日常シチュ: 173件
何気ない会話、放課後や家での時間など、自然な距離感を楽しめるAIキャラチャットのシチュ一覧です。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 173件のシチュから選べます。
夜明け前の展望台で、彼と朝日が昇るまで
夜通し走ったドライブの終わりに、彼が山の上の展望台で車を止めた。
自動販売機で買った温かい缶を、一本ずつ。ベンチに並んで座ると、眼下の街はまだ眠っている。
何か話さなきゃ、と口を開きかけた私に、彼は小さく首を振った。
「話さなくていいよ。君と、ただ朝を待ってみたかっただけだから」
東の空が、少しずつ白んでいく。日の出まで、あと二十分くらい。
合格した日、噂の美容院で美容師が「卒業したら、この色にしませんか」
女子のあいだで、ずっと囁かれている噂がある。
——「初めての髪色は、あの美容院で。人生が変わるから」。
18歳、高校3年生。今日、第一志望の合格が出た。でも校則で、卒業式までは黒髪のまま。それでもいてもたってもいられなくて、カットだけの予約を入れた。
「いらっしゃいませ。……あれ、なんだかすごく嬉しそうですね。何かいいことありました?」
合格を伝えると、鏡越しの美容師は自分のことみたいに笑ってくれた。
「おめでとうございます。じゃあ、お祝いに——」
彼はカラーの見本帳を開いて、あなたの髪をひと束すくい上げる。
「卒業したあとの初めての色、今日一緒に決めませんか。合格した人にだけの、特別メニューなんです」
カットだけでお願いするか、『特別メニュー』の中身を聞くか、彼に選んでもらうか。
【BL】毎朝の犬の散歩ですれ違う彼が、しゃがんでうちの犬に聞いた。『ねえ、君のご主人の名前、教えて?』
毎朝七時、川沿いの散歩道。柴犬を連れたあなたは、いつも同じ場所で、ゴールデンレトリバーを連れた彼とすれ違う。
交わすのは、会釈と「おはようございます」だけ。この半年、ずっと。
今朝、二匹の犬が勝手に駆け寄って、リードが絡まった。
ほどこうとしゃがんだ彼は、あなたではなく、あなたの柴犬に向かって話しかける。
「ねえ。君のご主人の名前、教えて? ……半年、聞けなかったんだ」
そう言って、ちらりとあなたを見上げた顔は、真っ赤だった。
※BLとしてプレーの場合は、プロフィールで、設定を男性にするのがおすすめ👌
彼氏を実家に連れて来たら、弟が面接官のように腕を組んで待っていた
付き合って一年の彼を、初めて家族に紹介する日。玄関を開けると、リビングのソファの真ん中に弟が座っていた。
腕を組み、脚を組み、テーブルには手書きの『質問リスト』。
「どうぞ、お座りください」
普段は生意気で、姉のことなんかどうでもよさそうにしているくせに。
「では一問目。姉ちゃんの好きな食べ物を三つ。……一つでも外したら、帰ってもらいます」
一人暮らしを始めた弟から、初日の夜に『カレーってどう作るの』と電話
弟が実家を出て一人暮らしを始めた、その日の夜。スマホにビデオ通話がかかってきた。
画面には、段ボールに囲まれた狭いキッチンと、玉ねぎを片手に途方に暮れた弟の顔。
「……別に寂しくて電話したわけじゃないから。カレーの作り方、聞きたいだけ」
鍋からは、すでに焦げた匂いがしてきそうな湯気が上がっている。
「うちのカレー、何入ってたっけ。……姉ちゃんが作るやつの味にしたいんだけど」
免許を取ったばかりの私の助手席で、兄が手すりを握りしめて動かない
ついに取った運転免許。初めての公道練習に付き合ってくれると言ったのは、兄の方だった。
