本音シチュ: 427件
本音のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 427件のシチュから選べます。
朝起きたら、片思いの同僚の家の猫になっていた
目を覚ますと、視界がやけに低かった。
ふかふかのクッション。見慣れない部屋。白い前足。――前足?
窓ガラスに映っていたのは、白い猫になったあなた。キッチンから顔を出したのは、職場で隣の席の同僚だった。会社では無口で、目が合うとすぐそらす人。
「おはよう。……今日もかわいいな、お前」
聞いたことのない甘い声で、彼はあなたを抱き上げる。
「なあ、聞いてくれる? 隣の席の人がさ、昨日――」
そこで言葉を切って、彼はあなたの額に、自分の額をくっつけた。
「……まだ、名前もちゃんと呼べてないんだけど」
帰りの電車で、毎日『一駅だけ肩貸して』と頼んでくる同期
帰る方向が同じ同期は、毎日同じ電車で「一駅だけ肩貸して」と頼んでくる。
コンビニのコーヒー、明日の会議資料、面倒な電話の代わり。交換条件は毎回違って、断ると「今日もだめか」と素直に笑う。
今日、営業の先輩に明日一緒に帰ろうと誘われた話をしたら、彼はいつものお願いをしなかった。
「……明日も、この電車乗る?」
私の降りる駅まで、あと三駅。
彼の車の助手席、シートの位置が私の時と違う
週末のドライブ。いつものように彼の車の助手席に乗り込んだ瞬間、膝がダッシュボードに当たりそうになった。
シートが、ずいぶん前に出ている。背もたれも、あなたが好きな角度より立っている。
「あ、それ……この前、会社の人乗せたから」
彼はすぐにそう言って、エンジンをかけた。けれどドリンクホルダーには、あなたが飲まない銘柄の紅茶。サンバイザーの鏡は開いたまま。
「どうしたの? 行こうよ」
笑う彼の横顔が、ほんの少しだけ、こちらを見ない。
宅飲みの後片付けで、友達全員に二人きりにされた
大学時代の仲間で集まった、あなたの部屋での宅飲み。終電が近づくと、なぜか全員が一斉に立ち上がった。
「あ、私たち帰るわ。片付けは二人でよろしく」
玄関の扉が閉まり、残されたのは、あなたと、ずっと気になっている男友達。
テーブルのスマホが鳴る。友達のグループに届いた一件だけのメッセージ。
『いい加減にしろ、両方』
画面をのぞき込んだ彼が、グラスを持ったまま固まった。
「……両方って、どういう意味だと思う?」
マッチングアプリで「好きなタイプ」を読んだ幼なじみが笑わない
幼なじみの彼の部屋で飲んでいた夜。登録したばかりのマッチングアプリを見せたら、彼がスマホを取り上げた。
『好きなタイプ: 背が高い、料理が上手い、昔からそばにいてくれる人』
読み上げた彼は、いつものようには笑わなかった。
「……これ、全部俺じゃん」
スマホを置き、ソファに座るあなたの両側に手をつく。
「アプリ、消して。俺で試せばいいだろ」
旅館のベッドで、彼が寝言のふりをする
旅館の朝、まだ寝ているはずの彼があなたの名前を呼ぶ。返事を待つように指先だけが布団から出ている。
目を閉じたままなのに笑いをこらえ、あなたが起きる気配にはすぐ反応する。
机には彼が昨夜確認した朝食の券。寝坊させる気はないらしい。ただ、忙しい朝にいつも言えない一言を、この旅の間に聞きたそうだ。
「寝言だから、一回だけ甘えても許して」
朝食の予約まで二十分。
ラウンジで、社長に「君との結婚が欲しい」
ホテルのラウンジ。お見合い相手の社長は、経歴の書かれた紹介状を閉じた。仕事の条件を詰めるように落ち着いていた声が、次の一言で変わる。
「会社のために結婚する気はない。今日、君と会って続きを知りたくなった」
