゃない?」
隣のコテージに泊まっている男は、仕事でこの島に来たと言う。あなたが一人でいる理由は聞かず、グラスを一つ持って仕切りの端まで来た。
「飲みきれないなら手伝うよ。……泣き顔を見に来たわけじゃない。今夜のあなたが、どんな顔で笑うのか見たい」
足元では、ガラス床の下を魚が光りながら通り過ぎていく。帰国の便は明後日。彼の部屋の明かりは、まだ消えていない。
閉業前夜の山の民宿で、宿の主人が最後の客を引き止める
あなたは、一人旅で山奥の民宿に泊まりに来た会社員。三年前にも一度、泊まったことがある。
予約の電話で知った。この民宿は、明日で閉業する。今夜の客は、あなた一人だけ。
宿を一人で切り盛りする主人は、三年前と同じ穏やかな人。でも、夕食の膳を運んでくる手が、少し痩せていた。
「三年前、この部屋に泊まってくれた方ですよね。宿帳に、きれいな字で書いてくれた」
たった一泊の客を、宿帳の字まで覚えていた。彼は小さく笑って、膳を並べる。
夕食のあと、器を下げに来た彼が言った。
「今夜は、もう誰も来ないので。……家族風呂、貸切でどうぞ」
それから、湯呑みを片付ける手を止めて、あなたを見た。
「明日、お見送りしたら、ここは空き家になります。……最後に、少しだけ、引き止めてもいいですか」
ホテルのお見合い席で、相手の待ち受けが魔法少女だった
あなたは、親戚の勧めで、ホテルのラウンジでお見合いをしている会社員。
相手は、物腰の柔らかい会社員の男性。趣味の欄には『読書、映画鑑賞』。会話は丁寧で、そつがない。
仲人さんが「あとはお二人で」と席を外したあと、テーブルに置かれた彼のスマホが光った。
待ち受けは、魔法少女のアニメキャラクター。
彼は電光石火の速さでスマホを伏せた。それから、紅茶のカップを持ったまま、しばらく黙った。
「……見ました、よね」
観念したように、彼は眼鏡を押し上げる。
「趣味の欄、嘘です。本当は、毎週欠かさず観てます。グッズ部屋もあります。……前のお見合いは、これで三回断られました」
カップを置く手が、少し震えていた。
「なので、今、断ってもらっても大丈夫です」
新居の内見で、彼が空っぽの小部屋から出てこない
あなたは、来春に結婚を控えた会社員。今日は婚約者の彼と、新居の内見に来た。
2LDK。日当たりのいいリビング、広めのキッチン。不動産屋さんが「ごゆっくり」と外へ電話をしに出ていった。
ふと気づくと、彼がいない。
探したら、玄関脇の、いちばん小さな洋室にいた。何もない六畳の真ん中で、窓を見上げて立っている。
「……ここさ」
振り返らないまま、彼が言う。
「最初は、物置でいいと思ってたんだけど」
窓から差す光の中で、彼の耳が、少し赤い。
「いつか、ここ、子ども部屋にしたいって言ったら……気が早い?」
送別会の帰り、転勤する元彼が『最後の一時間だけ、俺にくれ』
部署の送別会。主役は、来週から福岡へ転勤する彼だった。
二年前に別れた、元彼。同じ会社なのを理由に、一度もちゃんと話さないまま今日まで来た。
一次会のあと、駅前の人波の中で手首を掴まれる。
「二次会、行かないで」
振り返ると、酔っているはずの彼の目が、ひどく真剣だった。
「明日の朝の新幹線で行く。だから――最後の一時間だけ、俺にくれ」
遠くで同僚たちが「二次会こっちだよー」と呼んでいる。
掴まれた手首が、二年前と同じ温度だった。
部屋が燃えた夜、鬼上司が「部屋なら余ってる」。会社では絶対に秘密
残業を終えて帰ったら、アパートが燃えていた。
消防車の赤い光の中で、スーツ一枚のまま立ち尽くしていると、背後から聞き慣れた声がした。
「……何してる、こんなところで」
部署で一番厳しい上司。帰り道が同じ方向だったらしい。
事情を話すと、彼は少し黙ってから、ため息をついた。
「うちに来い。部屋なら一つ余ってる」
2LDKのマンションに着くと、彼はあなたに合鍵を渡して言った。
