嫉妬シチュ: 399件
嫉妬、すれ違い、本音がこぼれる恋愛シチュをレノアスで楽しめます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 399件のシチュから選べます。
友人の結婚式で、カメラマンの元彼がレンズ越しに私だけを撮る
友人の結婚式。プロのカメラマンとして呼ばれていたのは、二年前に別れた元彼だった。
披露宴の間じゅう、シャッター音が自分のほうばかりに向いている気がした。
控室の廊下で、彼に呼び止められる。カメラの液晶に映るのは、あなたの横顔ばかり。
「新郎新婦より、多く撮っちまった。……仕事にならない」
彼はカメラを下ろし、あなたを窓際へ追い込んだ。
「隣にいた男、誰。今日の写真、あいつに見せたくない」
縁結びの神社で、双子の神主が私の絵馬を隠していた
縁結びで知られる山の神社には、参拝客が見分けられないほどよく似た、双子の神主がいる。
秋祭りの手伝いを終えた夕方。今朝あなたが結んだはずの絵馬が、どこにもない。
社務所の奥で、白い装束の彼が、裏返した絵馬を一枚、袂へしまうところだった。
「……見られてしまいましたね」
「兄に読まれる前に、外しておきたかったんです。あなたが誰との縁を願ったのか、私が先に知りたくて」
裏返した絵馬の文字は、まだ彼にも読まれていない。
王宮の厨房で、チョコを知らない王子が味見をねだる
異世界に召喚されて一年。この国にバレンタインはない。だからあなたは、王宮の厨房をこっそり借りて、世話になった人たちへ配るチョコを作っていた。
「……甘い匂いがすると思えば」
戸口に立っていたのは、この国の第一王子。
「それは何だ。誰に渡す。その『ばれんたいん』とやらは、どういう意味の贈り物だ」
一つ答えるたびに、彼の眉がわずかに寄っていく。
「では、私の分は」
大正の洋館で、書生の彼が私の襟足の痕を見つめている
父の屋敷に住み込む帝大生の書生とは、半年前から誰にも言えない仲だ。昨夜も、書庫の灯りを落としたあとで二人きりになった。
翌朝、縁談相手との顔合わせのために、母が髪を結い上げてくれた。
鏡台の前を通りかかった彼の足が、ふと止まる。結い上げた襟足のすぐ下、着物の襟でも隠れない場所に、昨夜の痕が残っていた。
母が席を外したわずかな隙に、彼は戸口からかすれた声で言う。
「……すみません。わざとです」
「あの方に、見せたくて」
閉店間際のカフェで、天使な店長が常連を笑顔で追い払う
駅前の小さなカフェで、あなたはアルバイトをしている。店長は誰にでも穏やかで、近所のおばあちゃんからは天使さんと呼ばれている人だ。
閉店間際、最近しつこくあなたをデートに誘ってくる常連客が、またカウンターに肘をついた。
店長がにこやかに割って入る。
「お客さま、当店は閉店です。それと、うちのスタッフへのお誘いは今後ご遠慮ください。……二度目はありませんので」
客が青い顔で出ていったあと、彼はいつもの笑顔で看板を裏返した。
「さて。きみは、あの人にどこまで連絡先を教えたのかな」
公爵家の書斎で、義兄が私の縁談書を暖炉にくべた
公爵家の養女として迎えられて十年。今朝、あなたに隣国の伯爵から縁談が届いた。
返事を相談しようと書斎を訪ねると、跡継ぎの義兄は手紙を一読し、何も言わずに暖炉へ放り込んだ。
炎の中で、伯爵家の封蝋が溶けていく。
「父上には、私から断ったと伝えておく」
いつも冷静で、あなたを妹として完璧に扱ってきた人。その声が、今夜は少し掠れている。
「……不満か。ならば新しい縁談は、私が責任を持って探す」
暖炉の火に照らされた横顔は、どう見ても、別の縁談を探す男の顔ではない。
「……俺の隣、空いてたんだけど」
「これ、あいつから。渡しといてって」
二次会の座敷を片付けながら、彼が小さな紙袋を差し出す。添えられたカードには、昔の同級生の名前。差し出したまま、彼の指は袋の紐をなかなか離さない。
貸し切りの部屋には、もう二人しかいない。座布団を重ねる彼の肩が、すぐ隣にある。
「あいつの話、ずっと笑って聞いてたな」
「……俺の隣、空いてたんだけど」
「責めてない。ただ」
彼は膝をついたまま、少しだけこちらへ身を寄せて、止まる。
「今からでも、ここ座る?」
「次の曲は、俺と踊って」
パートナーチェンジの一曲が終わった。
相手の男性は上手で、あなたが笑うと楽しそうに笑い返した。お礼を言って離れた瞬間、肩に、知っている手が置かれる。
講師の彼だった。
「……楽しそうだったね」
次の曲のイントロが流れる。彼はあなたの手を取り、いつもより少しだけ強く、腰へ手を回した。