彼は名刺を脇へよけ、テーブル越しにあなたを見る。
「俺が欲しいのは、肩書きにうなずく相手じゃない。君との結婚を、本気で考えたい」
答えを出すには早すぎる言葉を、彼は冗談に逃がさなかった。
異動する先輩へ渡せなかった送別品
憧れていた先輩が、別の支社へ異動する最終日。送別会では皆に囲まれていて、用意した小さな贈り物を渡せないまま、あなたは自分の机へ戻ってきた。
帰り支度をしていると、先輩の彼が包装を見つけて足を止める。自分宛てだと決めつけずに尋ねた後、受け取る前にスマートフォンを伏せて、まっすぐこちらを向いた。
「これを受け取ったら、異動しても君に連絡していい?」
彼の最終退社まで十分。贈り物を渡すか、感謝だけ伝えるか、連絡先を交換するか。離れる日が、二人にとって新しい始まりになるかもしれない。
大人の婚活ロマンス
あなたは、仕事も暮らしも一人で回せる社会人。けれど結婚だけが思いどおりにならない。最後と決めて参加した成人限定の婚活イベントでも、年齢や仕事を条件表で比べられ、あなたは希望カードを白紙で出そうとしていた。
終了五分前、会場で最も条件がいいと騒がれていた彼が、親族から渡された理想の相手リストを破り、あなたの向かいへ座る。
「完璧な相手を選ぶ話は、もう終わりにしたい。欠点まで見せたうえで、まず一度、俺と話してくれませんか」
希望カードの回収まで五分。彼の家や肩書きを疑うか、互いに譲れない条件を一つずつ話すか、今日は選ばないと伝えるか。おとぎ話ではなく、対等な二人の相談から始められます。
恋リア最終日、人気No.1の彼が私の部屋に来た
恋愛リアリティーショー、共同生活最後の夜。このあと男性参加者は、もう一度会いたい女性を一人だけ選び、告白会場で花を渡す。
選択した彼は番組人気No.1。誰にでも優しく、どの女性とのデートも盛り上げる彼には、視聴者公認の相手がいる。今夜もその人気女性を選ぶと、出演者もスタッフも思っていた。
あなたは自分が選ばれるとは思わず、部屋で荷物をまとめている。告白開始まであと五分。扉を強くノックする音がして、開けると、会場にいるはずの彼が一輪の花を持って立っていた。
「みんなは、俺が誰を選ぶか決まってると思ってる。でも最後に話したいのは、君だった」
彼は花をまだ差し出さない。廊下ではスタッフが名前を呼び、告白会場へ戻るよう急かしている。
「君が俺を選ばなくてもいい。それでも、何も言わずに帰られるのは嫌だ」
花を受け取るか。人気女性との関係を聞くか。今まで何も言わなかった理由を問い詰めるか。自分は別の男性を選ぶと伝えるか。それとも、全員が待つ告白会場で言ってほしいと返すか。彼はあなたの返事を聞くため、人気も台本も置いて部屋まで来ている。
偽装新婚ハウスへようこそ
新築住宅の内覧イベントで、あなたと彼は抽選特典を受け取るため新婚夫婦を演じることになった。案内役から馴れ初めを聞かれた彼は、用意された台本を閉じ、二人しか知らない出会いの日を答える。
寝室へ案内されると、彼は二人分の合鍵を見つめたまま笑わない。
「演技なら、君が嫌がったところでやめる。でも……俺が今から話す将来まで、全部嘘にしたくない」
次の見学客が来るまで五分。彼は合鍵を一本、あなたの返事を待つように差し出している。
バイト先の休憩室で、私の心の声だけ店長に全部聞こえている
バイト先のカフェの休憩室。店長と二人きりの、まかないの時間。
無愛想で、褒めてくれたことなんて一度もない人。あなたは黙ってパスタを食べながら、心の中でだけ思った。
(……今日の腕まくり、かっこいいな)
向かいの店長が、むせた。
「……今、なんか言った?」
(言ってない。何も言ってない。というか、耳赤くない?)
