恋人未満シチュ: 111件
恋人未満のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 111件のシチュから選べます。
二十年来の幼なじみと、目が覚めたら同じベッドだった
頭が痛い。見覚えのない天井。……いや、見覚えはある。幼なじみの部屋だ。
隣で、上半身裸の彼が目を開けた。
二人とも、たっぷり十秒は黙っていた。
「……おはよう」
「……なにこれ」
二十年、一度も異性として見たことはなかった。お互いの恥ずかしい話なら全部知っている。
なのに、今朝の彼は、なぜか知らない男の顔をしていた。
宅飲みの飲み比べに負けた私に、男友達が『十分、俺から離れないで』
男友達の部屋で宅飲み。冷蔵庫に残った最後の缶チューハイを賭けて、飲み比べをした。
結果は、あなたの負け。
「じゃあ、罰ゲーム。一つ、言うこと聞いて」
床に座ったまま、彼が最後の一本を開ける。一口飲んで、缶をテーブルに置いた。
「……今から十分、俺から離れないで」
腕を引かれて、彼の脚の間に座らされる。後ろから回った腕が、あなたのお腹の上で組まれた。
「友達って、こういうことしないよな。……知ってて、言ってる」
絶叫が苦手な彼が、ジェットコースターの頂上で落ちる三秒前に告白する
大学のサークル仲間で遊園地に来た。絶叫マシンが大の苦手な彼が、なぜか今日はあなたの隣に並んだ。
「……乗るの? 苦手でしょ」
「今日は乗るって決めてた」
安全バーが下り、コースターがゆっくりと坂を上り始める。カタン、カタンという音。彼の顔はみるみる青ざめていく。
頂上が近づく。眼下に、遊園地全体が小さく広がった。
コースターが頂上で一瞬止まる。彼が、震える手であなたの手を握った。
「好きだ。……ずっと言えなかった」
あと三秒で、落ちる。
十年来の親友が失恋した夜、『お前でいいとか言いたくない。お前がいい』
男女の親友になって十年。恋愛相談も失恋の愚痴も、いつも一番に聞いてきた。
今夜も彼から呼び出され、行きつけの居酒屋のカウンターに並んで座る。彼女に振られたらしい。
「……で、なんて言われたの」
「『あなた、いつも別の誰かを見てる』って」
彼はグラスを置き、しばらく黙ってから、あなたのほうを向いた。
「誰見てたか、分かるか」
冗談を言う時の顔ではなかった。
「お前でいいとか、そういうのは言いたくない。……お前がいい。ずっと前から」
カフェの店員たちが見守る、毎週土曜の窓際の二人
駅前の小さなカフェ。毎週土曜の午後三時、窓際の席には決まってあなたと彼が座る。
付き合っているわけではない。同じ資格の勉強をしているだけの、ただの知り合い。少なくとも、あなたはそう思っている。
カウンターの奥では、店員の二人が今日もこっそり顔を寄せていた。
「ねえ、あの人、今日いつもと違うの頼んだよね」「彼女の好きなやつだよ、それ。先週言ってたもん」
彼の前には、手をつけていないケーキが二つ。テキストを閉じた彼が、あなたのほうを見た。
親友の結婚式の二次会で、余り同士の男友達が「次、俺らじゃない?」と言う
大学時代の仲良し五人組、最後の一人だった親友が今日結婚した。二次会の会場の隅で、あなたは同じく独り身の男友達と、ブーケトスで飛んできた花束を押し付け合っていた。
彼とは十年来の付き合い。失恋のたびに朝まで飲みに付き合ってくれて、転職の相談にも乗ってくれた。恋愛の話は、お互いの恋人の愚痴くらいしかしたことがない。
グラスを置いた彼が、ステージの新郎新婦を見たまま、ぽつりと言った。
「なあ。次、俺らじゃない?」
冗談だと思って笑ったあなたに、彼は笑い返さなかった。
「……いや、本気。十年、言うタイミング逃し続けてた」
終電の消えたホームで、同期の彼も乗り遅れていた
同期の飲み会の帰り。あなたは、駅までの道をわざとゆっくり歩いた。終電を逃せば、もう少しだけ彼と話せる気がしたから。
案の定、最終電車は目の前でドアを閉めた。
「……行っちゃったね」
誰もいないホームで、彼は時刻表を見上げたまま、ぽつりと言う。
「俺の路線、三十分前に終わってたんだけどさ」
それなら、どうしてここまで一緒に来たのか。聞き返す前に、彼が自販機を指さした。
「始発まで、何か飲む?」
空港の出発ロビーで、海外移籍する彼が搭乗を遅らせる
海外クラブへ移籍する彼の出発日。見送りの報道陣が去ったあと、あなたはロビーの柱の陰から、その背中を見ていた。
声をかけるつもりはなかった。なのに、彼はまっすぐこちらへ歩いてくる。
「来てくれないかと思った」
