異種族シチュ: 67件
異種族のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 67件のシチュから選べます。
40+
獣の姿の王子が、最後の薔薇が散る前に『図書室を全部、君に』
父の身代わりとして、森の奥の古城に残ると決めた夜から、ひと月。
城の主は、大きな角と爪を持つ獣の姿をしていた。最初は怒鳴ってばかりだったその人は、近ごろ、夕食の席で私の話を最後まで聞くようになった。
今夜、彼は燭台を持って、私を城の東翼へ案内した。重い扉が開くと、天井まで届く本棚が、どこまでも続いていた。
「……本が好きだと、言っていただろう」
獣の大きな手が、扉の取っ手を離せずにいる。
西翼の塔では、ガラスの覆いの下で、一輪の薔薇が最後の花びらを残している。
「この図書室を全部、君に。……ここにいる理由が、もう一つ増えればいいと思った」
30+
獣人騎士団長は、番にだけ跪く
現代と異界が交わる都市で、あなたは獣人騎士団長から突然「番」として守られることになります。彼は誰に対しても誇り高く、決して膝を折らない男でした。
「命令しろ。俺はお前の騎士で、獣で、番だ」
守護、発情ではなく本能的な忠誠、他者への威嚇、あなたにだけ見せる服従。命令しても、甘やかしても、獣の独占欲を受け止めても楽しめる異種族シチュエーションです。
30+
満月の夜、シェアハウスの吸血鬼が『少しだけ』と私の部屋の戸を叩く
シェアハウスの一番奥の部屋に住む、夜しか起きてこない同居人。彼が吸血鬼だということは、住人の間では暗黙の了解だった。
満月の夜。深夜二時、あなたの部屋の戸が叩かれる。
「……起きてる? ごめん。少しだけ、開けて」
開けた途端、彼は戸口に額をつけて、荒い息を吐いた。夜明けまで、あと三時間。
「満月の夜は、我慢がきかないんだ。他の部屋には行かない。……君の匂いがするほうに、勝手に足が向いた」
赤くなった瞳が、あなたの首筋に落ちる。
「少しだけ。……少しで済まなかったら、殴ってでも止めて」
30+
獣人カフェの閉店後、黒豹の店員が『他の雄の匂いがする』と首筋を嗅ぐ
獣人と人間が暮らす街。通い慣れたカフェで、閉店の札が出たあとも、あなたは黒豹の獣人の店員に引き止められていた。
「今日、誰と会ってた?」
カウンター越しに身を乗り出した彼が、あなたの首筋に鼻先を寄せる。黒い耳が、ぴんと後ろに倒れた。
「……他の雄の匂いがする。気に入らない」
カウンターを回ってきた彼が、あなたを壁際に囲い込んだ。喉の奥で、低い唸り声が鳴っている。
「上書きさせて。……俺の匂いで、全部」
20+
騎士団の執務室で、狼の副団長が生理中の私から離れない
あなたは、獣人騎士団で唯一の人間の書記官。
今朝から生理が来て、少しだけ体が重い。
もちろん、誰にも言っていない。
なのに、執務室に入ってきた狼獣人の副団長が、扉の前でぴたりと止まった。
銀色の耳が、ぴくりと動く。
「……匂いが違う。どこか怪我をしたのか」
「し、してません!」
彼は眉をひそめたまま、あなたの机のまわりを一周して、椅子のすぐ横に腰を下ろした。
「なら、今日は俺がここにいる。団員を近づけない」
20+
九百年生きた不死の彼の胸の剣が、なぜか私にだけ見える
誕生日の夜、冬の防波堤。
コンビニのケーキに一本だけ立てたろうそくを、願いごとと一緒に吹き消した。
「……呼んだか」
振り向くと、黒いコートの男が立っていた。さっきまで、誰もいなかったはずなのに。
そして彼の胸には、柄まで深く刺さった一本の剣。
「その剣、痛くないんですか」
そう言った瞬間、男の顔から余裕が消えた。
九百年、誰にも見えなかった剣。それが見える者だけが、剣を抜ける。抜けば、彼はようやく終われる。
「……もう一度言ってくれ。何が、見える?」
20+
恋を知らない天使のホストクラブで、新人天使の初めての指名客になった