「新しい部屋が見つかるまでだ。それと——」
眼鏡の奥の目が、いつもの会議室と同じ冷たさになる。
「俺と一緒に暮らしてること、会社では絶対に秘密だからな」
遭難した無人島で、頼れる彼の荷物から他人のパスポートが出てきた
クルーズ船の事故から二日。
流れ着いた無人島で、あなたと一緒に生き残ったのは、同じ船に乗っていた男性ひとりだけだった。
火を起こし、魚を獲り、雨をしのぐ小屋を作ってくれたのは全部彼だ。
「大丈夫。あと三日で救助船の航路に入る。それまで俺が守る」
その夜、彼が水を汲みに行っている間に、あなたは彼の防水バッグを開けてしまった。
中にあったのは、知らない男の名前のパスポート。写真の顔は、彼とは別人だった。
背後で、砂を踏む足音が止まる。
「……見たのか」
お見合いの部屋を間違えた私に、初対面の御曹司が「婚約者のフリを」
母に押し切られて来た、料亭でのお見合い。
襖を開けて「遅れてすみません」と頭を下げたら、座っていたのは写真とはまるで違う、冷たい顔立ちの男だった。
「……ああ、やっと来たか」
部屋を間違えた、と言う前に、彼の向かいに座る年配の女性たちがあなたを値踏みするように見る。
彼は立ち上がり、あなたの手を取った。
「紹介します。僕の婚約者です」
廊下に出たところで、彼は小声で言った。
「巻き込んで悪い。一ヶ月後の親族会まででいい。……俺の婚約者のフリをしてくれないか」
ゴシップ記者の私を、スクープ相手の御曹司がスイートへ招いた
財閥の御曹司。毎週のように違う女性とホテルへ消える男。
週刊誌の記者のあなたは、三日間、彼を張り込んでいた。
今夜こそ決定的な一枚を撮る。そう思ってホテルのロビーでカメラを構えたとき——
レンズの向こうの彼が、まっすぐこちらを見て、手招きをした。
エレベーターの前で、ボーイがあなたにカードキーを差し出す。
最上階、スイートルーム。
ドアを開けると、彼は窓辺でグラスを傾けていた。
「三日も付き合ってくれたお礼。……俺の本当のスクープ、欲しいんだろ?」
朝刊の締切まで、あと六時間。
タクシー運転手の私の後部座席に、十八の冬に別れた初恋の人が乗ってきた
夜のタクシー。雪が降り始めた交差点で、手を挙げた客を乗せた。
「空港まで」。その声で、ハンドルを握る手が止まった。ルームミラーの中に、十八の冬に別れた初恋の人がいる。
あの頃、二人で一つのイヤホンを分けて聴いていた曲が、偶然ラジオから流れ始めた。
後部座席の彼が、ミラー越しに目を見開いた。
「……この曲、まだ聴けるようになった?」
出会った深夜のファミレスで、五年目の別れ話
終電を逃した夜、同じ作家の本が好きだと分かって、朝まで話した。
——あれから五年。同じ部屋で暮らして、同じ猫を飼って、それでも最近は、好きなものの話をしなくなった。
友人の結婚式の帰り、二人で、出会った深夜のファミレスに入った。今日で終わりにしようと、お互い言わなくても分かっていた。
窓際の席に、終電を逃したらしい若い二人が座っている。好きな映画の話で、楽しそうに笑っている。
彼は、ドリンクバーのグラスを置いたまま、その二人を見ていた。
「……俺たちも、あんなだったな」
声が、少しだけ震えている。
断ったお見合い相手が、トラックの前に飛び出した
三年前、結婚式の直前に婚約者を事故で亡くした。
それから誰と会っても、心は動かない。叔父に頼まれて会った今回のお見合い相手も、冴えなくて不器用な、九十九回お見合いに失敗したという男だった。
『ごめんなさい。誰かを好きになるのが、もう怖いんです』
そう告げて別れた、帰り道の交差点。
急ブレーキの音。振り向くと、止まったトラックのすぐ前で、彼が両手を広げて立っていた。
運転手の怒鳴り声の中、彼は震える足で振り返る。
「……僕は、いなくなりません。あなたより先には、絶対に」
新郎に逃げられた花嫁、年下ピアニストの部屋に転がり込む
白いドレスのまま、教会で二時間待った。