「赤くない」
即答してから、店長はしまった、という顔でフォークを置いた。
屋台で、振られた幼なじみが「全然平気」と三杯目
あなたは、彼の幼なじみ。家が三軒隣で、子どもの頃から失恋の報告だけはお互いに一番にしてきた。
今夜の呼び出しは、短いメッセージ一行だった。『おでん食いたい』
川沿いの屋台。暖簾をくぐると、彼はもう二杯目を空けていた。
「振られた。三年付き合って、昨日、駅で」
笑いながら言って、すぐ大根を割る。
「全然平気。むしろスッキリした。向こうのほうが正しいし」
店主に三杯目を頼む声が、少しだけ大きい。あなたの皿に、あなたの好きなはんぺんを黙って乗せてくる。
「……お前に話すと、なんか、ほんとに終わった気がすんな」
屋台の明かりが一つ落ちた。閉店まで、あと二十分。
二次会のホテルで、ドレスの女に見惚れた幼馴染に怒ってしまう
あなたは、幼馴染の彼と、共通の友人の結婚式に来ている。付き合ってはいない。少なくとも、まだ。
二次会のあいだ、彼はずっと新婦の友人の、背中の大きく開いたドレスを見ていた。
「……鼻の下、伸びてたよ」
ホテルのロビーで、言うつもりのなかった言葉が出た。自分でも驚くくらい、冷たい声で。
彼は少しのあいだ黙ってあなたを見て、ポケットからカードキーを出した。彼が泊まる、このホテルの部屋の。
「なんで怒ってんの。付き合ってないのに」
「その理由、部屋で聞かせて」
同棲する部屋の内見で、不動産屋が『先週もご一緒の方と』と言いかけた
二人で暮らす部屋を探して、三件目の内見。日当たりのいい2LDKで、彼は「ここ、いいじゃん」と窓を開けた。
担当の不動産屋が、にこやかに資料をめくる。
「やっぱりこちら、気に入っていただけましたか。先週もご一緒の方と、かなり長く見ていかれて――」
言いかけて、不動産屋の顔があなたを見て止まった。
「……あ。失礼しました、別のお客様と記憶違いを」
先週の土曜、彼は「実家に帰る」と言っていた。
窓辺の彼が、ゆっくり振り返る。
「……違う。それ、違うから」
不動産屋が「少し外しますね」と玄関を出ていく。
何もない部屋に、二人だけが残された。
二十年おかん扱いしてきた幼馴染が、私に彼氏ができたと聞いて黙った
隣の部屋に住む幼馴染は、人気者で、生活力ゼロ。二十年、ご飯を作って、起こして、世話を焼いてきた。それでも彼にとって私は『おかん』。
もう疲れた。今夜、晩ごはんのタッパーを渡すついでに言った。
「もう、これで最後ね。私、彼氏できたから」
いつもなら『よかったじゃん』と笑う彼が、タッパーを受け取ったまま、黙っている。
「……誰。どこの、誰」
余命一年の私が、幼なじみに『一日だけ、花婿になって』と頼んだ
余命一年。そう告げられて、真っ先に思い浮かんだのは、子どもの頃の夢だった。
ウエディングドレスを着ること。
地元の川沿いの土手に、何年も疎遠だった幼なじみを呼び出した。
「来月、フォトウエディングの予約を取ったの。だから……一日だけ、私の花婿になってくれない?」
笑ってくれると思ったのに。彼は笑わなかった。
「……一日だけ、って何だよ」
洋館の書斎で、耳が聞こえないはずの主人が私の独り言に答えた
耳の聞こえない若い主人の屋敷に、筆談係として住み込んで三か月。
彼に届かないのをいいことに、私は毎晩、書斎で独り言をこぼしてきた。仕事の愚痴も、誰にも言えない本音も。
今夜も、筆談帳を片づけながら呟いた。
「……この人の声、一度だけ聞いてみたいな」
万年筆の音が止まる。
彼は顔を上げないまま、初めて声を出した。
「何を、聞かせてほしい?」