終電を逃した夜、路地裏の小さな扉に、光る文字が浮かんでいた。
『真実の愛で、おもてなし』
中は、白い羽を背負った美しい男性たちが接客するホストクラブ。誰も恋愛をしたことがない、本物の天使たちの店らしい。
適当に指名したのは、羽が少し小さい新人。
彼はあなたの前で緊張した顔のまま、グラスに水を注いだ。……こぼした。
「すみません! 僕、まだ一度も指名されたことがなくて」
真っ赤になった彼は、小さな声で打ち明けた。
「今夜中に『好き』っていう気持ちを知らないと、僕、天界へ送り返されるんです。……教えてくれませんか」
拾った黒猫が、朝起きたら人間の青年になっていた
雨の夜、アパートの階段の下で、濡れて震える黒猫を拾った。
タオルで拭いて、牛乳を温めて、一緒の布団で眠った。
——翌朝。
腕の中にいたのは、黒髪の青年だった。
寝ぼけた金色の目が、あなたを見上げる。
「……おはよ。昨日の牛乳、ぬるかった」
悲鳴を上げかけたあなたの口を、彼の手がそっと塞ぐ。
「大声出すなって。俺だよ、昨日の猫」
彼は首をかしげて、困ったように笑った。
「人間の姿でいられるの、たぶん七日だけ。……その間、俺のこと、どうする?」
魔王城の玉座の間で、魔王が聖女の浄化を毎晩おかわりする
あなたは、魔王を浄化するために、たった一人で魔王城へ送り込まれた聖女。
一晩目、玉座の間で全力の浄化の祈りを捧げた。魔王は膝をつき、苦しげに呻いた。
二晩目も、三晩目も、同じだった。
四十日目の今夜。玉座の間に入ると、魔王はもう、玉座の前にクッションを置いて正座して待っていた。
「遅い。今日は来ないのかと思った」
祈りを始めると、光の中で目を細めて、気持ちよさそうに息を吐く。黒い角が、なんだか前より艶々している。
「……あなた、浄化、効いてます?」
魔王は目を逸らした。
「効いている。とても。だから、毎晩来い」
それから、小さな声で付け加える。
「……王国から帰還命令の手紙が来ていただろう。あれは、燃やしておいた」
形見の指輪を拾ってくれた蛙が『お礼は、キス一回で』
母の形見の指輪を、庭園の泉に落としてしまった。
深い水の底で、金色が小さく光っている。どうしよう、と泣きそうになっていたら——
「取ってきてあげようか?」
声の主は、泉のふちにちょこんと座った、緑色の蛙だった。
蛙は返事も待たずにぽちゃんと潜って、すぐに指輪をくわえて戻ってきた。それを私の手のひらに、丁寧に置く。
「ちゃんとお返ししたよ。それで、お礼なんだけど」
蛙は小さな胸を張って、真剣な顔で言った。
「キス一回で。……いや、ふざけてるわけじゃないんだ。僕、本当はこの国の王子で——」
満月の夜だけ、人狼の夫が私を巣に閉じ込めて離さない
結婚して二年。夫は穏やかで、少し心配性で、満月の夜だけ人狼の血が目を覚ます。
いつもは自分から地下室にこもり、朝まで扉を開けない。それなのに今夜、寝室の扉を開けて入ってきたのは、金色の目をした夫だった。
毛布、枕、あなたの服。部屋じゅうのものがベッドに集められて、丸い巣のようになっている。その真ん中に、あなたが抱きかかえられて下ろされた。
「……ここにいて。どこにも行かないで」
首筋に鼻先を押し当てて、深く息を吸う。背中に回った腕は、人のものより熱くて、ほどけない。
「朝まで……俺の匂いだけ、つけてて」
夜明けまで、あと六時間。
献血ルームの閉室間際に毎回来る青白い彼が、私の腕だけを見ている
献血ルームで看護師として働いて半年。閉室五分前になると、決まって来る男性がいる。
青白い顔、季節外れのロングコート。問診票はいつも白紙のまま。そして今夜も、献血はせずに帰ろうとする。
「……今日は、やめておきます」
そう言いながら、彼の視線は、さっきの採血で袖をまくったままの、あなたの腕に落ちていた。
「あなたは、自分の血の匂いがどれだけ甘いか、知らないでしょう」
供物として差し出された私に、狐の獣人の神が九本の尾を巻きつける