新郎は、来なかった。
ドレスの裾をからげて、彼の部屋へ乗り込む。扉を開けたのは、寝ぐせのついた見知らぬ年下の男だった。
「……あいつなら、昨日の夜、荷物まとめて出ていきましたけど」
部屋の真ん中には、古いグランドピアノ。
住んでいた部屋は、新居のために引き払ってしまった。財布の中身は、三千円。
「……とりあえず、上がります? コーヒーくらいなら、出せるんで」
彼はぎこちなく笑って、ピアノの上に散らばった楽譜を片づけ始めた。
雪の港町で、死んだ婚約者と同姓同名の男が『手紙をくれたのは君か』
婚約者が雪山で亡くなって二年。命日の夜、あなたは彼の中学の卒業アルバムに載っていた昔の住所へ、手紙を出した。今はもう道路の下になったと聞いていた住所へ。
『お元気ですか。私は元気です』
届くはずのない手紙に、返事が来た。差出人の名前は、彼とまったく同じだった。
確かめずにいられなくて、あなたは消印の雪の港町まで来てしまった。古い図書館のカウンターの奥から出てきた男が、あなたの顔を見て息をのむ。
「……手紙をくれたのは、君か」
彼は、死んだ婚約者と同じ名前で、同じ中学の同じクラスだったという。そして少しためらってから、目をそらして言った。
「あいつの初恋の子に、君はよく似てる」
帰りの最終列車は、今夜の吹雪で止まりかけている。
別れ話をするはずのファミレスで、昔の私たちみたいな二人が隣に座った
付き合って五年。終電を逃した夜、偶然隣にいた彼と、好きな作家も、映画も、同じ靴まで同じで、朝まで話し込んだのが始まりだった。
いつからか、彼は仕事の話しかしなくなった。あなたが勧めた小説は、本棚で帯がついたまま眠っている。
今夜、二人で決めていた。初めて朝まで話したこのファミレスで、ちゃんと別れよう、と。
ドリンクバーのグラスを置いた彼が、口を開きかけた、そのとき。隣のテーブルに、学生らしい男女が座った。
「え、その作家好きなんですか? 私も、全部読んでます」
彼の言葉が止まった。テーブルの下で、彼の靴があなたと同じ色だったことを、ふいに思い出す。
「……なあ。俺たち、あんなだったよな」
終電まで、あと一時間。
ホテルのセーフルームで、私の警護官が『任務外のお願いをしてもいいですか』
脅迫状が届いてから一週間。私の警護に就いた彼は、一度も私を名前で呼ばなかった。
ホテルのセーフルームで、朝まで待機。二人きりの部屋で、彼がイヤホンを外した。
「……一つだけ、任務外のお願いをしてもいいですか」
いつも無表情な警護官の瞳が、まっすぐ私を見ている。
白い結婚のはずの契約夫が、三か月目の夜に『条項を一つ、書き換えたい』
家同士の都合で結ばれた、契約結婚。寝室は別、触れ合いはなし、一年後に円満に離婚。条項は全部、彼が決めた。
三か月目の夜。私の部屋のドアがノックされた。
パジャマ姿の彼が、契約書を一枚手にしている。
「第四条。『寝室は別とする』。……ここを、書き換えたい」
いつも冷静な夫の声が、少しだけ掠れていた。
結婚相談所の練習デート、規約の『接触禁止』を担当アドバイザーが一つずつ破る
明日は、結婚相談所で決まった初めてのお見合い。緊張する私のために、担当アドバイザーの彼が練習デートに付き合ってくれた。
最後のバーで、彼が規約の冊子を開く。
『会員とアドバイザーの私的な接触を禁ず』
「練習なので、手をつなぐところまでは。……ああ、でも」
彼の指が、私の指に絡む。
「お相手が、こうしてきたらどうします?」
元彼の結婚式の帰り、控室でドレスの彼が『全部、綺麗でした』
体型を笑って私を振った元彼の、結婚式。見栄を張って借りたドレスで最後まで笑い切って、ようやく控室に戻った。
背中のファスナーに手が届かない。ドレスを貸してくれたレンタル店の担当の彼が、後ろに立った。
「下ろしますね」
ゆっくり開いていく背中に、彼の声が落ちる。
「今日、会場で一番綺麗でした。……肩も、背中も。全部」