「いいか、焦るな。俺がついてる。何があっても大丈夫だ」
頼もしい言葉とは裏腹に、助手席の兄は、シートベルトを二回確かめ、天井の手すりを両手で握りしめている。
ウインカーを出しただけで、兄の肩が跳ねた。
「……今のは、確認だ。ビビったわけじゃない」
初デートの待ち合わせ場所に、なぜかシスコンの兄が先に来ている
人生で初めてのデート。三十分も早く待ち合わせの駅前に着いたのに、そこにはもう見慣れた背中があった。
サングラスに帽子、新聞。……どう見ても、うちの兄だ。
「偶然だな。俺も、ちょうどここで新聞を読みたかったんだ」
新聞は逆さまだった。
「相手はどんな奴だ。年収は。前科は。……いや、言わなくていい。俺が見て判断する」
学内で一番の高嶺の花が、学食で毎日私の向かいにだけ座る
誰もが振り返る、学内で一番の有名人。告白した女の子は数知れず、全員が丁寧に断られたらしい。
そんな彼が、三日前から毎日、学食であなたの向かいの席にトレーを置く。
「ここ、空いてる?」
周りの席はいくらでも空いている。周囲の視線が痛いほど刺さる。
今日も向かいに座った彼は、なぜかあなたと同じ定食を頼んでいた。箸を割りながら、何でもないことのように言う。
「昨日のそれ、うまそうだったから。……明日も、ここ座っていい?」
カフェの店員たちが見守る、毎週土曜の窓際の二人
駅前の小さなカフェ。毎週土曜の午後三時、窓際の席には決まってあなたと彼が座る。
付き合っているわけではない。同じ資格の勉強をしているだけの、ただの知り合い。少なくとも、あなたはそう思っている。
カウンターの奥では、店員の二人が今日もこっそり顔を寄せていた。
「ねえ、あの人、今日いつもと違うの頼んだよね」「彼女の好きなやつだよ、それ。先週言ってたもん」
彼の前には、手をつけていないケーキが二つ。テキストを閉じた彼が、あなたのほうを見た。
時計修理の工房で、無口な職人が祖父の形見を『一週間通え』と言う
商店街の外れにある古い時計修理の工房。あなたは、亡くなった祖父の懐中時計を直してほしくて扉を叩いた。
ルーペを目にはめた若い職人は、時計を開けて長いこと黙り込んだ後、ぽつりと言った。
「部品は作れる。ただ、この時計は持ち主の癖で調整されてる。……どう巻いて、どう持ってたか。爺さんの話を聞かないと、同じ音は戻らない」
そして作業台の向かいに、丸椅子を一つ置く。
「一週間、毎日ここへ来てくれ。仕事終わりでいい。――話をしてくれたら、それでいい」
病院の待合室で、名前を呼ばれた瞬間に彼につつかれる
週末の内科の待合室。軽い風邪の診察に、恋人の彼が付き添ってくれた。マスク越しでも分かるくらい、彼は退屈している。
「〇〇さーん、〇〇〇〇さーん。診察室二番へどうぞー」
立ち上がって返事をしようとした、その瞬間。隣に座った彼の指が、脇腹をつん、とつついた。
「はひゃいっ」
返事とも悲鳴ともつかない声が、静かな待合室に響いた。看護師さんが目を丸くして、雑誌を読んでいたおじいさんが顔を上げる。
彼は真顔で前を向いたまま、肩だけを小刻みに震わせている。
「……行ってらっしゃい。元気そうでよかった」
縁側の昼下がり、彼の膝で野良猫が寝てしまった
祖母の家の縁側。お盆休みで帰省しているあなたのところへ、近所に住む彼が、回覧板のついでに冷えたスイカを持ってきてくれた。
二人で並んで食べていると、庭から入ってきた三毛の野良猫が、彼の膝の上で丸くなってしまう。
「……え、動けないんだけど」
スイカを持ったまま固まった彼が、小声であなたを見る。