日照りの続く村で、私は山の社に住む神への供物に選ばれた。
白装束で社の奥へ通されると、御簾の向こうから、金色の耳と九本の尾を持つ男が現れる。
「また人間を寄越したか。……私は娘など食わんと、何度言えばわかる」
呆れたように言いながら、彼はあなたの顎を持ち上げ、じっと見つめた。
ふわりと、柔らかい尾が一本、二本と腰に巻きつく。
「……だが、お前は帰したくないな。雨を降らせる代わりに、私の嫁になれ」
人と魔族の和平交渉で、魔王が出した最後の条件は『使者のお前と一晩』
長い戦を終わらせるため、人間の王国から使者として魔王城に送られたあなた。三日に及ぶ交渉の末、魔王は条約の羊皮紙を広げ、最後の一行を指で叩いた。
「署名してやる。ただし――条件がもう一つ」
彼は玉座から立ち上がり、あなたの顎を持ち上げる。
「使者のお前が、今夜一晩、俺の寝所に来ること。……断れば、交渉は決裂だ」
羽ペンが、あなたの手に握らされた。
生贄として捧げられた祭壇で、魔王が花嫁衣装のリボンを牙で切る
百年に一度、村から魔王へ花嫁を捧げる。今年選ばれたのは、あなただった。
月明かりの祭壇に横たえられたあなたの前に、黒い翼の魔王が降り立った。彼は白い花嫁衣装の胸元のリボンを、指ではなく牙で一本ずつ切っていく。
「生贄など、喰う気はない。……だが花嫁なら、今夜すべて我のものだ」
三本あったリボンは、もう一本しか残っていない。月が山の端に沈むまで、あと半刻。
雨の路地裏で、堕天した守護天使が黒い羽を隠せない
子どもの頃から、危ないときに限って誰かに助けられてきた。信号の手前で腕を引かれたことも、階段で背中を支えられたことも。
残業帰りの雨の路地裏で、あなたはその誰かを初めて見た。
うずくまる長身の男。濡れたコートの背中から、焼け焦げたような黒い羽がはみ出している。
「……見るな。もう、きみを守る資格はないんだ」
昨夜、あなたに向かってきた車を止めるため、彼は天の掟を破ったらしい。
「なのに、まだきみの傍を離れたくない。最低だろ」
闇市の競売で私を落札した堕天使が、『翼の手入れ係』だと言って羽を一枚ずつ預けてくる
人と人ならざる者が混ざって暮らす、夜の王都。闇市の競売で、あなたを最高値で落札したのは、黒い翼を持つ堕天使だった。
連れてこられた塔の最上階。彼は窓辺の長椅子に腰を下ろすと、片方の翼を、あなたの前にゆっくり広げた。
艶のない、傷んだ黒い羽。ところどころ、抜け落ちている。
「お前を買った理由は一つ。この翼の手入れ係だ」
命令する声は冷たいのに、翼の付け根だけが、わずかに震えている。
彼は抜けかけた羽を一枚、自分で引き抜いて、あなたの手のひらに落とした。
「堕ちてから、誰にも触らせたことはない。……触れられると、俺がどうなるか。知りたければ、確かめろ」
ワンルームで、拾った狼が人の姿のまま満月まで居座る
あなたは、ワンルームで一人暮らしをしている会社員。三日前の雨の夜、公園で震えていた大きな犬を、放っておけずに連れて帰った。
今朝、目を覚ましたら、玄関マットの上に、知らない男の人が丸まっていた。
灰色の髪。頭の上に、三角の耳。腰のあたりで、ふさふさの尻尾が床を叩いている。
「おはよ!」
跳ね起きた彼は、あなたの顔を見て、嬉しそうに笑った。
「俺、狼。満月の夜だけ人になれるんだけど、今回はなんか、次の満月まで戻れないっぽい」
「だから一か月、ここに置いて。拾ったの、あんたでしょ?」
尻尾が、ぶんぶん揺れている。
「……あと、俺、狼だから。犬って言われたの、ちょっと根に持ってる」
古城の地下で、目覚めた吸血鬼が私の名前を呼ぶ
あなたは、文化財調査の研究員。山奥の古城の地下で、封印された石棺の調査を任された。
照明を当てて、蓋の目地を測っていたとき。
石が、内側から押し上げられた。
起き上がったのは、色の抜けた髪の、若い男。古い衣装、青白い指。三百年前の肖像画と同じ顔。
彼はあなたを見て、ゆっくり瞬きをした。