机の上の筆談帳。最後のページにだけ、私に見せないよう伏せて書かれた一行がある。
明日の朝には、彼の縁談相手が屋敷に来る。
酔って本音を漏らしたら、腐れ縁の同僚が『俺で試してみる?』
大学からの友達で、今は会社の同僚。何でも話せる、一番気楽な相手。
だから宅飲みの勢いで、言っちゃいけないことまで言った。
「一回くらい、満足するまで愛されてみたいんだよね……」
沈黙。缶を置く音。
いつもの軽口を待っていたのに、彼は笑わなかった。
「……じゃあ、俺で試してみる?」
初めて見る、男の顔。
「今から、友達やめようか」
幼馴染の結婚式の前夜、新郎控室に呼ばれ『式を壊すか、俺を壊すか選べ』と言われる
物心ついたときから隣にいた幼馴染が、明日、結婚する。
前日準備が終わった夜、あなたのスマホに彼から一言だけ届いた。『控室に来て』
新郎控室には、明日着るタキシードが掛けられている。彼はシャツの襟を緩めたまま、窓辺に立っていた。
「お前が『おめでとう』って言ったとき、止めてくれるのを待ってた」
振り向いた彼が、あなたの手首を掴んで壁へ押しつける。
「二十年、ずっと言えなかった。……もう時間がない。式を壊すか、俺を壊すか、お前が選べ」
耳の聞こえないクラスメイトが、筆談ノートに私にだけ本音を書く
クラスの彼は、耳が聞こえない。
授業はノートテイクと補聴の機器で受けていて、休み時間は、いつも一人で窓の外を見ている。話しかけるクラスメイトは、だんだん減っていった。
席替えで隣になった日、私は自分のノートの端に書いて、そっと滑らせた。
『よろしく』
彼は少し驚いた顔をして、それから、きれいな字で返してきた。
『よろしく。……みんなに聞かれる前に言っとく。耳のことは、生まれつきじゃない』
ペンが止まって、もう一行。
『理由は、まだ誰にも話してない』
次の席替えまで、一か月。
合コン帰りのマンション前で、俺様な幼なじみが待っていた
合コンの帰り、終電を降りてマンションへ着くと、エントランスの前に見慣れた背の高い影があった。
「遅い。何時だと思ってる」
隣の部屋に住む幼なじみ。昔から勝手で偉そうで、あなたの予定まで把握している男だ。
「どうだった。……いい男でもいたか」
答える前に、彼はあなたのスマホを顎で指す。画面には、さっき交換したばかりの連絡先の通知。
「そいつ、消せよ。……いや、今のは命令じゃない」
言い直した彼は髪をかき上げ、エントランスの扉を開けたまま、自分は先に入ろうとしない。
引っ越しの朝、隣の彼が『初恋だった』と過去形で言う
転勤で地元を離れる朝。最後の段ボールを運び出してくれたのは、生まれたときから隣の家に住む幼なじみの彼だった。
空っぽになったあなたの部屋で、彼は窓枠に残った小さな落書きを指でなぞる。小学生のころ、二人で彫った相合傘。
「言っとくけど、初恋だったんだよ。……昔の話な」
笑って言うくせに、外の引っ越しトラックへ目をやったまま、あなたの方を見ない。玄関先に置いた最後の段ボールから、彼はまだ手を離さない。
トラックの運転手が、出発の時間だと声をかけてきた。
台所で、彼が隠したケーキを尋問する
冷蔵庫で二人分の小さなケーキを見つける。記念日でもないのに用意した理由を聞くと、彼がレシートを裏返す。
何でもない日だと言う口元にクリームが残り、手書きのプレートだけ隠そうとする。
今日は、二人が同じ家へ帰り始めて百日目。日付を覚えていた彼は、その理由を自分から言うことだけが恥ずかしいらしい。
「三つ質問していい。でも、その袋は最後にして」
持ち帰ったアイスが溶けるまで。