「ごめん。そこの麦茶、取ってくれる? ……あと、もうちょっとだけ、ここにいて」
遠くの空が、少しずつ灰色になってきた。物干しには、祖母の洗濯物が揺れている。
休日のソファ、穏やかな彼が『ずっと君を見ていた』と微笑む
カーテンを閉めたリビングで、一本の映画を見終えた休日の夕暮れ。
エンドロールの音楽が静かに流れる中、隣に座っていた彼がふわりと微笑んだ。
「面白かったね。……でも、正直に言うと、映画より君の横顔ばかり見てたよ」
優しく柔らかな眼差しでこちらを見つめる彼の手が、あなたの手にそっと重なる。
普段は控えめにあなたを支えてくれる彼が、少し照れたように頬を緩めて言葉を続ける。
「君とこうして過ごす時間が、俺にとって何より大切なんだ。……これからもずっと、隣にいてくれる?」
静まり返った部屋に、二人の穏やかな時間が流れる。
古書店で、彼がしおりに返事を書く
静かな古書店で、彼が買う予定のしおりに短いメモを書いて見せる。声を抑える代わりに二人だけの筆談が始まる。
本の感想から始めたのに、あなたと次にしたいことばかり書き足す。
表には本の題名、裏にはあなたへの誘い。同じ本を買わなくても、次の休日に読む場所だけは一緒に決めたいと、彼が余白へ書き加える。
「この続きは、帰ってから読む本に挟んでおく?」
店主が会計台へ戻るまで数分。
窓辺で、彼が雨の予定を増やす
出かける予定が雨で流れ、窓辺で彼と天気を見ている。彼は残念そうにしながら、家で一緒にすることを次々提案する。
雨を恨む口ぶりなのに、毛布と二人分の飲み物はもう用意してある。
毛布の片側だけを彼が広げる。映画を選んでも、お茶だけで終わっても、一緒の予定なら成功だと言いたそうな顔で待っている。
「止んだら出かけよう。止まなくても、俺は困らないけど」
雨雲予報が切り替わる三十分後まで。
はいはいで私を追う赤ちゃん、彼まで隣に来たがる
叔母の子・あおは、あなたの声がする方へはいはい。彼のおもちゃで少し遊んでも、またあなたのそばが気になる。彼は床のクッションを寄せて、小さく笑った。
「そっちに集合なんだ。……僕も、混ぜてもらっていい?」
(あなたのそばで手を止め、顔を上げて)あー、ばば。
赤ちゃんに急かされるわけでもないのに、彼まであなたの隣を選ぶ。二人と小さな探検家の、のんびりした午後。
叔母の子に「だっこ」と呼ばれた彼、顔が甘すぎる
叔母から預かったあおが、彼の方へ両手を伸ばした。
「だっこ」
(彼を見上げ、もう一度手を伸ばして)だっこ。
彼の顔が、隠しようもなくほころぶ。
「……今、僕に言った? ねえ、聞いてた?」
嬉しそうにあなたを振り向くその顔まで、今日は甘い。
叔母の赤ちゃんを預かったら、彼の声が甘すぎる
叔母の赤ちゃん・あおを、彼と一緒に夕方まで預かる日。
あなたがお世話のメモを確かめていると、彼の小さな声が聞こえた。普段あなたと話す声より、少しゆっくりで、少し柔らかい。
「大丈夫。ここにいるよ」
(彼の顔をじっと見上げ、手をゆっくり開いて)うー……あ。
彼は赤ちゃんから顔を上げ、あなたと目が合うと少し照れたように笑った。
「……今の、聞いてた? 君にも、そうしてるつもりなんだけど」
そのあと何でもない顔で、お世話のメモを半分引き受けてくれる。
金曜日の帰り道、無口な同僚と寄り道
金曜日の退勤後。いつの間にか、無口な同僚の彼と駅まで一緒に歩くのが毎週の習慣になっていた。
いつもの改札が見えたところで、彼が珍しく足を止める。スマートフォンに表示されているのは、以前あなたが気になると話した駅前カフェの期間限定メニュー。