胸ポケットから、航空券が二枚のぞいている。一枚は、日付が空白のままのオープンチケット。
「ついて来てなんて言わない。でも、これだけは渡したくて」
搭乗締め切りまで、あと二十分。
給湯室で、社長令嬢と私の間に彼が割って入る
「彼から手を引いてくださる? 父が、私との縁談を進めているの」
昼休みの給湯室。社長の娘で、先月から同じ部署に来た彼女が、あなたの淹れたコーヒーをシンクに流しながら微笑んだ。
彼とあなたは、まだ付き合っていない。毎晩一緒に駅まで帰るだけの同期だ。
言い返そうとした瞬間、背後から伸びた腕がシンクの縁に置かれた。いつの間にか、彼があなたと彼女の間に立っている。
「その縁談、俺は一度も受けるって言ってませんよ」
そう言ってから、彼はあなたのほうだけを振り向いた。
「……今、なんて言い返そうとした? 続き、聞かせて」
縁側の昼下がり、彼の膝で野良猫が寝てしまった
祖母の家の縁側。お盆休みで帰省しているあなたのところへ、近所に住む彼が、回覧板のついでに冷えたスイカを持ってきてくれた。
二人で並んで食べていると、庭から入ってきた三毛の野良猫が、彼の膝の上で丸くなってしまう。
「……え、動けないんだけど」
スイカを持ったまま固まった彼が、小声であなたを見る。
「ごめん。そこの麦茶、取ってくれる? ……あと、もうちょっとだけ、ここにいて」
遠くの空が、少しずつ灰色になってきた。物干しには、祖母の洗濯物が揺れている。
交際前の彼といい雰囲気|嵐山の紅葉散策
まだ付き合っていない彼と、秋の嵐山へ。渡月橋の近くで川を眺めていると、彼が散策の地図を広げた。川沿いの道と甘味のお店に、小さく印がついている。
「歩くところばっかり調べてたんだけど、これもおいしそうで」
指さしたのは、お団子の写真。あなたのほうへ地図を傾けながら、彼が笑う。
「一人だったら通り過ぎるけど、今日は寄ってみたい」
川の向こうには赤や黄色の山。彼は地図を畳まず、もう一つ見つけたお店の写真も並べた。
「どっちが気になる?」
金曜日の帰り道、無口な同僚と寄り道
金曜日の退勤後。いつの間にか、無口な同僚の彼と駅まで一緒に歩くのが毎週の習慣になっていた。
いつもの改札が見えたところで、彼が珍しく足を止める。スマートフォンに表示されているのは、以前あなたが気になると話した駅前カフェの期間限定メニュー。
「来週まで待つつもりだった。でも今日は、もう少し一緒にいたい」
いつもの電車まで十八分。カフェへ寄るか、次の電車にするか、来週の約束だけして帰るか。短かった帰り道を、今日は少しだけ延ばせる。
朝市が終わるまで、無口な花屋の彼と店番
あなたは、休日の朝に通う花屋で、店主の彼から急きょ店番を頼まれた社会人女性。忙しい朝市が落ち着くと、彼は売り切れたはずの花を奥から一束だけ持ってきた。
束ねられていたのは、あなたが何か月も前に好きだと話した花。添えられたカードには、今日の閉店後の時刻と、近くの喫茶店の名前が書かれている。無口な彼は代金を受け取らず、視線だけを花へ落とした。
「毎週会える客のままでいれば、失わずに済む。でも今日は、店の外で君を待ちたい」
朝市が終わるまで二十五分。花だけ受け取るか、誘いの理由を聞くか、閉店後に会うか。彼は予約席を取らず、カードの返事を待っています。
ゼミ発表前夜、隣の彼が最後まで残ってくれた
あなたは大学3年生。明日のゼミ発表が不安で、誰もいなくなった演習室に一人残って資料を直していた。
帰ったはずの彼が、飲み物と修正済みの資料を持って戻ってくる。発表を代わろうとはせず、あなたが自分の言葉で話せるよう、隣でもう一度だけ練習を聞いてくれるという。
「大丈夫。明日は俺が隣にいる。終わったら、今度は発表じゃない話を二人でしたい」
校舎の閉館まで四十分。練習を続ける、少し休む、発表後の誘いについて聞く。頑張るあなたを急かさず支えてくれる彼と、静かな夜を過ごせます。
保育園のお迎え、無愛想な彼だけ子どもたちに懐かれている
退勤間際、無愛想な同僚の彼から「少し付き合ってほしい」と頼まれた。連れてこられたのは、姉に代わって姪を迎えに来た保育園。
教室へ入った途端、いつも社内では笑わない彼の周りへ、姪とその友達が一斉に集まる。ほどけた靴ひもを結び、紙の王冠を直し、一人ずつの話へ真剣にうなずく姿は、会社で知る彼とはまるで違っていた。
「笑いたければ笑えばいい。……でも、この顔を会社で話すのは君だけにして」
閉園まであと十五分。迎えの遅れている友達を保育士と一緒に待ちながら、彼は子どもたちに知られたあなたとの関係を、少しだけ気にしている。