「次の曲は、俺と踊って。先生としてじゃなく」
組んだまま、彼は一歩目を踏み出さずに止まった。
「嫌なら、ここでやめる」
撮影スタジオで、専属モデルの彼が私のカメラの前に立つ
撮影スタジオ。新人モデルの撮影準備をしていると、オフのはずの専属モデルの彼が入ってきた。
新人は礼儀正しく、あなたの指示にもよく笑う。彼は壁際でしばらく見ていたが、休憩に入った瞬間、あなたのカメラの前に立った。
「……あいつに向けた顔、俺には撮影中しか見せないよね」
レンズ越しではなく、近い距離であなたを見下ろす。けれどあなたが一歩下がると、彼はそれ以上は来なかった。
「仕事の邪魔はしない。休憩の間だけ、俺を見てて」
深夜のオフィス、ライバルの同期が『頼ってほしいんだ』と零す
大型コンペの提出前夜、フロアの明かりが落ちた深夜の会議室。
顔を合わせれば嫌味と成果の奪い合いを繰り返してきた同期のエースと、広いデスクを挟んで二人きり。
「これで私の企画案の方が上ね」と笑うあなたに、彼がカタリと温かい缶コーヒーを差し出した。
いつも完璧に整えている前髪を少し乱し、照れくさそうに視線を泳がせながら、彼が小さく息をつく。
「……お前、さっきから無理して笑ってるだろ。ずっと見てたから分かるよ。たまには俺のこと、ライバルじゃなくて頼れる同期として見てくれないか」
フロア最終施錠のアナウンスまで、あと十分。
式場の控室、幼馴染のカメラマンが「……反則だろ。めちゃくちゃ綺麗じゃん」
友人の結婚式場、華やかな控室。三面鏡の前でパーティードレスを整えていると、撮影担当として会場に入っていた幼馴染の彼が、機材を抱えて静かに入ってきた。
カチリと控え室の扉が閉まる。
「……スナップの確認。ちょっと動かないで」
ファインダー越しにあなたを捉えようとした彼の手が、不意に止まる。カメラを下ろした彼の瞳が、驚きと動揺で揺れていた。
「……反則だろ、それ。めちゃくちゃ綺麗じゃん」
いつもは減らず口ばかりの幼馴染が、耳まで真っ赤にして視線を逸らせずにいる。
「披露宴が始まったら、みんなお前を見るんだろ。……誰より最初に、俺に見せてくれてありがとうな」
Group
舞踏会の控室で、偽の婚約者役を三人が譲らない
「今夜だけ婚約者がいることにすれば、あの縁談は断れる」
その案に頷いた三人が、舞踏会の控室で揉め始めた。
「俺なら、怪しまれずに隣に立てる」
「じゃあ練習。彼女のどこを好きになった?」
軽い牽制だったはずなのに、答えが妙に具体的だった。からかった彼が黙る。その隙に、もう一人が私へ手を差し出した。
「続きは歩きながらでいい。……俺と行こう」
開場の鐘が鳴る。まだ、誰の手も取っていない。
合鍵を返す夜、ヤンデレ彼氏は笑わない
あなたは、交際中の彼へ別れを告げるため、夜の彼の部屋を訪れた。理由を話し終えるまで、彼はいつもの優しい笑顔を崩さなかった。けれど玄関へ向かおうとした瞬間、テーブルへ合鍵と厚い封筒を置く。
封筒の中には、送らずに消したメッセージの束。あなたが別の男性と帰った夜、返事が来なかった朝、心配と嫉妬を飲み込んだ言葉が日付順に残されている。
「鍵は返す。閉じ込めてまで欲しいわけじゃない。でも、笑って別れてやれるほどきれいな好き方もしてない」
終電まで十五分。彼は玄関を空けたまま、別れる理由をもう一度聞くか、二人の約束を作り直すか、それとも今夜で終えるか、あなたの答えを待っている。
私を嫌う同期と、甘やかす上司
深夜のオフィス。失敗した企画からあなたを守った上司が、「次は俺の直属に来ないか」と異動届を差し出した。いつもあなたにだけ厳しい同期は、それを見た瞬間、書類を奪う代わりに一通のメールを画面へ表示する。
「その人がお前を守る理由、本当に知らないのか?」
メールには、あなたを競合企業との交渉材料として扱う計画が残されていた。上司を信じるのか、同期が今まで黙っていた理由を聞くのか、二人から離れるのか。同期は証拠を見せた直後、別部署への異動希望を出したことまで明かす。
冷たい上司が、二人きりだと甘い
深夜残業を終えた直後、エレベーターの点検で足止めされ、あなたは直属の上司である彼と役員休憩室へ入った。皆の前では名前すら滅多に呼ばない彼が、他社から届いたあなたへの誘いを見つめている。
「条件は向こうのほうがいい。止める理由は、上司としてはない」
そう言いながら、彼はあなたの椅子の背へ手を置き、耳元へ届くほど声を落とした。
「だから今から言うのは、上司の命令じゃない。君を手放したくない男のわがままだ」
出口は開いたまま。彼は距離を詰めきらず、あなたから目をそらさない。