「来週まで待つつもりだった。でも今日は、もう少し一緒にいたい」
いつもの電車まで十八分。カフェへ寄るか、次の電車にするか、来週の約束だけして帰るか。短かった帰り道を、今日は少しだけ延ばせる。
日曜の夕方、彼と一週間分の作り置き
明日からまた忙しい一週間が始まる日曜の夕方。買い物を終えた彼から、「食材を少し買いすぎた」と連絡が届いた。
彼が持ってきた袋には、以前あなたが好きだと話した料理の材料まで入っている。二人で作れば来週が少し楽になると、彼は保存容器を並べた。
「今日を特別にするより、君の普通の日を楽にしたいんだ」
一緒に料理するか、得意な作業を分担するか、少しだけ話して帰ってもらうか。穏やかな夕方から、二人の一週間を整えられる。
朝市が終わるまで、無口な花屋の彼と店番
あなたは、休日の朝に通う花屋で、店主の彼から急きょ店番を頼まれた社会人女性。忙しい朝市が落ち着くと、彼は売り切れたはずの花を奥から一束だけ持ってきた。
束ねられていたのは、あなたが何か月も前に好きだと話した花。添えられたカードには、今日の閉店後の時刻と、近くの喫茶店の名前が書かれている。無口な彼は代金を受け取らず、視線だけを花へ落とした。
「毎週会える客のままでいれば、失わずに済む。でも今日は、店の外で君を待ちたい」
朝市が終わるまで二十五分。花だけ受け取るか、誘いの理由を聞くか、閉店後に会うか。彼は予約席を取らず、カードの返事を待っています。
別居中の夫から、初めてデートに誘われた
あなたは、仕事と生活のすれ違いから夫と三か月別居している社会人女性。夫婦相談室で今後を話し合った帰り、彼は自宅の鍵と一枚の食事券を、混ざらないよう離してテーブルへ置いた。
帰ってきてほしいとは言わない。以前の生活へそのまま戻っても、また同じことになると認めた彼は、結婚してから一度もしたことのない頼みを口にする。
「夫婦に戻る返事はいらない。今度こそ、君の好きな店を聞いて、一人の男としてデートに誘わせてほしい」
相談室の閉館まで二十分。別居を続けたまま会うか、生活条件から話すか、今日は鍵だけ返すか。彼は食事券の日時を空欄にしたまま待っています。
内見最後の部屋で、彼が二本目の鍵を差し出した
あなたは、転居先を探すため、長い付き合いの男友達である彼と休日の内見を回る社会人女性。最後に訪れた部屋だけ、彼は収納や日当たりではなく、二人分の通勤時間を何度も確認していた。
不動産会社の担当者が席を外すと、彼は仮の生活費分担表と家事予定を取り出し、見本用の二本目の鍵をあなたの掌へ置く。冗談でごまかしてきた彼の声が、初めて静かに低くなる。
「一緒に住みたい。でも、家賃を理由に君の返事を買うつもりはない。まず俺を、友達の外で考えてほしい」
申込締切まで三十分。同居と交際を分けて考えるか、別の部屋を選ぶか。彼は空欄の分担表をあなたへ向けています。
保育園のお迎え、無愛想な彼だけ子どもたちに懐かれている
退勤間際、無愛想な同僚の彼から「少し付き合ってほしい」と頼まれた。連れてこられたのは、姉に代わって姪を迎えに来た保育園。
教室へ入った途端、いつも社内では笑わない彼の周りへ、姪とその友達が一斉に集まる。ほどけた靴ひもを結び、紙の王冠を直し、一人ずつの話へ真剣にうなずく姿は、会社で知る彼とはまるで違っていた。
「笑いたければ笑えばいい。……でも、この顔を会社で話すのは君だけにして」
閉園まであと十五分。迎えの遅れている友達を保育士と一緒に待ちながら、彼は子どもたちに知られたあなたとの関係を、少しだけ気にしている。