そして、名乗ってもいないあなたの名前を呼んだ。
「……やはり、また来てくれた」
乾いた唇から、牙が覗く。飢えているのが、見ただけでわかる。
押しのけられた石棺の蓋の内側に、あなたの名前が、爪で何百回も刻まれていた。
それなのに彼は、口元を手で覆って、あなたから一歩離れた。
「三百年、君以外の血は飲まないと決めて眠った。……今さら、ほかのもので満たされたくない」
山奥の村の祠で、守り神が『百年ぶりの花嫁』と迎えに来る
あなたは、母の生まれた山奥の村を初めて訪れた会社員。人手の足りない夏祭りの準備を、来られない母の代わりに手伝いに来た。
夜、眠れずに外へ出ると、村はずれの古い祠に、灯りがともっていた。
鳥居の下に、白い着物の男が立っている。銀色の長い髪。人とは思えないほど整った顔。足元には、狐の尾のような影が揺れていた。
「……ようやく、来たか」
彼はあなたを見て、心底ほっとしたように笑った。
「この村の娘は、百年に一度、わしの花嫁になる約束だった。あなたの曾祖母の代で、その約束は破られた。それから、ずっと待っていた」
石段を一段下りて、彼はあなたの前に跪き、手を差し出した。
「だが、無理には連れていかない。百年待ったのだ、あと三日くらい、待てる」
祠の灯りが揺れる。
「三日後の祭りの夜まで。その間に、わしを見て、決めてほしい」
修道院の裏庭で、吸血鬼が聖女の血をひと口だけねだる
あなたは、山の修道院で暮らす聖女。夜ごと、裏庭の薔薇に水をやるのが習慣だった。
今夜、薔薇の陰に、男が倒れていた。白い肌、乾いた唇、牙。吸血鬼だ。もう何日も、血を飲んでいない。
聖女の血は、吸血鬼にとって毒になる。飲めば、内側から焼かれる。それは、彼も知っているはずだった。
なのに彼は、あなたの手首を見つめて、かすれた声で言った。
「……ひと口でいい」
自嘲するように笑うと、牙が月明かりに光った。
「焼けるのは、知っている。だから、ずっと、この修道院の外で我慢していた」
あなたの指先に、冷たい唇が触れる。それ以上は、近づいてこない。
「でも、もう、あなた以外の血は、飲めなくなってしまった」
隣の部屋の無愛想な教授は、四百年前に地球へ来た人だった
スキャンダルで炎上中のトップ女優。それが今のあなた。
マネージャーとも喧嘩して、ワインを一本空けて帰った深夜。マンションの廊下でヒールが折れ、体が大きく傾いた。
——床にぶつかる、と思った瞬間。
世界から音が消えた。舞い上がった髪も、落ちていくスマホも、宙で止まっている。
その中で、ただ一人動いていたのは、隣の部屋の大学教授だった。
「……見えているのか、これが」
彼はあなたを抱きとめたまま、驚いたように目を細める。
四百年前、この星に取り残された男。故郷へ帰る星が近づくのは、三か月後。
「今のは、忘れてください。酔っていたんでしょう」
家賃を三ヶ月滞納した吸血鬼の店子が、『代わりに、夜を払う』と言う
祖母から継いだ古いアパートの大家になって一年。二階の角部屋の住人は、昼間は一度も姿を見せない。
三ヶ月分の家賃の催促に、深夜、部屋をノックした。
「すまない。現代の金というものが、どうにも貯まらなくてね」
燭台の灯りの中、美しすぎる男が、困ったように笑う。開いた口元に、尖った牙が覗いた。
「代わりに、私の夜を払おう。……君が眠れない夜は、朝まで話し相手になる。悪くない取引だろう?」
豹の獣人の傭兵と野営するテントで、彼の尻尾が私の足首に絡む
国境の森を越えるために雇った護衛は、豹の獣人の傭兵だった。無口で、腕は確か。
野営三日目の夜。冷え込みが厳しく、一つのテントで身を寄せ合って眠ることになった。
背中合わせに横になって目を閉じると、何かがするりと足首に絡みつく。長くしなやかな、斑の尻尾。
「……勝手に動いた」
低い声が、首の後ろで響く。
「豹の尾は、欲しいものに絡む。俺の意思じゃない。……離してほしいなら、そう言え」
